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【アカツキのなぜ?#02】新卒のチームリーダーは、どうやって生まれるのか?

まもなく4月、新入社員を迎える季節がめぐってきます。
アカツキでも、新メンバーを迎える準備が着々と進んでいます。

「アカツキには優秀な若手社員が多いですね」という声をいただくことがよくあります。
「入社したら、すぐ上の先輩たちが優秀で驚いた」と話す新入社員もいます。

アカツキでは、経験の浅い若手社員が早くから活躍しているのはなぜなのか?

今回は新卒1年目でゲームタイトルのリーダーを務めている岸田さん、同じチームで彼をサポートする同期の黒川さんと国松さんが、どんな風にチームづくりをしてきたのか聞いてみました。

岸田 哲宜 -Tetsunari Kishida-
2017年4月入社 ソーシャルゲームタイトルのプランナーを経て、現場責任者に。
性格:部屋の片付けができない。家事が嫌い。ネコが好き
最近のマイブーム:サウナ
好きなアイドル:齋藤飛鳥
板尾創路に似ているとよく言われる。

黒川 将志 -Masashi Kurokawa-
2017年4月入社 岸田と同チームで主にプランナーの工数管理を担当。
大学時代は、友人とプロダクトデザインのコンペに打ち込む。アプリ企画・制作・リリースなども経験。
性格:温厚。「愛」「幸せ」という言葉が大好き。
桐谷健太に似ているとよく言われる

国松 耕佑 -Kosuke Kunimatsu-
岸田と同チームで主にデバッカーチームのリーダーとしてメンバーを束ねる。
大学4年間は体育会ゴルフ部に所属し、4年目は幹部として活動。
ベストスコアは71。入社後もゴルフサークル、野球サークルに所属。
性格:負けず嫌い、熱血体育会系
好きな筋肉:上腕二頭筋、三角筋。
ゴリラに似ているとよく言われる。

会社を成長させるのは俺の仕事だ! (岸田)

岸田さんがアカツキに入社しようと思った理由は?

僕、就活の時は結構緻密に企業分析をしていました(笑)いくつかの企業をそれぞれ要素分解した上で点数化して評価して。その上で、成長軸と人軸で大きく2つに分けて働きたい会社を絞りました。成長軸でいうと「とにかくたくさん成長したい」という自分の希望を実現するためには、PDCAを回しやすい事業ドメインであること、自分に打席が回ってきやすいことが条件でした。成長フェーズの企業であれば新たなポストができるので自分にも打席が回ってきて活躍できるだろうという考えです。人軸では、一緒に働いている人たちが楽しく働いている会社がいい。この条件で大手企業も含めて総合的に判断しました。

へぇ、分析結果を見て、冷静に判断してアカツキに?

いえ。それだけではなくて…最後は「ここで働いたらワクワクするか?」を考えました。そこまでやって最後に残ったのは、アカツキだけでした。ちょっとミーハーな理由なんですが、オフィスに草が生い茂ってて、みんなが裸足で仕事をしている。常識に縛られずにイキイキ働いている姿にもワクワクしました。
毎日の朝会のGood&Newから、1年に1回の周年祭まで、いろんな人と関われる仕組みがたくさんあったのも魅力的でした。

岸田さんは、入社して間もないうちから「9ヶ月でプロジェクトリーダーになります!」と、ミーティングや雑談でも口にしていたそうですが、なぜですか?

一番の理由はシンプルで、アカツキが大好きで、ここにいる人たちが大好きだからです。みんなが喜んだり、楽しそうにしている姿を見たいというのが、まずありました。

もう1つは、30人いる同期の中で一番早く成長して会社に貢献したいという思いです。一刻も早く自分がリーダーとして成長すれば、Akatsuki Gold Journeys 2020(2020年をゴールとしたアカツキの企業目標)に貢献できると。そして、同期みんなの成長スピードも促進できるという思いがありました。
会社と同期のみんなの成長、どちらにも自分の力が役立ったら幸せなことだと。

それは岸田さんの学生時代のリーダー経験などからきている思い?

僕、実はリーダー経験がないんです。なのに、なぜリーダーを志望したのか疑問に思われるかもしれません。学生時代から何でも自分がやると大抵のことは形にできるケースが多かったんです。それで自信があったのだと思います。その一方で、自分が苦手とする「人を巻き込む力」もアカツキでつけたいと考えていました。これも早いうちにリーダーを経験したかった理由です。

実際にリーダーを任された時の気分はどんなものでした?

任されたときは「思いを言葉にし続けてよかった!」と思いました。僕に限らず、アカツキの人は自身の夢ややりたいことを宣言する人が多いですね。今思えば、なんてこと言ってしまったんだ!と思うときもありますが(笑)。


入社1年目からリーダーとして活躍できた理由って何なのでしょう?

新卒の僕がリーダーになってもチームのみんなが「なんで?」とならず、チームとして支えてくれたからです。僕以前にも若いリーダーを育てた経験のあるメンバーがいて、リーダー育成に長けているチームだったんです。こちらの先輩の記事に経緯がありますが、僕らのチームは「人材輩出チーム」という位置付けでも価値を出そうと活動しているチームでした。新卒を受け入れ、早い段階でリーダーの経験を積ませる。そしてリーダーが板についてきたら、他のプロジェクトに異動する。また新たな人をリーダーに据えるというサイクルです。

だから、メンバーの皆さんからすれば「今度のリーダーは岸田か」くらいにしか思っていなかったかも(笑)そのような訳で、僕は文字通り「メンバーの皆さんにリーダーへと育てていただいた」と思っています。同期の黒川と国松も同じように育ててもらいながら、僕と一緒に立ってチームを引っ張ってくれました。この2人の存在も不可欠で、もしいなかったら、僕のリーダー修行は成り立たなかったと思っています。

リーダーをやってみて、どうですか?

予想以上に領域が広く、重い仕事が多いことを思い知りました。毎日がストレスフルでした。やってみて初めて、30人のチームを動かすのがこれほど難しいものだと知ったんです。新人の僕らには、まだゲームの知見がない。その上、チームメンバーは全員が年上。まだ信頼関係も築けていない。リーダーとはいえ、自分が話す言葉もまだ薄っぺらくて…。一番苦労したのは、意思決定でした。

意思決定については、メンバーにも相談した?

はい。メンバーに意見を聞いてみました。すると「なんでも岸田さんが決めちゃってる」と。「そうだよな、社会人スキル数ヶ月の自分にできることなんて、そんなにないよな」って、気づかされたんです。それ以降は、すべてを自分で決めず、経験ある人に相談を重ね、その上で意思決定をする機会を増やしました。

経験が浅いところは、知見があるメンバーのアドバイスを参考に意思決定していったんですね。
そして同期の2人にも相談したり、サポートしてもらいながら1つずつ階段を上っていった感じですか。

2人にもよく相談していました。黒川も国松もどんなに状況が厳しい時にも頼れる存在だったので。2人がいるから、しんどいときもなんとか会社に来られたし、2人の前だと僕は素をさらけ出せる。「頼むわー」ってお願いすると、必ず助けてくれます。しんどい時も夜中いっしょに飯食って、プライベートの話もしてきた。好きな仲間と一緒に仕事できて幸せです。たぶん黒川と国松がいなければ、この1年これほど頑張れなかったです。

今後、岸田さんが目指したいリーダー像は?

「口先だけじゃない、会社を背負っているリーダー」を目指したいですね。入社前からアカツキには優秀な先輩が多いと感じていたんです。先輩の朝岡さんの記事を読んで「すごい人がいるな。1年目や2年目でプロジェクトリーダーをしてるんだ」と感じていたのですが、入社後も「自分がやらなきゃ会社が回らない」ぐらいの気持ちで働いている先輩が多いことに衝撃を受けました。「不満を言わずに不安を解決」している。グチを言わないのは、完全に仕事を自分ごと化しているからっていうのが、すごくカッコいい。僕もそんなリーダーになります!


「この人!」と決めたら徹底的に支える! (黒川) 

黒川さんがアカツキに入社しようと思ったきっかけは?

僕は就活を重視していなくて、最初はちょっと適当にやっていたんです…。アカツキへの入社は「直感」で決めました。面接で会った人たちがまっすぐ向き合ってくれて、しかも目を輝かせていた。何?この目の輝きは?何を原動力に目をキラキラさせているの?とすごく気になったんです。

面接では、人事の方に「ウサン臭い」と映ったのか「本音で話しているの?」と厳しめの突っ込みを受けたこともありました。自分の人間としての根幹をじっくり見つめられているようで、驚くのと同時に、そんな風に向き合ってくれるアカツキの人の対応が心に刺さりました。

黒川さんのチームでの役割は?

僕は岸田のチームで、プランナーの工数管理と岸田のサポートをしてきました。僕自身はリーダーシップをとりたいタイプではないので、信頼している岸田がリーダーになったのがむしろモチベーションになりましたね。

リーダー志望ではないけど、自分がこれをやりたいというものは?

僕の場合、学生時代から「この人の力になりたい」という気持ちを原動力に動いてきました。仕事でもそのスタイルなんだと気づいて。岸田は同期のエースで、めちゃくちゃアカツキが好きでアカツキを成長させたい、ずっと続く企業であってほしいと強く願っていて、同期の誰よりも頑張ってリーダーになった。ところが、いざリーダーになった岸田は、すごく苦しむようになりました。

リーダー職になって苦しむようになった?

そうです。仕事が大好きなあの岸田が、しんどそうで。すごく辛そうに飯を食っていた。初めてのリーダー職だから、さすがの岸田でも壁を前にして途方に暮れることが多かったんだと思います。その姿を見て、僕はとにかく支えたいって。「岸田は今、必死で頑張っているからこそ辛いんだ」と思ったら、もう放っておけなかったです。岸田の熱さに心打たれて、僕はサポートに徹することを心に決めました。その気持ちは国松も同じだったと思います。

そんなことがあって、リーダー岸田さんを中心とした3人でのチーム運営が本格的に動き出したんですね。

はい。ただ、運営は自分たち3人だけの力ではできません。僕たちの体制が機能した最大のポイントは、アカツキのメンバーが作る「悪意なき環境」だと思います。メンバーみんなが自走しているので、僕らがマネジメントしてるように見えるかもしれませんが(笑)基本は「愛で動いているチーム」です!

愛で動いているチーム、ですか。とてもアカツキらしいフレーズですね。
タッグを組んだ国松さんは黒川さんにとってどんな存在でしたか?

国松は、いてくれるだけで「ああ、国松がいるから大丈夫だ」と思わせてくれるんです(笑)存在だけで空気を和らげてくれて、厳しい場面でもみんなが暗くならずにいられるんです。いるだけで何かできてしまうってすごいですよね?僕、入社して間もなく、会社がちょっと辛くなった時もあったんですけど、国松が会社にいると辛くないっていう(笑)

一緒に組む仲間が岸田さんと国松さんじゃなかったら、黒川さんの「サポートしたいスイッチ」は入らなかった?

興味ない人には、ここまでできなかったかも(笑)誠実で言葉に裏付けのある仕事をする岸田、そして信頼できる国松だから、僕らしい仕事ができたんだと思っています。

今後、黒川さんが目指す姿は?

次のチームが決まり、尊敬できる先輩にさっそく出会えましたので、とことんついて行ってさらに成長したいと思います!各プロジェクトと連携してゲーム事業をもっともっと盛り上げていきたいですね。

みんなのハートに火をつけるのは俺だ!(国松)

国松さんがアカツキに入社しようと思ったきっかけは?

就活では大手保険会社や大手広告代理店など大企業ばかり見ていたんです。そんな時、アカツキ代表の塩田さんに出会った。僕が安定を重視していると話したところ「安定って変化に対応できることなんだよ。アカツキは変化に一番強い会社だから、興味があったらおいでよ!」と話してくれて、その言葉が心に刺さった。それ以降、どこの会社に行っても塩田さんの言葉を反芻するようになって。気づいたらアカツキに来ていました(笑)

「ゲームに興味がなかった」って本当ですか?

本当です。当時はゲーム事業部以外への配属を希望したんですが、なぜかゲームに配属されて。
最初は不満もまぁまぁありました(笑)でも、このチームに入ったおかげで、愛を持って働いている先輩とチームに出会い、育ててもらえたんです。少なくとも、会社のことを考えて動くなんて当時の自分にはできなかったけど、先輩たちは違いました。岸田も話していたように、仕事を完全に自分ごと化して働いていたんです。僕もこれには大きな影響を受けました。

国松さんからは、リーダー岸田さんはどう見えていた?

岸田は、ものすごくガムシャラです。ぼくはスマートにやりたいタイプだけど、岸田いきなりガムシャラやん。死ぬ気でやってるなって。

自分がリーダーじゃなく、岸田さんがいいと思った?

自分は入社したてで、ゲーム事業にまだ熱くなれていない。ならば、熱量の高いリーダー岸田を支えてプロジェクトを軌道に乗せていきたいと思いました。実は小学校からリーダーしかやったことなかったんですが、大学で初めてサポート側を体験したんです。ゴルフ部のキャプテン候補として活動していたある日、ひょんなことでマネージャーになって。合宿のホテルや食事を手配したり、プレーに集中できる環境づくりをしました。みんなの喜ぶ顔がめちゃくちゃうれしいことを知って。その経験もあり「ここではリーダーじゃなく、岸田を支える側になりたい。チームのみんなを喜ばせたい」と思い、サポートにつきました。

熱い岸田さんに対して、サポート2人のキャラクターは?

黒川には、見返りを求めない愛があります。僕らが信頼すればするほど黒川からも信頼が返ってくる。「助けて!」「いいよ!」って、いつも手を差し伸べてくれる。黒川がいるから「仏(ホトケ)のコミュニケーション」が成り立っていた。だから黒川が困ってる時はこちらも無条件で助けたくなります。

それって、まさにアカツキが大切にしている「信頼貯金」ですね。
国松さんは、チームディナーなどを企画してチームをモチベートする機会を率先して作っていると聞いていますが、自分ではどんなキャラクターだと思う?

僕ですか?もちろん僕はチームのひきしめキャラですよ!(笑)
チームディナーも、みんなの心がつながる場をできるだけ作ろう、一人でも多くの心に火をつけていこうという気持ちで動いてきました。

今後、国松さんが目指す姿は?

異動で新規事業関連のチーム配属になりましたので、知見を増やしていきたいですね。僕ら3人それぞれ新たなフィールドで働くことになったので、チームは分かれてしまいますが、横串で連携できることも多いはず。後輩も入ってくるので、経験を積んで背中を見せられるようになりたいです。

インタビューを通じて、岸田さんたち新人によるチームマネジメントの背景として見えてきたのは

・「並外れた熱量」を持っていること

・仕事を「自分ごと化」していること

・「支えたい」エンゲージメントの高いメンバーに恵まれたこと、でした。

若手リーダーの活躍には、先輩メンバーのサポートも不可欠ということもわかりました。そして、少し前を走る先輩たちの熱い背中が、後に続く後輩にスイッチを入れる。そんな好循環も、若いリーダーたちが裁量を持って活躍する土壌になっています。

アカツキで働くこと。
それは自分たちの意志で、一緒に会社を創っていくことでもあります。

岸田さんの並外れたモチベーション、そして、岸田さんの熱意にほだされた同期2人による盤石のサポート体制。3人を支える先輩・チームメンバー達の「リーダーに育てていくのは自分たちの仕事」という愛情。すべてが揃った奇跡のようなチームワークは、3人の新人時代の歴史としてしっかり刻まれました。

今回3人にインタビューをして感じたのは、アカツキならではの「愛の上に成り立つチーム」、このカルチャーを、新卒の3人が既に体現していることへの驚きでした。アカツキで働くメンバーの1人として幸せな気持ちにもなりました。皆さんの元にも、この温かい空気が届いたでしょうか。


最後にちょっとだけ、3人の成長の軌跡を。約1年前の入社式での姿です。

入社式から3人は一緒でした。CMソングを歌って会場を沸かせた黒川さん。当時から空気を和らげるムードメーカーだった国松さん、初々しかった岸田さん。下の写真と表情を比べると、成長を感じられませんか?

入社して約11ヶ月、現在の姿。

岸田「しんどい時も夜中一緒に飯食って、プライベートの話もしてきた。好きな仲間と一緒に仕事できて幸せだなって思っています」

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