起業の第一歩は“自分を知ること”
インターンの第一歩は、自分自身と向き合うことから始まりました。
どんなアイデアを出すかを考える前に、まず「自分は何のために挑戦しているのか」を整理する必要がある・・・そう学んだからです。
きっかけは、メンターとの1on1でした。
そこで、目の前のアイデアを考えるよりも先に、自分の根っこを掘り下げることが大切だと学びました。
その助言をもとに、僕は「自分の軸」を明確にする作業に取り組みました。
実際に行ったのは、マインドマップを使った自己分析です。
頭に浮かんだ思考や願望を一つずつ書き出し、「安定」「名誉」「収入」「挑戦」といったキーワードを広げながら整理していきました。
さらに、それらに優先順位をつけることで、自分が本当に重視しているものが何かが見えてきました。
その過程で分かったのは、自分が心から前向きになれるのはエンタメに触れているときだということです。音楽や映像、舞台などに関わるときに最も充実感を感じることに改めて気づきました。
この作業を通じて「エンタメで挑戦する」という軸が定まりました。
軸を持つことで、これまで曖昧だった判断に基準が生まれ、選択肢を検討するスピードや精度も少しずつ上がってきたと感じています。
この経験は、起業を志す中で得た学びですが、就職活動においても同じことが言えると感じています。
新しいアイデアや志望動機を考える前に、まず「自分は何を大切にして挑戦するのか」という軸を定めること
それがあるかどうかで、選択のスピードや精度は大きく変わってきます。
僕の場合は“エンタメで挑戦する”という軸に行き着きました。
答え自体は人によって違っても、軸を持つことで迷ったときに立ち返る基準が生まれる。
起業であれ就職であれ、進路を選ぶうえで欠かせないのは、この「自分の根っこを掘り下げる作業」だと実感しています。
こうした経験ができたのは「起業家育成を目的としたインターン」に参加していたからこそ
このインターンでは、ただ補助業務をこなすのではなく、自分の軸を見つけ、事業をゼロから考え実行する環境が用意されています。
挑戦の場に身を置くことで、自分の価値観と真剣に向き合う機会が自然と増え、結果的に進路やキャリアを考えるうえでの大きな糧になりました。