はじめまして。アグリメディアインターン生の大和です。
HR/PR部の一員として、アグリメディアの採用業務のサポートをさせていただいてきました。この記事を書いている現在は大学4年生です。
来月・4月からはアグリメディアではなく別の、農業ともまた違う分野の職場で社会人として働くのですが、実家が農家(兼業ではありますが)をしていて、農業に真摯に向き合う家族や地元の人たちのことはずっと尊敬していますし、人の生活にとってなくてはならない農業がもっと活気のあるものになってほしいなと思いつづけています。一方、自分の学生時代の部活動や就職活動などでの経験から、人に関すること、企業の人事・採用にも興味があり、今はアグリメディアで採用に関わらせていただいています。
今回は、そんな私も企画&運営に携わって先日開催した、就活生向け特別イベント
「社長&21卒内定者と『農のミライ』を考えよう」
の様子をお届けしたいと思います!
どんな企画なのか?
採用チームにいて日頃就活生のみなさんと触れる機会多い私と、同じ代(21卒)の学生であり来月からアグリメディアで働く内定者の石塚さん&稲垣さん。この3人で企画運営チームを結成して、
「農業に対して熱い想いがあって、アグリメディアにも興味を持っている同世代就活生に向けて、何かできないかな?」
という想いで企画した就活生向けのオンライン企画です。
企画者も参加者も学生!というイベントだったということですね笑
★内定者のふたりについては、以下の記事もぜひご覧ください!
<石塚駿介>
<稲垣理美>
内定者&インターン発案の企画に社長が・・・
本企画のメインプログラムは以下のとおり。
①諸藤社長からの特別講演
②グループディスカッション
・・・なんと、内定者&インターンで発案した企画に、社長の諸藤さんを特別講演スピーカーとしてお招きすることができたのです!!
グループディスカッションパートで考えたり話したりする「アウトプット」の前に、アグリメディアの誰かの話をしっかり聞いて「インプット」する時間があったらいいのではないか?という発想から、「諸藤さんがスピーカーだったらとても魅力的なイベントになるんじゃないか!?さすがに厳しいかもしれないけど・・・当たって砕けろ!」ということでお声がけしたところ、快諾していただき感激いたしました。そして、より一層気合も入りました!
まだ学生の私たちが発案した企画にも、社長が手を貸してくださる・・・
今回の企画を立ち上げる一番最初に、HR/PR部の社員さんに「こんなイベントがあったらなあと思うんですよね」と話を持ちかけた時も「いいね!どんどんやって!」と背中を押してもらいました。
年齢や立場の差に因われない、フラットな気質の会社なのだと改めて実感する出来事でした。
いよいよイベント本番!
参加してくれた就活生さんは約15名。大学等で農業を専攻している人もいれば、そうでない人もたくさん。農業やアグリメディアに関心を持った経緯やバックグラウンドも、農業の中でもとくにどんなことに関心があるのか?という切り口も、実に様々な皆さんに集まっていただきました。
今回の企画は、アグリメディアの新卒採用に興味を持って説明会等にエントリーしてくれた方を対象としたものではありましたが、新卒採用フローの一環、という訳ではなく
■アグリメディア・農業ビジネスに関心をお持ちの皆さんにぜひ、ピュアに、より農業についての考えを深めたり学生同士で刺激し合ったりする時間を持っていただきたい!
■参加者の皆さんの今後の就職活動やキャリア形成の糧にしていただければ!
■イベント内での活動内容は新卒採用の本選考には影響しません!
という趣旨のもとで開催させていただきました。この想いをまず参加者のみなさんにお伝えしたあと、メインプログラムへ!
①諸藤社長からの特別講演 「農業のカコ・イマ・ミライ」
広く農業界の課題や現状も知りつつ、アグリメディアについても知っていただける時間になったのではと思います。うなずいたり、「へえー!」という表情をしたりしながら聞いてくださった参加者のみなさん。後ほど、「諸藤社長の熱意に感動しました」という感想も届きました!
勇気を出して諸藤さんにお声がけした甲斐がありました笑
②グループディスカッション
特別講演でインプットをしていただいたあとは、いよいよ参加者の皆さんに議論をしてもらう時間です!
ディスカッションのテーマは、こちら。
稼げていない農家が多い理由とは何なのか。それに対してはどんな解決策が考えられるのか。
このテーマのもとで、グループに分かれて学生同士意見をぶつけ合いました!
テーマを設定した側としては「ちょっとテーマがふわっとしすぎているかな?」という不安もあったのですが、最初の「はじめまして」の緊張を克服したあとは、意外とディスカッションを始めてすぐにどんどん意見を言い合うみなさん・・・
お題は当日まで伝えていませんでしたが、テーマについて話す時の材料となる知識を豊富に持っている方もいて、私も議論に加わりながら「へえー!」と素直に勉強させてもらう場面もありました。
議論がどんどん盛り上がっていって、30分に満たないディスカッションの時間はあっという間に過ぎました。
グループごとに議論の内容を集約してもらい、発表&質疑応答タイムへ。発表を聞いていた諸藤さんからも「感心しました。勉強になりました。」という言葉が出ており、企画側の想像もはるかに上回る内容の発表でした!
参加者のみなさんそれぞれにとっても、他の学生と議論したことはかなり刺激になったようで。「自分とは違う経験をしてきた人ばかりで話していて面白かった」「新しい視点や知識を得られた」というような感想もいただき、企画側としてもとても嬉しいです。
みなさんの農業への熱意のおかげで、濃いディスカッションの時間になりました!ありがとうございました!
延長線の座談会でさらにアツい展開に?
メインプログラムが終了したあと、「まだ話したい!」「内定者に聞いてみたいことがある!」と残ってくれた皆さんと、「座談会」ということで自由にお話しする時間を取りました。
「農業系の企業の就活ってどうしたらいいんですかね?」という石塚さん、稲垣さんへの質問があったり、農業について語り合える友人とかって近くにいますか?」というようなお悩み相談があったり。農業に強い関心を持っている学生って、大学で農業系の勉強をしたりしていない限りは意外と身近にいなくて、情報を交換したり熱意を共有したりできる存在が少ないという悩みを持っている学生は多いようでした。その気持ち、私も痛いほどわかります!だからこそ、みなさん「今日は農業のことをたくさん話せて嬉しい!」と言ってくれていました。
今日のメインプログラムで扱った内容に関連して、「こんなビジネスやサービスが実現したらいいんじゃないかな?」と真剣議論する、グループディスカッション・パート2のような時間も自然発生していました。
「みなさんの将来の野望って何ですか?」というような、学生ならでは?の素敵すぎる質問も!この質問を参加者の方のひとりがしてくれた時、私もニヤニヤが止まりませんでした。照れまくりながら野望を語っていく展開に・・・
このまま放っておいたら朝まで話してそうじゃないかみんな!!
(座談会が始まったのは17時ころです笑)
そんな、お話が止まらなくなるような場を作る一員となれて私もとっても嬉しいです。
参加してくださった皆さんへ
今回のイベントに参加して一緒に会を作ってくださった皆さんへ、石塚さん&稲垣さんからもメッセージをもらいました。
今回のイベントを通して、自分と同じ課題認識を持つ就活生の方々と交流することで自分自身も大変勉強させていただく部分が多かったです。
農家さんとリレーションを持つなどユニークな経験をしてきたからこその、裏付けされた「農業を良くしたい!」という参加者皆さんの情熱は、どれも共感できるもので、こうした皆さんと同じ時間を共有できてとても楽しかったです!
石塚駿介
皆さんとの座談会を通して、農業に対する熱い思いが伝わってきました。けれど、アプローチ方法は様々であって、どんな方法でその思いを達成していくかは人それぞれで会社もそれぞれです。
もし、皆さんが、今、これをやりたい!と、大きなことでも小さなことでも、思えるものがあるとしたらそのやりたい!に向かってまっすぐ挑んでほしいと思います。やらずに後悔するよりは、絶対にやって後悔した方がいいです笑
”意味ある苦痛なら私は耐えられる”
最近はまっている村上春樹の本に書いてありました。本当にその通りな気がします。どんなにキツくても辛くても、自分で決めたことだったり、本気でやりたいと思ってることなら耐えられると思います。そんな会社を見つけられると良い人生になりそうですね笑
偉そうなことを言ってすみません。就職活動は今までとは全く違うとは思いますが、皆さんにとっては、この就活が所謂”就活”です。前も後も知らないので笑
なので、自分らしく、今を大事に、納得できるような就活になるよう応援してます!
稲垣理美
最後に、私からも語らせてください笑
私自身も、今回イベントに参加してくださった22卒の代のみなさんよりたまたま1年早く就活をしていただけの、未熟なところだけの学生です。去年の今頃の、自分が一番就活に苦労していた時期のことも昨日のことのようにはっきりと覚えています。運良く自分のことを認めてくれる職場に出会えて、納得のいく結果になったから良かったけれど、去年の不安だらけの自分にいつ戻ってもおかしくないような気がするのです。
だからこそ、同世代で農業やアグリメディアに関心を持ってくれている人には、ぜひ悔いのない、得るものの多い良い就活をしてほしい!と思います。そして、私自身は4月からは農業とはまた違うフィールドで働くのですが、皆さんが将来農業に携わって良い仕事をしてくれたらこの上なく頼もしいな、と思います。それがアグリメディアの一員としてだったら、さらに頼もしいです。
私の場合は、就活をしていてぶち当たった特に大きな壁は「自分のやりたいこと、熱意の湧くことが確かにあるのに、それを上手く言葉にして伝えられない」というものでした。日頃、頭の中ではたくさん考えているはずなのに、いざ話そうとしてみると全く伝わらなかったり、自分の口から出てくる話の浅さに自分でびっくりしたり。まとまっていない志望動機を話して、選考を受けたところの採用担当さんに面倒をかけたこともありました笑
そんな悩みを、他の就活生も抱えていたとしたら?
農業に熱意のある学生同士を集めて議論したりアイディアをぶつけ合う場を設けたら、 お互いの農業に関する問題意識や将来やりたいことについて、明確化されたり新たな視点が生まれたりして磨きがかかるのではないか。そうすることで就活と採用の場は、学生さんにとっても、アグリメディアにとってもより良い機会になるのではないか。
勝手ながらもそう考えて今回の企画を発案させてもらいました。
石塚さんや稲垣さんのメッセージにもあったように、参加者のみなさんの熱量の大きさに私たちも刺激をもらいました。想像を上回る盛り上がりっぷりに私は涙が出そうでした笑
今回の会を進めていく中で、「こうすれば良かったな・・・」という反省点などもいくつもあったので、良かったことづくしの会という訳でもないのですが笑
全体として、とても良い会だったなと感じていられるのは、皆さんが今回のイベントにエネルギーを吹き込んで盛り上げてくださったからだと思います。
本当にありがとうございました!皆さんの活躍を祈っています。そしてその活躍の場がアグリメディアだったとしたら、さらに嬉しいです。
※アグリメディアでは通年新卒採用を実施しています。興味がある方はエントリーください。多くの方とお会いできることを楽しみにしています。