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#燃え尽きる。
燃え尽きたとよく言いますが、そこまでの熱い熱量で全力をかけられる経験は、人生でも数えるくらいしかないかも、とこの頃感じます。揚羽の採用担当の望月です。
華の大学生活を前に「燃え尽きた」という、内定者の久米川くんに今回はインタビューをしてきました。
久米川拓輝 (Hiroki Kumekawa)
北海道新篠津村出身 北海学園大学経済学部卒業
小学校から高校卒業まで卓球に全力を懸け、
大学に入ってからは趣味や自分の時間を大切にするようになる。
インドアを体現したような性格で、
趣味はK-POP鑑賞、映画・ドラマ鑑賞、自然に癒されること。
chapter.1 「省エネ」がモットー
ータイトルに「省エネ」とあるけど、どのような学生時代を過ごしたの?
言葉通りで無駄なことはしたくないという考え方で過ごしていました。
サークルなどにも所属しなかったので、とにかく自分の時間を大切にしようという一心だったと思います。
バイトをして、自分の趣味にお金を使って。そんな毎日を過ごしていました。
傍から見れば、やる気がないとかマイナスな見られ方をしていたと思います(笑)
誰かに感化されたり、周りの空気に流されることも少なかったので、良くも悪くも自分の意見をしっかり持っていたという自負はありますね。
ー気になるんだけど、そうなったのには何かきっかけがあったりしたのかな?
きっかけというか、自然とそういう性格になっていったという言い方になってしまいますね。もともと感情の起伏が少ない方で冒険しないタイプではあったんです。
大学に入る前までは卓球に心血を注いでいました。高校に入ってからは、部のために自分の時間をいとわずに使っていましたね。
日々の練習内容を考えたり、ミーティングを重ねることで意識統一を図っていました。誰だって日頃の不満や思っていても口に出せない場面があると思うんです。定期的に部員同士での意見共有の機会を設けることでチームのコンディションをベストな状態に保てるよう心掛けていました。3年生になってからは、練習時間外で考えていることの方が多くなりましたね。最後のインターハイでは、全国にはあと一歩及ばなかったもののチームとして最高成績を収めることもできましたし、それまでの時間が報われた瞬間でもありました。今の自分とは真逆で、根は熱いタイプだったのかもしれません。
インターハイが終わり、いざ引退となったときに自分の中で何かに「熱中」することに踏ん切りがついたんだと思います。大会で結果を残せたこと、部の目標を成し遂げることの達成感を強く感じた瞬間でもありました。
こんな言い方をしたら、大学でも部活やサークルに入ればよかったのにと思われるかもしません。自分でも驚いたのですが、案外そうでもなかったんです。これからは自分のために時間を使おうと。
ーそうだったんだね。燃え尽きたっていう感覚に近いのかな?
その感覚に近いですね...
大学に入ってからは刺激のない生活を求めるようになりました。普通の大学生なら新しい出会いや、薔薇色のキャンパスライフを期待すると思うんです。僕は、代わり映えしなくても平凡な日々を過ごせればいい。なんていう漠然としたことしか考えていませんでした。決して、すかしていた訳ではないですよ(笑)
chapter.2 自分が何をやりたいのかを模索する日々
ーそんな久米川くんは、将来どんな仕事がしたいとか決まっていたの?
それがまったく決まっていなかったんです。3年生の終盤まで、本当に自分がやりたいことが何なのか。強いて言うなら「クリエイティブ」に携わる仕事ができればいいな。なんて考えていました。
僕は幼い頃から、ものづくりや絵を描くことが好きだったんです。成長してからも美術が変わらず好きでしたし、趣味の範疇ではありますがイラストなども描いたりしていました。
絵を描いている時だけは自分の世界に没頭できるというか、何も気にせずに過ごせる時間でもあったんです。
ーなるほど。「クリエイティブ」に携われる仕事がしたかったんだね。揚羽との出会いは何がきっかけだったの?
きっかけは、3年生の冬に参加した東京での就活イベントでした。僕が参加する前に友人が参加していたイベントで、就活の流れを掴むかぐらいの軽いノリでした。今思えば、その時紹介してくれた友人には感謝してもしきれません。
実際に何社も企業説明を受けている中で、魅力的に感じたのが揚羽だったんです。正直一目惚れに近かったですね(笑)
ー一目惚れだったんだね(笑)具体的にはどういった部分に惹かれたの?
正直その時点では、志望業界も定まっていませんでしたし、広告業界の知識は0に近い状態でした。ただ、「制作までを一社で完結させる・クリエイティブに携わることができる」という部分に惹かれたんです。揚羽なら自分がやりたい「クリエイティブ」を実現できるのではないかと思いました。
ようやく自分がやりたいことの方向性を掴んだ感覚でした。
chapter.3 「人の心を動かすクリエイティブ」を仕事にしたい
ー自分を整理できるいい機会だったのかもしれないね。その後の就活はどのように進めたの?
はい。やりたいことの方向性が決まってからは、以下の3点を就職活動の軸として進めていきました。
①クリエイティブを提供できる仕事・環境に身を置けること
課題の本質と向き合い「人の心を動かせるクリエイティブ」を主な軸として考えていました。自分が熱くなれるのは何だろうと考えたときに、この軸がしっくりきたんです。揚羽ではブランディング事業を行っていますから、今思えば揚羽にピッタリの軸でしたね。
これは余談ですが、選考が進んでいくにつれ、企業の採用ブランディングを考えてプレゼンする機会があったんです。選考の段階から実際にクリエイティブに触れるだけでなく、実際にどういった仕事をするのか、具体的なイメージが沸いたことも他ではないことでした。
プレゼンを作成しているときは時間を忘れて没頭していた記憶があります(笑)
②若いうちから裁量権を持てる
仕事をするうえで、自分の存在価値が感じられる環境で働きたいという思いがあったんです。主役意識をもって働けるというか、自分の考えを体現できるような環境であればいいなと思っていました。この軸を設定したとき、志望業界を広告に絞ったんです。
③「ありのままの自分」を受け入れてくれる
これは、軸というほどのものではないのですが「ここで働きたい」という直感を信じることにしたんです。いい加減な言い方かもしれませんが...実は、この軸が揚羽に決めた最大の理由かもしれません。
ーというと?
揚羽での選考を進めていくうえで強く感じたことでもありました。人事の方だけでなく、社員の方と面談をする中で、能力ではなく人柄を見てくれていたように感じます。就活軸も定まっていなかった僕と一緒に掘り下げて考えてくれたんです。
面接というよりかは対話をしている感覚に近く、どの面談でもありのままの自分を偽ることなく伝えることができました。就活に対してマイナスなイメージを持っていた僕からすれば、こんなにも自分をさらけ出せるのは他ではまずないことだと感じました。
そして、社員の方1人1人が自分の芯を持っていると感じたんです。どの面談を通しても、皆さんが揚羽での仕事に誇りを持ち、学生や顧客だけでなく全ての人に丁寧に向き合っている姿が見て取れました。「ここで働きたい」「この人たちと一緒に仕事がしたい」が確信に変わったタイミングでもありましたね。
ー「ありのままの自分」を受け入れてくれたのが揚羽だったんだね。
chapter.4 熱中できるものにまた出会えた
ー揚羽に入社してからの抱負はあったりする?
揚羽で働いていくうえで、出来上がったクリエイティブを見た人の心を動かすことが目標です。クライアントだけでなく、その他大勢の人を巻き込んで「心を動かすことができるクリエイティブ」が実現できれば仕事冥利に尽きると思います。
仕事においては分からないことだらけですし、インプットの毎日が続くと思います。多種多様なニーズに合わせたクリエイティブを創り出せるような人材になりたいです。
時間を忘れて没頭することがあるので、当分は健康第一で過ごせるように仕事とプライベートの両立を上手くこなしていきたいです。仕事だけでなく、人としても余裕のある人間になりたいですね。
ー久米川くんがつくったクリエイティブで、人の心を動かす瞬間が見られることが
本当に楽しみだね!