#迷子になったこと、ありますか?
小学2年生の頃、ポケモンの映画を見た帰りに家族とはぐれてしまい、
地元のラジオ放送で5時間ほど探されたことがあります。揚羽の松儀です。
(トラウマで「ルギア爆誕」をしばらく見れなくなりました…)
揚羽では内定者インターンとして、内定者の間に3日程度、揚羽で業務体験を行います。
今回は揚羽に本日入社した新人、尾形さんにお話を聞いてみました!
尾形 美乃(Ogata Yoshino)
秋田県秋田市出身。家の周りは田んぼが多く、
ドジョウを取って遊んでいたアクティブな子供だった。
東北大学 文学部 国語学専修 出身。
高校に入って一目ぼれした先生が東北大学出身だったことで、教え子から後輩になるため入学を志す。
大学ではラクロス部のプレイヤーになり、部活に熱中するが、家庭の事情で部活の継続が困難に。
喪失感を感じるも「このままではいけない!」「自分はアツいことがしたい!」と感じ、
NPO法人en-courageでメンターとして活動を始める。
大学3~4年を通してトップクラスに頑張り、沢山の友達や後輩ができた。
趣味は銭湯や健康ランドめぐり。お風呂上がりのビールを飲むことが好き。
また、父の影響でプロ野球観戦も。ホークスファン。
カラオケに行くこと。昔の歌が好きで、よく聖子ちゃんや明菜、尾崎豊を聴く。
Chapter.1:大事にしたい人を、大切に。
ー3日間の内定者インターン、いかがでしたか?
毎日違うアポや企画会議に同行をさせていただき、非常に刺激的でした。
働くイメージが少しクリアになったように感じます!
ーそう言っていただけると嬉しいです!
尾形さんがとても前のめりに取り組んでくれた、
挨拶もとても気持ちよかった…と他の社員からも聞きました!
ありがとうございます!
この期間の課題で「自分のキャッチコピーをつける」という課題があったのですが、
私自身も自分のことを「エネルギッシュおせっかい女」だと思っています。
ーエネルギッシュおせっかい女…!すごい語感ですね(笑)
どういう意味なんですか?
まず「エネルギッシュ」という面については、
自分はツボが浅くて、すぐ笑っちゃう人です(笑)
その明るい感じで人を励ましたり応援するのが割と得意な方です。
活動的でいられるその時が一番楽しく、周りに対してもエネルギーを与えたいと思ってます。
「よしのに会うと元気がもらえる」ともよく言われるので、
周りにも感じてもらえているのではないかと!
ー確かに…!私も尾形さんに会うと元気になります(笑)
「おせっかい」というのは?
ここについては、私自身は「人は人、自分は自分」と思っているので、
本質的には人のことを気にし過ぎない人なんじゃないかな、とは思っています。
でも、大事にしたいと思った人にはめちゃくちゃ世話焼きで、お母さんみたいになってしまいます。
多分、おせっかい検定があれば1級取れると思うくらい(笑)
ーおせっかい検定(笑)
尾形さんは、大事にしたい人をとても大切にする人なんですね。
そうだと嬉しいです。
今までも、そしてこれからも、自分が世話を焼けるような、
大事な人に囲まれていたいな…!と思っています。
そんなエネルギッシュさとおせっかいの両方を大事にしているので、
「周りは周り。でも私は楽しいを作りたい!みんなが笑ってると楽しいし!」
っていう感じですね!
ー素敵な考え方ですね。
揚羽でもお客様やパートナー様、そして仲間たちなど、
「大事にしたい人」をどんどん増やしていけるといいですね!
Chapter.2:人の本気を創る仕事。
ーそんな尾形さんはどんな風に就活を始めたんですか?
就活を始めたのは「自分を変えたい」という想いからでした。
大学1年生のとき、家庭の事情で頑張っていたラクロス部を辞めてしまって、
その影響で2年生の頃、目標を持てない日々が続いていました。
勉強を好きになれなくなったり、学校も行ったり行かなかったり…。
バイトに明け暮れてはいたものの、空白の1年を過ごしてしまったんです。
そんな中で「このままじゃいけないな」と思い、
高校からの先輩がメンターをしていたNPO法人のen-courageに出会いました。
メンターの方にお世話になりながら、自己分析をして、就活イベントに行って…。
「自分には論理性がないな…!」「伝え方が下手だな…!」と悔しい想いをしながらも、
それを克服できるよう一生懸命行動をしました。
自分自身が主体的に行動できる、いい流れが、就活を通してできたんです。
そのいい流れがあらゆる方向に向き、学校にも行くようになりました。
ーそうだったんですね!
就活は尾形さんにとって、もう一度頑張るキッカケをくれた経験だったんですね。
そこから、どんな風に就活を進めていったんですか?
まず大前提として、私はベンチャーもしくはベンチャーマインドの強い企業を見ていました。
とにかく仕事を人生の一部として愛して楽しみたいと考えていたからです。
自分のライフステージにどんな変化があるか分からないし、
経験を早いうちに積んでいたいとも思っていました。
私は単純なので「いっぱい関わってる=好きかも」になりがちだし、
忙しい自分も結構好きで、なんでもやってみたいな~と思っていました。
だから、意見の通るスピードが遅かったり、
思うように発言しにくい環境は、自分とは合ってないと感じ、
社員同士の距離が近く、いろんなことが起きる会社がいいなと感じていました。
あとは自分が当事者意識をより大きく広げられるかどうかという点で「一体感」も大事で、
会社にいる人のことを全員把握しきれるかとか、気持ちはひとつかとか、
そういった部分で規模感も大きすぎない方がいいかなとも思ってました。
ーなるほど…!
ベンチャーの中でもいろいろな企業があると思いますが、
どんな軸を持って見ていたんですか?
私の中で「就活軸=自分が生き生き&モリモリ働ける会社の条件」と捉えていました。
それまでの自分を振り返ったときに、それまでの人生で1番バリバリ楽しくやれていたのは、
高校時代の文化祭で部門長を務めてショーを作ったとき。
その状況を再現するために、以下の3つの軸を作りました!
①真剣な議論ができること:
本当にいいものを作るために立場や年齢関係なく、相手を尊重したうえで、
自分の考えをぶつけあえること。
お客さんのことをみんなが全力で考え、
あぁでもないこうでもない…と考えてる時間がつらいけど楽しいことだと思うし、
今後もやっていきたい!
②共闘できること:
お互いを刺激し合い、蹴落とし打ち負かす!というよりは、
よりお互いを高めあって切磋琢磨していける空間・雰囲気があるか。
③苦しい時を支え合えること:
辛い時にはお互いを支え合える人情味みたいなものを感じられるかどうか。
ー自分自身がバリバリ楽しく頑張れた環境を再現しようと考えたんですね!
はい!ここまでで結構会社を絞れるようになりました!
ただ、まだこれだけでは、入社する会社を決めることはできませんでした…。
そこで、将来やりたいことやなりたい姿を考えたときに、
4つめの軸である「人の本気を創れるかどうか」という軸が増えたんです。
ー「人の本気を創る」。
そうです。
自分がどうなりたいかを考えたときに、直近10年とか不確定すぎて考えられませんでした。
でも、絶対に人には寿命があって、いつか死ぬ時が来る。
そしたら、自分は何を思って死にたいだろう?という答えはすぐに出てきたんです。
それが私は、
「思い出の走馬灯がパンクするほどの、熱い思い出に埋もれて死にたい」という想いでした。
ー熱い思い出に埋もれて死ぬ…。すごく素敵ですね!
どうしたらそうなれるな、と思ったんですか?
自分がそうなるためには、生涯全力で何かに取り組んでいる必要があるな、と思いました。
じゃあ、自分が全力になるためのモチベーションを考えたときに、
「私は他の人がやる気がないと、自分も下がる人」だと感じました。
じゃあ全力な人と一緒に何かしてたらいいじゃん!という想いがまずは1個ありましたね。
あとは自分×社会で考えたときに、自分の周りには、
「就活だる、後でもいいや」とか「適当に楽に生きていきたい」とか、
そういう人が一定数居ました。それがすごい嫌だったんですよね。
なんでこの人たちは自分よりも頭が良くて、能力があるのに、
「自分の人生を自分で決める」という意思決定を放棄するんだろうと。
そういうのをどうにか出来たらかっこいいなと思っていて、
「あ、自分が人の本気を(会社で本気の仲間と一緒に)作ればいいじゃんか!」ってなりましたね。
ーそれが4つ目の軸だったんですね。
最終的に、その中でどうして揚羽を選んだんですか?
揚羽はずっと風土やカルチャーが好きでした(笑)
やってることももちろん楽しそうだし、揚羽の作った制作物はかっこよくて、
もともと自分が絵や詩、コピーなどが好きだったのも影響してると思います。
大学3年生の夏に揚羽と出会って、そこで一目ぼれした感じはありましたね(笑)
でもインターンを経ていく中で内定を頂いたとき、
すごく欲しかった内定だったはずなのに即決できなかったんです。
それは自分の中で会社選びの軸が環境軸で止まってて、
やりたいことである「人の本気を創る」っていうところまでに至っていなかったからだったと思います。
内定承諾を待ってもらう間にも他の選考を受けていて、
ここでも自分は働けそうだ!と感じる会社もありました。
ただ「人の本気を創る」という軸がはっきりした段階で、迷っていた会社を見たときに、
「揚羽だ」と思いました。
最後はその気持ちを人事の米田さんにぶつけに行って、いろいろ意見してもらって、
最終的に承諾しましたね。
結局いろいろ悩み抜いて、一目ぼれした企業と結ばれたという結末になりました(笑)
Chapter.3:本気の種を、紡ぐことから。
ーその後、尾形さんはen-courageのメンターになったんですよね。
大学4年生の1年間はどうでしたか?
自分自身が「人の本気を創る」仕事をしたい、と思っていたので、
メンターとして自分が後輩の就活に向き合い続けることを通して、
自分なりの生き方や考え方を持って動ける人を増やしたい、と考えていました。
この1年間はとにかく忙しかったですが、本当に充実した楽しい日々でした。
もちろん大変なこともありましたが、人生でトップクラスに頑張れた年になったと思います!
ー本当に素敵な1年になりましたね。
いよいよ入社ですが、これから揚羽でどんなことをやっていきたいですか?
やっぱり「人の本気を創る」仕事がしたいですね(笑)
ただ、自分が創りたい「人の本気」は、そんなに簡単に創れるものじゃないとも思っていて。
おそらく本気の種みたいなのは、「おもしろそう、やってみるか!」みたいな、
小さな前向きのモチベーションなんじゃないかなと思っています。
今回のインターンの営業同行の中で、揚羽の業務がいかに人に寄り添って、人を想って、
より良くしようと向き合っているかを実感しました。
目の前のお客様を大事にする、働く周りも大事にする。
その結果、信頼が生まれてクライアントさんが、
「じゃあ次も揚羽で…」とか「僕もこういうことがしたくて…」とか、
前向きになっていくんじゃないかなと感じました。
自分もそうやってたくさんの人と関わる中で、
「もっとこうしてみようかな」とか「明日からは~しよう」とか、
そういった前向きなところを他に対して創り出して、
ゆくゆくは大きな本気を創り出したいと思っています!
ーまずは人を大事にすることから、
たくさんの本気の種を作っていってくださいね!
ご活躍を楽しみにしています。
いかがだったでしょうか?
文中にも書きましたが、尾形さんと話すと私まで胸が熱くなります!
大変な時期ですが、読者のみなさんにも、
尾形さんの元気やパワーが伝わっていたら嬉しいです^^
▼【20卒内定者紹介】前回記事はこちら!