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開発担当の副社長が語る「QAエンジニアへの期待」と「自動化への情熱」


SaaS型Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム「AeyeScan」を開発・提供するエーアイセキュリティラボで、動作テストおよび品質管理を行うQAエンジニアを募集します。エーアイセキュリティラボはAIやRPAなど最先端の技術を活用してセキュリティテストを自動化、DevSecOpsを実現しようとしています。

AeyeScanの開発者であり創業メンバーでもある取締役副社長・安西真人と、採用を担当している取締役・角田茜の2人にインタビューしました。

エーアイセキュリティラボ創業までの経緯

――まずは、安西さんのこれまでのキャリアを教えてください。

安西:プログラマとして社会人のキャリアをスタートし、セキュリティ関連会社に転職した後に約2年、セキュリティコンサルタントとして活動しました。その後、2007年に新会社の設立に立ち上げ段階から参画し、のちに市場シェアNo.1となるセキュリティ診断ツールの開発をしました。

――そこから現在のエーアイセキュリティラボを立ち上げたのは、どういった経緯があったのですか?

安西:エンジニアが不足していると言われていますが、セキュリティ業界でも人材不足は深刻でした。セキュリティ診断ツールは主にエンジニアが使うツールと思われていましたが、誰でも手軽に使える自動化されたツールがあれば、エンジニア不足という課題の解決に繋がるのではと考えたのです。同時に、新しい技術を使って新たなプロダクトを作りたいというエンジニアとしての欲求もあったと思います。そこで、2019年にエーアイセキュリティラボを立ち上げて作ったのがAeyeScanです。

――初期の創業メンバーは、代表取締役社長の青木さん、非常勤取締役の杉山さん、CTOの浅井さん、そして安西さんの4人ですが、どういったつながりだったのでしょうか?

安西:4人とも、同じ職場で働いていたことがある仲間で、尊敬しているメンバーです。杉山、浅井はエンジニアとしての技術力がずば抜けており、三人で力を合わせれば最高のプロダクトを作ることができると信じていました。青木には、そのプロダクトを一番いい形で世に出してくれるという強い期待と信頼があり、エンジニアが揃ったタイミングで声をかけて会社の立ち上げに踏み切りました。

――4人が再集結してエーアイセキュリティラボを立ち上げたのですね。一方で、創業から約1年後にジョインした角田さんはどのようなキャリアだったのでしょうか?

角田:私は新卒で入社して約19年勤めたSIerから、エーアイセキュリティラボにジョインしました。前の会社ではプログラマとしてキャリアをスタートし、次にセキュリティの部門に異動になりました。安西さんたちとはそのときに発注者とベンダーさんという関係で出会っていて、人となりや技術力についてはよく知っていました。

――エーアイセキュリティラボにとって、角田さんはもともと顧客の立場だったんですね。

角田:はい。2020年10月にAeyeScanがリリースされ、私がいた前の会社が、実は一社目の顧客だったんです。実績はなくとも技術力があり、いいプロダクトだと分かっていたので、当時のお客様に「保証します」と啖呵を切って導入しました。

――長く勤めた会社からスタートアップ企業にジョインしたきっかけは?

角田:2019年にセキュリティの部門長から経営企画部門に異動となり、キャリアの方向性に悩んだ時期がありました。その前から代表の青木さんには「うちに来ない?」と言われており、冗談だと思って流していたんですが、安西さんからもかなり熱烈なラブコールをもらいまして。エンジニアからもオファーが来るのであれば本気なんだなと思い、心が動いてジョインしたという経緯です。

高い性能を誇るAeyeScanでDevSecOpsを実現したい

――AeyeScanの特徴や強みは何でしょうか?

安西:自動化により、複雑な設定なしにセキュリティのテストができるのがAeyeScanの特徴です。AIやRPAなどの新しい技術を活用してブラウザを自動操作することで、これまでは難しいとされていた複雑な作りのWebサイトも自動巡回出来ることが強みですね。

角田:セキュリティを意識しながら、スピード感を持って、多くのコンテンツを発信していくお客様を支援できるのが強みです。スタートアップである我々のプロダクトが多くの企業様に採用されているのは、それだけ技術力に対して信頼と評価をいただいているということだと思います。

――プロダクトを開発するにあたって、一番大事にしていることは何ですか?

安西:性能では競合プロダクトに絶対負けたくない、ということですね。AeyeScanは将来的にグローバル進出を目指しているため、性能面では絶対に妥協しない事を心がけています。

角田:開発定例のなかでは「我々にとってやる意義があるのか」という問いがよく発せられています。技術力を発揮できて、自分たちが作っていて楽しくて、なおかつお客様に求められるものは何かという3つの視点を重視しています。

――AeyeScanによって、どのような未来を切り拓いていけると考えていますか?

角田:我々はDevSecOpsの実現を掲げています。セキュリティテストを自動化することで、エンジニアがさらに上を目指してチャレンジできるようになることが理想の一つです。QAエンジニアの方に入っていただくことによって、AeyeScan自体のテストも自動化し、品質向上を目指していきたいと思っています。究極を言えば、テスト全体を可能な限り自動化することで、顧客企業のプロダクトリリースのスピードまで速くなる、そういう世界を作りたいです。

――ということは、セキュリティだけでなく、テスト分野に進出すると?

安西:そうですね。理想は自社プロダクトでの提供も視野にいれていきたいとは思っています。とはいっても簡単に進出できる分野ではないので、まずは自社でのテスト自動化をより拡大し、また高度化していくことで理解が深まると考えており、今回採用するQAエンジニアの方にはこの点でも活躍を期待しています。

自動化に熱い思いを持つQAエンジニアが理想

――今回募集するのはQAエンジニアですが、どんな方に応募してほしいですか?

安西:AeyeScanは自動化を追求したプロダクトなので、「自動化に情熱がある」人や「自動化をより推進していきたい」という思いがある人だと嬉しいです。テストの自動化に重きをおいたSETエンジニアという職種がイメージとしては近いです。AeyeScanのテストを自動化する過程で身に着いた知見をフィードバックしていただき、さらにプロダクトの機能として落とし込んでいくのが理想です。

角田:自動化の経験はあるけれどもテストは自己学習でやってきた方、開発のなかでテストもやっていて自分の手を空けるために自動化を取り入れているような方もマッチするのではないかと思っています。欲を言えば中堅以上の規模のSIerにいて、品質保証をリードしてきた方だとありがたいです。

――なるほど。そういった方にエーアイセキュリティラボの魅力をアピールするとしたら、何を一番プッシュしたいですか?

安西:スーパーエンジニアが複数名いることが弊社の強みであるとともに、エンジニアに対しての一番のアピールポイントです。外部委託で協力してもらっているメンバーにもすごい方たちがたくさんいます。具体的にお名前を挙げると、TrivyというセキュリティのOSSツールを開発した福田鉄平さんにも手伝ってもらっています。一緒に働くメンバーの技術力を重視するエンジニアには、最高の環境を提供出来ると思います。

角田:最新かつ最先端の技術に触れて、自分のやりたいことをのびのびと追求できるのが弊社の魅力ですね。スピード感もあります。開発定例で話題に出た機能が当日中にできあがることもありますし、いろんな情報がSlack上で飛びかっています。常にアンテナを張り続けてスピード感を持って取り組む人がいる環境は、刺激になると思います。

エーアイセキュリティラボとAeyeScanの今後の展望

――AeyeScanは今後、どんな方向に進んでいくのでしょうか?

安西:性能向上はもちろんですが、外部サービス連携などの機能追加を進めていく予定です。あとは、Webサイトだけでなく、スマートフォンのネイティブアプリを自動テストする機能を追加する構想もあります。プロトタイプはできていますが、ネイティブアプリはデバイスやOSバージョンごとにテストする項目が非常に多いため、今は体制を整えている段階です。また、プロダクトの海外展開に向けた検討も進めています。

――最後に、興味を持ってくれた求職者の方へメッセージをお願いします。

安西:自動化の流れは今後もますます進んでいくと考えています。根拠の一つがアジャイル開発です。リリースサイクルが高速化している今、自動化に強いQAエンジニアのニーズは高まっていくと思います。テスト自動化スキルを磨きたい方からのご応募をお待ちしています。

角田:QAエンジニアは、最終的なチェックだけではなくプロダクトを一貫して見る職種です。設計段階からお客様に届けるところまで関われて、なおかつ様々な最新技術に触れられるので、世界が広がると思います。開発のスキルも伸ばしたい方、プロダクトの改善に向けてきちんと発信できる方と一緒に働けたらありがたいです。

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