こんにちは。アディッシュ杉之原です。私は管理本部を管掌しています。
管理本部では、さまざまな交流企画や全社行事を企画し、全社的に多くのメンバーに携わってもらいながら運営をしています。
始めるよりも、続ける難しさ
こういった企画は、新しく何かを始めるよりも毎年続けることのほうが難しいと思っています。
企画を新たに始めるときは、事業で言えばまさにスタートアップ段階であるため、たとえ何かが不足していたとしても、思いを持った数人でゴリっと進めることができます。
しかし、これを毎年継続するとなると、話は変わってきます。やれ予算だ、やれ工数だ、やれフローだ、そもそも開催する意義はなんだなど、さまざまな課題と直面します。
さらに、継続していたものを止めるとなるとこれも一苦労。なぜ毎年やっていたものがなくなるんだ!という声が届きます。
これは世の常です。
誰かに負荷が偏る図ではなく、持続できる設計がいい
これまで数々の失敗を経て、継続することの重たさを痛感してきただけに(だからこそ、事業継続は素晴らしいことだし、誰にでも出来ることではないと思います)、いかにライトにスモールに持続できる設計が出来るか、という視点を大切にしています。先日ご紹介したコーヒー部の活動もまさにそうです。
さて、去る10月31日。
毎年来る季節行事のひとつ、ハロウィンです。
もちろん、ハロウィンは、アディッシュのビジネスモデルからも、事業活動になんら影響のない行事ですので、何もしなくてもいいですし、会社全体でイベントをしてもいいですし、どのような選択も出来ます。クリスマスとかバレンタインも同じですね。
会社全体として取り組むか、という視点で言うと、率直に申し上げて強い意見はありません。
しかし、私個人としては、やっぱりイベントごとにはワクワクしますし、ハロウィンとなれば、人生で一度くらいはWickedのコスプレをして1日中働いてみたい気持ちがありますが、しかしそれを会社全社に展開するのは重たい。気合いで一度は実現出来たとしても、毎年開催するとなると気が滅入ります。
こういったバランスを様々考えた上で、いかにライトにスモールに持続できる設計が出来るか。
皆さんだったら、どんな企画にしますか?
10月31日は”スーツDAY”
私がたどり着いた答えは、管理本部にて10月31日を”スーツday”とすること。
普段、アディッシュメンバーは極めてカジュアルな服装で働いています。だからこそ、スーツを着ることが逆に仮装、という分かりづらいハロウィンギャグです。
企画の持続性という観点で振り返ってみるとこんなかんじです。
・スーツという、誰もができるライトな服装
・対象を管理本部とするスモールなスタート
これは、昨年の様子。
会議の様子です。
今年は、ラグビーの盛り上がりを取り入れてオールブラックス風。
※ちなみに、いつもの会社の雰囲気はこんなかんじです。
スーツDAYで得られたこと
管理本部メンバー全員がスーツを着用したことで、「なんか違和感しかない(笑)」「管理本部、いつもと違う雰囲気ですね」「何か起きたんですか?」という声が聞こえてきました。やはり、スーツを着るだけで仮装という仮説は間違っていませんでした(笑)。
2年連続でスーツDAYを実施してみて得られたことをまとめます。
・非日常感
普段はスーツを着る機会が限定されているため、端的に言うと、ちょっと恥ずかしいかんじです。そのため、メンバーがひとり出社するたび、見慣れぬスーツ姿にツッコミを入れて盛り上がってました。
・初心に戻る
私がメンバーのスーツ姿を見て思い出すのは、採用面接で初めて会った日のことです。そういう意味で、「初心に戻る」という声が聞こえてきました。
・体形チェックの機会
1年ぶりにスーツを来たメンバーもいます。10月31日は、年に一度の体形チェックの機会になりそうです。
・断捨離
前職で毎日スーツを着ていたメンバーからは、黄ばんだシャツが発見されて断捨離できたという声もありました。
・スーツを着る職場への敬意
今年も、某銀行がカジュアルな服装を取り入れたという報道がされました。私たちIT界隈からすると、カジュアルな服装はあたりまえのことではありますが、「毎日スーツを着る職場に敬意を持った」とつぶやくメンバーもいました。
話はだいぶ逸れましたが、このブログで伝えたかった、たったひとつのことは、
弊社に面談やアポイントでいらしてくださる皆さま、どうぞカジュアルな服装でお越しください。
ということでありました。
皆さまにお目にかかれることを楽しみにしております。