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スタートアップaciassが組織づくりで大切にしていること
こんにちは、髙野です。
10月1日で、aciassは2期目の折り返しを迎えました。
この半年を振り返ると、本当に濃い時間でした。
新しい仲間が加わり、サービスが進化し、挑戦の幅も広がった。
同時に、組織としての課題や難しさとも改めて真剣に向き合った半年でもありました。
「ワクワク」と「誠実さ」。
立ち上げ当初から大事にしてきたこの2つの軸を、何度も試されたように感じます。
“慣れ”が出てきて崩壊していく組織も、何度も見てきました。
最初はワクワクしていた仲間が、いつの間にか“当たり前”に埋もれていく。
情報の透明さが薄れ、感謝が形骸化し、惰性が日常になる。
その瞬間から、文化は静かに壊れはじめると思っています。
aciassは、そうなりたくない。
「ワクワクの逆」や「ワクワクするために、やらないと決めていること」というテーマでまた改めて書こうと思っていますが、
これからも小さな違和感を見逃さず、誠実さとワクワクの両輪を保ちながら進んでいきます。
スタートアップ組織の成長と課題:仲間が増えた半年
1期の終わりには10名ほどだったチームが、この半年で20名規模へ。
正社員のメンバーも増え、ペットメディア「WagMog」など自社サービスに協力してくれるパートナーさんも加わりました。
関わり方はさまざまでも、「ワクワクを形にしたい」という思いでつながっています。
面接で「この会社は信用できそうだと思った」と言ってもらえたり、
入社後に「入社前とのギャップがほとんどない」とSlackに書いてくれたり。
そのたびに、見せかけじゃない採用を積み重ねてきて良かったと心から感じます。
もちろん、人数が増えれば情報の流れや制度運用に課題も出ます。
でも、それに一緒に取り組める仲間が増えたこと自体が、成長の証なんだと思います。
「この挑戦に共感してくれる人がいたら、ぜひ一緒にやりたい」
そう思える瞬間が、この半年で何度もありました。
これからもaciassは、単に「人を増やす」ではなく、
**「共感して一緒に走ってくれる仲間を増やす」**ことを大切にしていきます。
WagMogの成長と壁:文化を育てるプロダクト
ペットメディア「WagMog」も、着実に成長しています。
専門家監修のレシピやコラムを追加し、
「愛犬と同じごはんを食べるのが楽しい」という声をいただけるようになったのは大きな一歩でした。
けれど、まだ道半ばです。
レシピ投稿は十分に盛り上がっていないし、利用者様同士の交流もこれから。
「ペットメディア」としての未来像は見えてきたけれど、育てていくには時間がかかります。
下半期は、利用者様の声を取り入れて**「もっと気軽に参加したくなる仕組み」**を整えていきます。
その小さな積み重ねが、ワクワクを生む文化につながるはずです。
もしこの挑戦にワクワクを感じてくれる人がいたら、
サービスを一緒に作り、育てていく仲間になってほしいです。
RadioCruiserの広がり:趣味が文化になる瞬間
アウトドア事業「RadioCruiser」も順調に広がっています。
カスタムしたラジコンを持ち寄り、大人が子どものように笑いながら走らせる。
SNSでも「次は参加したい」「またやりたい」と声をいただけるようになりました。
ただのイベントではなく、趣味を共有するコミュニティへ。
その輪が少しずつ育っているのを感じます。
ここでも大事なのは、演出ではなく誠実な楽しさ。
イベントもコンテンツも、ちゃんと「リアルな熱」を持って続ける。
そこはこだわり続けようと思っています。
これからのaciass:文化を広げる組織づくりへ
2期下半期から3期にかけて、aciassは「基盤を固める」から「文化を広げる」フェーズへ。
- WagMogを「見るだけのサイト」から「参加するメディア」へ
- RadioCruiserを「イベント」から「コミュニティ」へ
そして組織としては、同じ方向を見据えて進める仲間をもっと増やしていきます。
「ワクワクを一緒に作りたい」という気持ちがあれば、aciassはきっともっと楽しい場所になる。
そのために、僕たちは誠実さを“制度”ではなく“空気”として残すことを大切にしています。
情報はオープンに、声はフラットに。
そうやって誠実さを積み重ねてきたから、仲間が増え、文化が続いてきたのだと思います。
これからも、短期的な便利さよりも**「未来のメンバーにとってフェアか?」**を基準に判断していきます。
誠実さはルールではなく、呼吸のように当たり前のもの。
それがaciassが続いていくための一番の土台です。
まとめ:文化を続かせるのは「誠実さ」と「ワクワク」
aciassは、誠実さを土台に、ワクワクを形にする会社でありたいと思っています。
制度も文化も、飾りではなく実装してきたからこそ、信頼が積み重なってきました。
これからも、“演出されたワクワク”ではなく、“本物のワクワク”をつくっていく。
ワクワクを失わないために、僕らがどんなことを意識しているのか。
次回は「ワクワクの逆」をテーマに、文化を壊さないための“やらないこと”をまとめてみようと思います。