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湘南・藤沢を拠点に活動するスタートアップ aciass(えいしやす)。
今回は「プランクトンとaciass」の話をしていこうと思います。
きっかけは「プランクトンって小さいやつでしょ?」という何気ない会話からでした。
プランクトンと聞くと「小さくて弱い生き物」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
けれど実際には、世界最長級の生物といわれる マヨイアイオイクラゲ(触手が40m超) もプランクトンの一種です。
つまり「プランクトン=小さい存在」というわけではなく、「流れに乗って漂う生き物」という生活型を表しているのです。
海の生き物は大きく分けると次のように分類できます。
- ネクトン:サメやクジラ、マグロのように自由に泳ぐ生き物
- ベントス:サンゴやカニのように海底に根付く生き物
- ネイスタン:アメンボのように海面に浮かぶ生き物
- プランクトン:潮の流れに乗って漂う生き物
どれが正しいとか偉いとかではなく、全部が海を豊かにしている。小さくてもプランクトンがいなければ生態系は成り立ちません。
湘南スタートアップaciassが感じる、プランクトンの存在価値
aciassは、神奈川県湘南エリア・藤沢にある小さなスタートアップです。
湘南といえば江の島や七里ガ浜のサーファーの姿を思い浮かべる人が多いと思います。
でも日常の中にも海は息づいていて、朝の砂浜で打ち上げられるクラゲや、夕暮れに波間で光るプランクトンを見かけることがあります。
海は大きな存在よりも、小さなものの積み重ねで豊かになっている。
aciassもまた、小さな存在かもしれませんが、誰かを支える存在になれていたら嬉しいと思っています。
見えない部分への誠実さ
以前書いた「アニサキスとaciass」という記事でも触れましたが、雑談の中で「見えない部分をどう扱うか」という話になったことがあります。
魚の鮮度を守る、内臓を丁寧に処理する——表には見えない部分にこそ価値が宿る。
プランクトンも同じだと思っています。
目に見えにくくても確実に海を支えている。
この「見えない部分への誠実さ」は、aciassの文化の核である気がします。
湘南と愛犬のある暮らし
湘南で暮らしていると、人と他の生き物が共に生きるということを日常的に感じます。
なかでも大きな存在が、やっぱり愛犬です。
朝の七里ガ浜で砂浜を駆け回る愛犬たち。
江の島のカフェの足元でのんびり日向ぼっこをする愛犬。
夕暮れの稲村ヶ崎でボール遊びをする家族と愛犬。
湘南の日常は、愛犬と人が同じ時間を共有する風景であふれています。
aciassが運営している 愛犬ごはんメディア WagMog(公式サイト)は、そんな暮らしの延長から生まれました。
「愛犬と同じ食材で食事を楽しむ体験」を届けたい。
特別なことではなく、湘南の暮らしに自然と溶け込むものにしたい。
今のaciassはプランクトン
サメやクジラのように力強く泳ぐネクトンではありません。
海底に根を張るベントスでも、海面に浮かぶネイスタンでもない。
今のaciassは、流れに乗って漂うプランクトンです。
- 愛犬ごはんメディア WagMog
- RCイベント RadioCruiser
- ヴィンテージ雑貨EC Retroholic Station
どれも小さな挑戦。
でも“海”の一部を支えていると思っています。
ネクトンごっこに疲れてないか
SNSを覗けば、「俺はサメだ」「私はクジラだ」と言わんばかりのメッセージが目に入ります。
けれど、よくよく見てみると、力強く泳いでいるように見えても、実は潮の流れに乗せられているだけだったり…
「ネクトンごっこ」をしているだけなんて人も少なくありません。
だから結果がついてこず、サメだと言い張りながら結局流されていく。
先にも書きましたが、どの生物が偉いとかそういう話ではないです。
虚勢を張るより、今できること、今やるべきことを着実にこなすことこそが正だと我々は思います。
ワクワクを養分に変える
aciassがやりたいのは、プランクトンとして漂いながら“ワクワク”を放出することです。
湘南の海でプランクトンが光を受けて輝くように、小さな挑戦を養分に変えていきたいと思っています。
- WagMogで愛犬とのごはんが楽しくなった人
- RadioCruiserで新しい仲間に出会えた人
- aciassの福利厚生で新たな趣味に出会えた人
そうした小さなワクワクが誰かの心を明るくする。
その積み重ねがaciassの「誠実さ」と「ワクワク」だと思っています。
湘南から次の進化へ
aciassはいま、流れの中で漂うプランクトンのような存在です。 小さくても海を支える役割があるように、ワクワクや挑戦を少しずつ養分に変えて届けています。
この「プランクトンである」という事実は、卑下でもなく、単純にただ今を表す言葉です。
そして、漂いながらも光を放つプランクトンのように、aciassも次のフェーズへと自然にかたちを変えていくはずです。 それは誰かに飲み込まれることではなく、自分たち自身の歩みの中で広がっていく変化です。
湘南の海から始まった小さな存在が、これからどんな景色をつくり出すのか。 その過程を正直に、そして誠実に描き続けていきたいと思っています。
愛犬との暮らしに興味がある方は WagMog公式サイト へ。
aciassについてもっと知りたい方は 未経験者採用に対する考え方、スタートアップでエンジニアが成長できる環境 もどうぞ。