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お盆休みが終わって、また日常が戻ってきました。
「さあ今日から頑張ろう!」と気合を入れてみても、思ったようにエンジンがかからないことってありますよね。
Slackを開けば通知は溜まってるし、タスクも山積み。頭では「やらなきゃ」と思っても、体や気持ちはまだ休暇モードのまま。
そんなときに「やる気を出さなきゃ」と無理に思っても、逆に空回りして余計に疲れてしまうことのほうが多い気がします。
だからこそ、お盆明けに本当に必要なのは「やる気」よりも「ゆるさ」なんじゃないかなって思います。
焚き火は一気に燃えない
キャンプで焚き火をするとき、いきなり大きな炎をつけようとしてもうまくいきませんよね。
ときには湿った薪や太い木も混ざっていて、最初は全然燃えないこともあります。
小さな火種に息を吹きかけて、小枝や落ち葉を足しながら、少しずつ育てていく。
火種さえ守っていれば、じわじわと熱が回って、時間をかけて大きな炎になっていく。
休み明けの気持ちも、それに少し似てるんじゃないかなと思います。
すぐに燃えなくても、火種さえあれば大丈夫。
いきなり全力じゃなくていいと思います。
休み中に考えすぎてしまうこともある
お盆休みって、普段と違う時間の流れの中で過ごすから、つい「このままでいいのかな」と考え込んでしまうこともあると思います。
SNSを開けば転職やキャリアの話題が流れてきて、つい比べてしまったり。
でも、休暇中に浮かんだ不安は無理に持ち越さなくてもいいんじゃないかなと。
大事なのは「なんでそう感じたんだろう」と気づくことだと思います。
答えは、普段の生活の中で自然に形になっていくものだと思うんですよね。
キャンプの余白みたいに
キャンプの一番の贅沢って、案外「なにもしない時間」だったりします。
焚き火をぼーっと眺めたり、自然の音に耳をすませたり。
仕事も同じで、常に全力で走るんじゃなく、意識的に“ゆるさ”を入れることでリズムができる。
むしろ、その余白があるからこそ集中できたり、新しいアイデアが浮かんだりするんじゃないかなって思います。
aciassのカルチャーと“ゆるさ”
aciassの中でも、休み明けに「まだエンジンかからないな〜」という声はよく出ます。
でも、それを責める空気はありません。
焚き火の火種を絶やさずに育てるように、人それぞれのペースを尊重することを大事にしています。
「やる気MAXで突っ走る人」だけが活躍できるのではなく、
「60%でも一歩ずつ、自分のペースで進みたい」という人もちゃんと価値を発揮できる。
そんな“ゆるさ”を許容できるカルチャーでありたいと思っています。
採用について少しだけ
採用の場面でも同じです。
aciassは「常に全力で、完璧でいなきゃ」と思う人よりも、
「ときどき迷いながらでも、自分なりに進んでいける人」と一緒に働きたいと思ってます。
キャリアって、マラソンみたいなものだと思うんですよね。
休み明けにちょっと歩くくらいのペースダウンがあっても、ちゃんと前に進んでいる。
そんな視点を持てる人とは、きっと長く面白いことをやっていけるんじゃないかなと思います。
明日までしか走らないのであれば、もちろん全力疾走するべきなんでしょうけどね。
おわりに
お盆明けに必要なのは、“やる気”よりも“ゆるさ”。
キャンプで焚き火を育てるように、最初は小さな火種を守るだけで十分です。
無理に走らなくても、火はちゃんと残っているし、時間をかければ必ず燃え上がる。
個人のキャリアも、組織づくりも同じ。
完璧じゃなくていいし、全力じゃなくてもいいんじゃないですかね。
それでも一緒に火を育てていける人と、これからも仕事をつくっていきたいと思っています。