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【あの社員はなぜコンサルタントを目指したのか?#4】苦手だったリーダー役も楽しいと感じるようになり、今では支社長として前向きに挑戦中!

今回お話ししていただいたのは、名古屋支社の支社長として奔走されている入社5年目の鈴木さんです。入社4年目で名古屋支店長に抜擢され、組織の再構築やコミュニケーション形成に奮闘、翌年にはマネージャー職も任されるという活躍ぶりからも、生まれながらのリーダー気質がうかがえます。

学生時代から自然と人を率いる役割が多かったという鈴木さんに、 ACCSに入社するまでの就職活動や入社後のキャリアステップ、コンサルタントとして大切にしていることなどをお話しいただきました。

―まずは鈴木さんの自己紹介を簡単にお願いします!

小学校から高校まで野球を続け、ずっとキャプテンを務めていました。大学時代は経験のないダンスサークルに入り、そこでもなぜか代表に(笑)。アルバイトではスポーツジムでダイエットを目指す人たちの指導にあたっていました。子どものころからなぜかそういう役が多かったんです。ACCSには2018年に新卒で入社し、東京本社に配属になりました。3年後の2021年に名古屋へ異動するとともに名古屋支社長を務めさせてもらっています。

―子供の頃からリーダーを任される経験が多かったんですね。ではコンサルタントを目指したきっかけについて教えてください!また、当時思い描いていた理想や目標はありますか?

先ほどお話ししたように、なぜか子どものころからグループの代表など、人をリードする役割が多く、当時はあがってしまうタイプだったのでとても嫌でした。でも次第に、「もしかすると自分は、人を率いるということが向いているのかもしれない」と思い始めたんです。スポーツジムのアルバイトでも、ダイエットや結婚前に身体作りをしたいなどの目標を持って来る人たちに、アドバイスしながら手伝うことに喜びを感じていて、誰かの目標達成に関わることが自分の価値にもつながると感じていたんですよね。

多くの子どもがそうかもしれませんが、目立つのが嫌だった一方で、小さいころは「社長」という立場に憧れていました。そして就活する年になっても会社経営に興味があったんです。それは、親の考え方が割と自由で、「自分が楽しめたり、変化があったりする仕事をしたほうがいい」と勧められてきたことが影響しているかもしれません。何かを売ったりする営業や販売、ルーチンワークなどの仕事にはあまり惹かれず、コンサルティングやマーケティングリサーチなどの仕事に興味を持っていました。


―リーダー経験の多い鈴木さんは社長に向いてそうですね!ここからは就職活動について、また、ACCSへ入社した決め手や当時考えていたキャリアビジョンについてお聞きできればと思います。

就職活動自体は、マイナビなどの一般的な媒体を使用していました。会社説明会への参加と数日のインターンシップなどが多かったですね。最初からコンサルティングやマーケティングリサ―チという業務内容を目指していましたが、なかでもACCSに気持ちが向いた理由は、「コンサルティングをしている人をコンサルティングする」という事業の面白さです。さらに、私は人も重視するタイプなので、面接官として対応してくれた先輩方が魅力的だったことも大きなポイントでした。他の企業にありがちな問診のような対応ではなく、いい意味で人間味の強さを感じました。入社前に自分で考えてたキャリアとしては、20代のうちに人をまとめる立場として管理職などに、30代で取締役になりたいと考えていました。もちろん、子どものころからなりたいと思っていた社長という肩書にもいつか挑戦してみたいですね。これはACCSの次ということではなく、今の時代はいろいろな働き方があるので、企業に属していてもできると思うんです。

―面接で人間味を感じるというのはとても大事なことですよね。ではACCSに入ってから今までのキャリアステップを教えていただけますか。

2018年の4月に入社して、2019年の7月までは東京本社配属でIS(インサイドセールス※)として電話営業やセミナー運営、営業同行などをしていました。その後、税理士法人を専門に担当するフィールドセールス(※)として、セミナーの企画立案から講師、商品の研修動画なども担当。2020年7月からは通常のフィールドセールス業務を任されるようになり、後輩たちの育成にも携わるようになりました。その一年後の2021年7月には名古屋支社長として名古屋へ異動、2022年9月からはマネージャー職を兼任しています。

※IS/インサイドセールス:見込み顧客に対して、メールや電話、ウェブ会議ツールなどを活用しながら非対面で行う営業活動およびそのポジション

※フィールドセールス:主にインサイドセールスによって構築された顧客関係と、蓄積された顧客/見込み客情報の活用により、営業訪問、商品・サービスの提案、クロージング活動を行う

―ACCSに入ってもリーダーとして活躍されているのですね!では入社時の目標について、今の段階でどのくらい達成していると感じますか?また、多くの人が感じるという入社後のギャップについても教えてください。

そうですね。入社当時の目標はかなり達成したと思うけれど、その分、入社後の目標が増えていくので、目標全体の達成率は50%くらいじゃないかと思います。できることが増えるとやりたいことも増えていくし、部下や後輩の育成・目標達成にも力を入れていきたい。やはり責任のあるポストに就くと、自分の目標だけでなく、後輩たちにも成果を出してもらいたい、できるかぎり支援したいと思うんです。

ギャップについては、学生の時に想像していたよりも作業量の多さや年間で決まっている目標などがあり、「やっぱり甘くないな」と社会人の大変さを感じました。ただ、会社に対してギャップを感じたことはほとんどありませんね。人も業務内容も、基本的には就活時に聞いたとおりでした。これはACCSの良さの一つだと思います。

―ここからは今後についてお聞きしたいのですが、具体的に挑戦していきたいことなどはありますか?

追いつきたい、追い越したいと目標にしている人はいますね。西澤さんは今でもそう思う先輩の一人。10歳も年下の私が話しかけやすい関係を作ってくれる人柄はもちろん、アウトプットの仕方や会話の導き方など、まだまだ追いついていないと実感します。そういう高いスキルと同時に、人として愛される部分も持っているところが魅力なんじゃないかなと。せっかくそういう人と仕事ができる環境にいるのだから、できる限り吸収していきたいし、いつか超えられるように今後も挑戦していきたいと思います。

業務としては、今手掛けている仕事をさらに深めていくことがまずは優先だと思っているので、それらを小さな挑戦として着実に積み上げていきたいと考えています。

―目標となる先輩と一緒に働けるって幸せなことですね。これまでの社会人経験の中で自身が認められた、市場価値が高まっていると感じたエピソードなどがあれば、教えてください。

実は大学時代の友人がヘッドハンティングの会社にいて、入社前その彼に「いつか俺のことスカウトしてよ」なんて笑い話で話していたんですが、実際にスカウトの話が来たんです(笑)。もちろん、電話してきたのは違う人でしたが。冗談で言っていたことが本当になるなんてと驚いた半面、スカウトのリストに載っているということは、ある程度この業界で認められていると思っていいのかな?と嬉しくもありますね。

また、社外の営業の人などと接する時に、自分のほうがスキル的に上回っていると感じることは正直増えたと思います。決して驕っているのではなく、これまでACCSで積み上げてきた知識や経験のおかげなんです。

―成長を実感できる環境があるんですね。では、これまでぶつかった壁や経験してきた課題についてお聞かせいただきたいです。

入社4年目で支社長として名古屋にきたことは、自分にとってとても大きな変化でした。そのころの名古屋支社はいろいろと課題が多く、それをどう解決していくかを最優先で対応していく必要がありました。異動してすぐに組織の再構築と部下との連携、両方を叶えられるように奮闘した一年半だったのです。実際に名古屋へ行くときに自分に課した目標は、「売上」「更新率(ユーザー満足度)」「育成」だったのですが、売上は残念ながら達成とまでいかなかったものの、他の2つはクリアできたと自負しています。

取り組みとしては、元支社長が取り組んできたいい部分は残し、不足していると感じた育成についてはより重点的に取り組むようにしました。質の良いコミュニケーションを続け、小さなことであっても個々ができるだけ達成感を感じられるような環境を整えてきたつもりです。仕事って、何をやるかは自分次第だけれど、組織にいる以上誰かに指示を受けることになるもの。その時に「この人に言われたから、もっとがんばろう!」と思ってもらえる存在になれるよう、意識してきました。

―ありがとうございます。これまでに自分を奮い立たせてくれた言葉や、辛い時に支えになった言葉はありますか?

名古屋異動の話が出たのは3年目の時でした。もちろん嫌なわけではなかったけれど、やっぱり驚きと不安はありましたね。異動の話は決定ではなく打診という感じで上司から話されて、最初は断ろうかとも思ったんです。そういう選択の自由がある状況でした。でもチャンスであることに違いなかったんですよね。実際に上司が異動したときの話などを聞いて、自分のスキルが活かせるかもしれないと、前向きに捉えることができました。

そうして自分のなかである程度の答えが出た時に、先輩にさらっと言われた言葉が「死ぬわけじゃないから」でした。ありきたりな言葉かもしれませんが、当時の自分には響いたというか、ストンと腑に落ちたんです。「そうだよな、死ぬわけじゃない」って。最終的に背中を押してもらった気がしましたね。何かあった時には自然とこの言葉を思い出して、心でつぶやいている気がします。

―なるほど。深いですね(笑)鈴木さんにとってズバリ、コンサルタントとはなんでしょう?

「人、会社を成功に導くこと」ですね。その人や企業が望む方向に導くのがコンサルタントの役目だと思っています。だからこそ私には合っているとも思うし、魅力的な仕事なんです。

実際にコンサルタントになって、お客様が直面する岐路や節目を目の当たりにすると、他の業種では経験できないこと、学べないことが本当に多いと感じます。こんな仕事は他にはなかなかないのではないでしょうか。この仕事に就き、こういう環境にいられること自体が幸運だと思っています。

―これが最後の質問になります。ご自身が大切にしている座右の銘、そしてコンサルタントとして成功する秘訣をお願いします。

いつも心がけていることでもありますが、「最高の結果は最高の準備からしか生まれない」ということでしょうか。そしてもう一つは「気づいた時が最善」ということ。この2つの言葉は相反するように聞こえますが、行き当たりばったりではうまく進まないという意味と、たとえ失敗してしまったとしても終わったことは変えられないから、失敗に気づけたことを良しとして次に進もうという、一連の考え方なんです。

コンサルタントとしての成功の秘訣は、そうですね、人によって違うと思いますが、私が思う大切なことは、人と話すときにきちんと頭を使って良質なコミュニケーションを心掛けること。それを続けていくと相手の考えていることを深く理解でき、考えが手に取るようにわかるようになってくると思います。もちろん、すぐにできるようにはなりませんが、自分に合う練習方法を模索してみるといいかもしれません。あと、これはちょっとイレギュラーな方法ですが、お笑い芸人の人たちの話し方も参考になりますね。掛け合いや間合い、話の導き方も会話のお手本としてとても優秀です。単純に私がお笑い好きということもありますが(笑)。

大切なのは、手段だけに頼らずしっかり本質を見ること。相手がどう感じているのか、どう考えているのかわかるような会話ができるようになると、コンサルタントとして大きく成長できるはずです。私自身、苦手と思っていた人を導く職業に就いて、今はここACCSが最高のステージ、天職と感じています。きっと就活中の皆さんにも素晴らしいステージが待っていることでしょう。応援しています!

―鈴木さん、今日はありがとうございました!

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