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ABEJA

AIの社会実装を目指して。コンサル出身者が語る、ABEJAでこそ得られる経験とは。

新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ABEJAではリモートワークを推進しています。そんな中、発生したのが「画面の向こうにどんな人がいるのか分からない問題」。リモートワークになってコミュニケーションが減ったことが原因でした。特に新入社員の方の中でその問題が出てきていることを聞いた人事企画グループは、早速いくつかの施策を行いました。そのひとつが社員ラジオ企画。「あつまれ!みつばち放送局(※)」と題して、お昼ごはんの時間に社員紹介をするイベントを開催しました。※社名であるABEJAには、スペイン語で「みつばち」という意味があります。今回のゲストは、複数のコンサルティング会社で経験を積まれAB...

リサーチャーの僕が考える、ものづくりで大事なこと

なにかを思いつくと、おにぎりを握るかのように、ちゃっちゃと何かを作っていく。ABEJAのリサーチャー・藤本敬介さんを一言で紹介するなら、そんな感じです。なぜそんなに「作る」に壁がないんですか?藤本さんのアタマの中を少しだけのぞかせてもらいました。藤本 敬介:右から2番目。2010年電気通信大学大学院情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。日立製作所基礎研究所、同中央研究所を経て 16 年12月ABEJA入社。Labsリサーチャーとして主にDeep Learningを用いた画像認識等の技術を開発。子供向けのAI開発体験ソフト「AI FOR KIDS」やSlack内の匿名チャンネル「VIP」...

お客様の「困った」をどう引き出す?新卒社員はこう動いた。

インターンを経て、2021年春、新卒でABEJAに入社した栗林さん。事業開発や他社との協業、既存サービスのマーケティングを担当しながら、顧客の課題の引き出し方、向き合い方、アプローチの仕方を模索してきました。入社から1年、なにか見えたものはありますか?これまでの取り組みを中心に語ってもらいました。栗林徹:2021年ABEJAに新卒入社。学生時代にローカル向けwebサービスや、ロボットプログラミング教材などの開発をしていた。インターンで見た風景栗林さんとABEJAの縁は、大学院時代のインターンが始まりです。エンジニアリングとビジネスの両方の思考を持つメンバーの姿が印象的だったと振り返ります...

プロダクト開発は、失敗からいかに学ぶかだ。

ABEJAのインフラエンジニア、村主壮悟さん。2020年秋から全社レベルのリモート態勢を採っているABEJAで「リモート社員」の草分け的存在です。入社以来あしかけ5年近く、ビジネス向け機械学習の開発プラットフォーム「ABEJA Platform」にたずさわってきました。「先行例がないなかでの開発は模索続きでした。プロダクトの開発って、そもそも、うまくいくことなんてほとんどない。だから、うまくいかない中でいかに学ぶかだと思うんですよね」村主さんの語る「失敗」の価値。失敗は「避けるもの」という先入観を、いい意味でひっくり返してくれます。村主 壮悟:2017年3月、ABEJA入社。ディープラー...

きっかけは麻雀。Kaggle Masterが語る「好き」から始まる機械学習の道

話を聞いたらいろいろ出てきそう。ABEJAにはそう思わせる人たちがいます。何が好きで、どんなことが大事だと思っているのか。そんなことを聞き書きしていきます。大手通信会社を経て、データサイエンティストとしてABEJAに参画している服部 響さん。KaggleやatmaCupなどのデータサイエンスコンペに積極的に参加して活躍しています。服部さんとAIの関係、コンペとデータサイエンティストの仕事の共通点など、語ってもらいました。服部:新しい技術が好きです。子どもの頃、テレビゲームの時間は制限されていたのですが、パソコンだったら自由に触らせてもらえたので、パソコンで遊んでいました。小さい時からプロ...

個人のプライバシーとAI 〜ABEJA倫理委員会「Ethical Approach to AI」の議論から(下)〜

顔つきなどから支持政党や性的指向が予測できるというAIの研究報告が出ています。技術的に実現可能なことが急増する一方、場合によっては個人を傷つける結果を引き出すことになりかねません。科学技術社会論研究者の江間有沙さん、情報工学者の松原仁さん、独立研究家の山口周さん、そしてABEJAメンバーが、率直に語り合いました。議論の一部を紹介します。AIが晒してしまうもの本人が望まないことまでAIが分析し、晒してしまう可能性があることの是非について、様々な意見が出ました。松原委員:去年「顔写真から支持政党が分かる」という論文を、スタンフォード大の研究者が発表しました。人種と性別と年齢層で分けても75%...

人事に「公平性」は不可欠なのか? 〜ABEJA倫理委員会「Ethical Approach to AI」の議論から(上)〜

人事に公平性は本当に不可欠なのかーー。一瞬、ドキッとする問いです。だけど、そもそも完全に公平な人事なんて、ありえるのでしょうか?「ピープルアナリティクス」(PA)について、科学技術社会論研究者の江間有沙さん、情報工学者の松原仁さん、独立研究家の山口周さん、そしてABEJAのメンバーが、語り合いました。議論の一部を紹介します。まずはピープルアナリティクスについておさらいABEJA古川:きょうのテーマは「ピープルアナリティクス」(PA)。「社員の人事データ、行動データを収集・分析し、人材活用のための知見を得る」ための手法についてです。ここ数年で企業における導入が広がっています=下図。ご紹介し...

ABEJA担当者直伝!マーケティングのデジタル化、6つの課題と解決策(後編)

せっかくマーケティングツールを導入したのに使いこなせない。導入しても期待していた成果が出ない……。そんなとき、どんな手だてを取ればいいのでしょうか。ABEJAでマーケティング関連のデジタル化施策を手がけてきた木下正文が解説します。前編はこちら。「カスタマイズ」「脱ツール化」は検討した?木下:次は「カスタマイズ」もしくは「脱ツール化」を検討しないまま続けてしまう問題についてお話しします。いろんな人が使えるように汎用化したものがツールですが、ツールだけだと、かゆいところに手が届かない。細かい課題を改善したり、より成果を出そうとしたりすると、早い段階で限界がくる。となれば、ツールを使い勝手よく...

ABEJA担当者直伝!マーケティングのデジタル化、6つの課題と解決策(前編)

せっかくマーケティングツールを導入したのに使いこなせない。導入しても期待していた成果が出ない……。そんなとき、どんな手だてを取ればいいのでしょうか。ABEJAでマーケティング関連のデジタル化施策を手がけてきた木下正文が解説します。木下:前職で、マーケティングもサイト開発も自分でデータドリブンに回す仕事をしてきました。その経験をABEJAでも生かし、マーケティングや医療、人事の領域を担当しています。きょうは、レコメンドエンジン、マーケティングオートメーションをすすめる際の課題と対策をお話ししていきます。まず、マーケティングのデジタル化について、広告と非広告の各領域を、それぞれ考察してみまし...

戦コンの「いま・むかし」。そしてコロナで考えたこと。

ABEJAの勉強会「ABECON」(アベコン)。毎週金曜夜、メンバーが得意分野の情報や知見をシェアしあう勉強会です。今回のテーマは「コンサルティング今昔物語」。前職が戦略コンサルタントだった山本直樹さんに、これまで社会を変えてきたビジネス理論の解説や、新型コロナを通じて考えるようになったことを、話してもらいました。How To からWhatの時代へ私がコンサルティング業界に入ったのは1990年代半ば。バブル経済がはじけた後で、どう収益を上げるのか、つまり「How To」を考えるのが企業の命題でした。この時期に出た『Reengineering the Corporation』という本で紹介...

「オンラインでも、大人数でも面白い」を目指して。ABEJA忘年会2020。【#私たちはつながっている】

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ABEJAでは2020年2月下旬から全社員を対象に在宅勤務を推奨しています(東京都の1日あたりの感染者数が1,000名を超えた12/31以降は、出社"禁止"としています)。大人数が集まるイベントは開催できない…。でも、1年間走りきった仲間と一緒に楽しい時間を過ごしたい!そんな気持ちで「みつばち開発」によって企画されたのが、「2020年ABEJAオンライン大忘年会」でした。「みつばち開発」は、リモートワークになって、仕事で直接関わる人以外とのコミュニケーションが少なくなる昨今、ABEJAのメンバーが、「ちょっと楽しい」「ちょっとうれしい」気持ちになる企...

創業8年の、節目の日に寄せて【#オープン社内報】

私たちABEJAは、2020年9月10日に創業丸8年をむかえました。ABEJAでは、始業時間(10時)から5-10分、全社員が集まる「朝会」を行っています。メンバーが日替わりで担当し、自身の経験や最近のニュース等を通じての学び・感じたことをシェアしています。創業記念日である9月10日の朝会担当は、代表の岡田さん。節目の日に寄せて、想いを語ってくれました。「人生と経営はスーパーマリオのようなものだ」経営の大先輩の言葉岡田:長いようで短いような期間でした。孫さんが以前、「人生と経営はスーパーマリオのようなものだ」とおっしゃっていたことがあります。参照:僕たちがスタートアップした理由人生にも経...

AIコンサルが考えるデジタルトランスフォーメーションのかたち(4回目/最終回)

ABEJAで企業のAI導入支援にかかわる佐久間隆介が、コロナを受けてデジタルトランスフォーメーションやAIの導入について解説するメディア関係者向け勉強会の4回目です。参加者からの質問への回答をまとめました。佐久間隆介(さくま・りゅうすけ)=1979年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、アビームコンサルティング(当時デロイトトーマツコンサルティング)に入社。2014年より最年少執行役員。2019年よりABEJAに参画しグローバルビジネス展開、企業のDX支援・AI活用のプロジェクトマネジメントなどを担当。同年12月よりUse Case事業部長。――もしAIが欠陥を見逃し、その部品が原因...

AIコンサルが考える「デジタル・トランスフォーメーション」のかたち(3回目)

ABEJAで企業のAI導入支援にかかわる佐久間隆介が、コロナを受けてデジタルトランスフォーメーションやAIの導入について解説するメディア勉強会の3回目です。佐久間隆介(さくま・りゅうすけ)=1979年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、アビームコンサルティング(当時デロイトトーマツコンサルティング)に入社。2014年より最年少執行役員。2019年よりABEJAに参画しグローバルビジネス展開、企業のDX支援・AI活用のプロジェクトマネジメントなどを担当。同年12月よりUse Case事業部長。佐久間:さて、今度はAIについて解説していきます。DXを構成する技術の中核でもあり、ABEJ...

AIコンサルが考えるデジタルトランスフォーメーションのかたち(2回目)

ABEJAで企業のAI導入支援にかかわる佐久間隆介が、コロナを受けてデジタルトランスフォーメーションやAIの導入について解説するメディア関係者向け勉強会の2回目です。佐久間隆介(さくま・りゅうすけ)=1979年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、アビームコンサルティング(当時デロイトトーマツコンサルティング)に入社。2014年より最年少執行役員。2019年よりABEJAに参画しグローバルビジネス展開、企業のDX支援・AI活用のプロジェクトマネジメントなどを担当。同年12月よりUse Case事業部長。Withコロナで、価値の源泉を再整理してみる佐久間:前回は「Beforeコロナ」す...