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「オンライン飲み会はオフラインより面白くない」を超えた、ある仕掛け【#私たちはつながっている】

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、ABEJAでは4月9日から完全出社禁止となり、全員が在宅で働いています。

そんななか、4月下旬、加納 峻佑(かのう・しゅんすけ)さん、朝倉 康之(あさくら・やすゆき)さんの2人が、ABEJAを退職することに。

対面で気持ちを伝えられない...ならばオンラインでも感謝の気持ちを最大限伝えたい!そんな気持ちで企画されたのが、オンライン謎解きゲーム「辞められないABEJAからの脱出」でした。


送別会当日、謎の手紙が届いた。

送別会当日、参加者の元に「みつばち開発※」の安宅雄一(あたか・ゆういち)さんから手紙が郵送されてきました。

入っていたのは、謎解きゲーム「辞められないABEJAからの脱出」。手のこんだ封筒とカードにも、ワクワク感が高まりました。

※「みつばち開発」は、コミュニケーションが少なくなりがちなフルリモート環境でも、社員のコミュニケーションを活性化することを目的に、完全出社禁止が始まってから社内で結成された非公式チーム。「みつばち開発」の活動については後日ブログで改めて取り上げる予定です。


実際に届いたカード。PC画面左端が加納 峻佑さん。右が朝倉 康之さん。中央が筆者。


中には、謎が書かれた4枚のカードと「加納蔵 康祐(かのくら やすすけ)」と名乗る人物による「退職エントリ」。

加納蔵 康祐の「退職エントリ」。加納 峻佑さん、朝倉 康之さんとの思い出が詰め込まれています。


ひとしきり談笑したあと、ゲームがスタートしました。

この謎解きゲームのゴールは、3つの謎を解いて得られるヒントから、退職エントリの一文「僕は今日でABEJAを卒業する。様々な思い出が頭を駆け巡る。今振り返られるそれらの思い出は、僕には□□□□に見えた」「□□□□」に入る言葉を導き出すこと。

頭を悩ませること約1時間。

3つの謎の答えが1つに繋がり、「モノクロ」の4文字を導き出せました。「やったー!」と達成感に浸る一方、「ABEJAでの思い出がモノクロ?なんで?」と不思議に思っているうちに、タイムアップとなりました。

その後、安宅さんによる解説タイムが始まりました。「□□□□」の答えは、確かに「モノクロ」でしたがーー。

「でも...」と安宅さんは続けます。

「本当に彼にとってABEJAの思い出は"モノクロ"だったのでしょうか?」「退職エントリーの最後にも書いてあるように、"色づいた思い出”だったはずです」

3つの謎の答えを1つに繋げる際、退職エントリに書かれた言葉をヒントに、さらにひとひねりして考えると、本当の答えにたどりつきました。

「僕は今日でABEJAを卒業する。様々な思い出が頭を駆け巡る。今振り返られるそれらの思い出は、僕には"ばらいろ"に見えた」

これがオンライン謎解きゲーム「辞められないABEJAからの脱出」の本当の答えでした。
思ってもいなかった展開に、参加者が盛り上がります。


「オンラインの飲み会はオフラインより面白くない」を超えたかった。

この会を企画した、安宅さんに聞きました。


ーー今回、謎解きゲームを企画したのはなぜですか?

安宅:「オンライン飲み会は、オフラインの飲み会よりは面白くない」。そんなイメージありませんか?

今回は大切な2人の送別会ですし、オンラインでオフラインの飲み会体験を超えたいという気持ちがありました

キーになったのが「共通の体験」です。「共通の場」の代わりに「共通の体験」を持つことで一体感のある会にしたかったんです。

そこで思いついたのが、「謎解きゲーム」でした。


ーー特にこだわったのは?

この謎解きゲームは退職エントリがヒントになっています。加納さんと浅倉さんは自分で退職エントリを書くタイプではないので(笑)、退職エントリがあったら喜んでくれるのではと思ったんです。

2人との思い出を混ぜて僕が書いたので、どちらが読んでも、7割は共感できるエピソードが入っているはずです。


送別会経験10回超の「送別されるプロ」も驚く

「送られる側」の加納さんと朝倉さんに聞きました。


ーーオンライン送別会はどうでしたか?

加納:出社禁止期間中に退職の日が来て「ひっそりとABEJAを去るのかな・・・」と思っていたのに、まさかこんな素敵な送別会を企画してくれるとは思っていませんでした。オフラインでの飲み会以上に盛り上がり、思い出に残る送別会になりました。

ABEJAの人は、仕事も全力で、でも仕事以外のことも全力で楽しむ、というマインドを持っている人が多いです。

働いていた間は、スタートアップならではのヒリヒリする状況を何度も味わいましたが、その中でもエネルギッシュに仕事ができたのは、こうした仲間がいたからこそだな、と改めて思いました。

朝倉:あんなに手の込んだ送別会は、社内異動を含めて送別会の経験が10回を超す「送別されるプロ」(笑)の私でも体験したことがなく、すごくうれしかったです!

ABEJAには優秀さと人の良さをとても高い次元で両立しているメンバーがたくさんいると思います。これまで色々な会社を経験してきましたが、心理的安全性の高さはトップでした。


送るシーンに組織の「らしさ」が表れる。シーンの積み重ねが組織の「らしさ」をつくる。

ABEJAの社員のほとんどは、他社で経験を積んできたキャリアです。
異なるバックグラウンドを持つ者が、同じ目標に向かって人生の一時期を共にします。

ABEJAで過ごす時が1人1人にとって色鮮やかであるように。

そして、別の道を歩むことになったとしても、その仲間の成長と幸福を願うことができるように。

送るシーンにその組織の「らしさ」が表れること、こうしたシーンの積み重ねこそが組織の「らしさ」をつくっていくことを、今回の送別会を通じて改めて実感しました。


【#私たちはつながっている】について
新型コロナウイルスを機に、今まで当たり前だった風景や意味を考えていくシリーズ。随時更新していきます。

筆者:高橋 真寿美(たかはし・ますみ)
株式会社リクルートマネジメントソリューションズに新卒入社、大手企業向け人材開発やコンサルティングに従事。その後、経済産業省に出向。地方創生やベンチャー支援などに関わる。2019年ABEJAに入社。HRとして、エンジニア採用や人事企画、組織開発に携わる。PRとGR(Government Relations)を兼務。


(2020年5月21日掲載の「テクプレたちの日常 by ABEJA」より転載)

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