新たにパーパスを策定。全社で目指すミッション・ビジョン、そしてツナグバで働くメンバーが体現すべきバリューとは | 株式会社ツナグバ
ー まず、パーパス、ミッション、ビジョン、バリューの策定および刷新の理由を教えてください。今回新たに策定したのはパーパスです。これまでパーパスは創業メンバーの頭の中にはあったものの、言語化されて...
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スタートアップだからこそ、メンバー一人ひとりの活躍が会社の成長に直結します。ツナグバでは成果を正当に評価し、意欲ある人材がのびのびと挑戦できる環境づくりを推進中。本記事ではその評価制度や組織マネジメントの概要を紹介します。
※本記事は2024年4月公開時点の内容に一部加筆修正しています(2025年5月時点)。
定量×バリュー貢献度を評価!成果直結型の評価制度
採用で重視するのは“ツナグバ”への共感
コミュニケーション、スキルアップ……福利厚生で働きやすさを後押し
ツナグバでは成果直結型の評価制度を取り入れ、報酬テーブルを6段階に分けています。評価は半年に1回実施しており、基準としては定量面が50%、バリュー体現面が50%というイメージです。現在の制度は1年ほど前から構想を練り始め、半年ほどかけて原型をつくってきました。引き続き、ブラッシュアップしながら運用していきたいと考えています。
成果を出しているメンバーは積極的に昇給したいと考えており、実際年間で130万円以上昇給した社員もいます。2021年には全社的にも平均昇給率が15%を超えました。会社が大きくなるためには社員一人ひとりの成長が必要不可欠ですので、昇給率は今後もっと上げていきたいと考えています。
定量面での評価は多くの会社で行われていることですが、特徴的なのはバリュー体現度をかなり重視した制度設計になっていることです。ツナグバではただ数字を出すだけではなく、掲げる5つのバリューを体現しているかを重視しています。
ツナグバでは現在、約7割の社員がキャリアアドバイザーとして働いているため、多くの人が同じ給与体系になっています。キャリアアドバイザーはインセンティブもあるので、昇給によるベースアップだけでなく、成果次第では入社後すぐに収入を上げることができるのが大きな魅力と言えるでしょう。また、評価は半年に1回とお伝えしましたが、過去には3ヶ月で昇給したケースもあるほど、活躍している社員にはそれにふさわしい給与や役職を与えるのがツナグバの特徴です。バリューの1つめに掲げているとおり、ツナグバでは「成果は正義」だと考えています。ぜひ成果を出すためには何が必要なのかを考えて業務にのぞみ、高い目標を目指してほしいです。
なお中途入社の場合、入社時までの経験などで最初のグレードが決まりますが「昇給は在籍⚫︎年で⚫︎円まで」などの幅は決まっていません。その方の活躍度合いに応じて、天井なく昇給・昇格できますし、むしろ一人ひとりがどんどん昇給・昇格するような企業でなければスタートアップとして健全な運営ができないと思っています。
採用においてもっとも重視しているのは、パーパスおよびミッション・ビジョン・バリューへの共感です。
現在のミッション・ビジョン・バリューは、かなりの時間をかけて経営陣全員で考え「理想とする会社にしていきたい」という強い思いを込めています。そのため、採用でもこの内容に共感いただけるか、ツナグバが大事にする価値観に合っている方かどうかをかなり重視しています。
2025年には新卒1期生も入社しましたが、とくに新卒社員は会社のDNAを継ぐ役割も期待しているので、より一層バリューを体現してほしいと思っています。
ツナグバでは社員が安心して働け、持っている能力を存分に発揮できるようにさまざまな制度を展開しています。スキルアップ支援や1on1をはじめ「成長したい」と考える社員が活用できる制度や、活躍した社員を全員で讃える年間表彰制度、達成食事会やランチMTGなどの補助など、社内コミュニケーションを活性化させる施策も取り入れています。
バリューに掲げている要素でもある「感謝」「誠実」は、まず職場にしっかりとした人間関係が築かれていないと発揮しづらいものです。私たちは、職場にこそ人間同士の深い関わりがないといけないと考えています。社内で働く人と密にコミュニケーションをとることで、自分が持つ価値に気付けたり、それを発揮しやすくなります。社外からも「ツナグバって、なんか明るい会社だよね」と思っていただけるような雰囲気を作っていきたいと考えています。
「チーム/全社懇親会補助」という制度があるのですが、実は会社が制度を作ってわざわざ促さなくても、各チームで積極的に開催するほど和気藹々とした雰囲気です。ツナグバは平均年齢28.5歳と年齢の近いメンバーが集まっていることもあり、こうした制度を活用しながら定期的にコミュニケーションをとって、互いに良い関係を築こうとする社員が多いように感じます。
ツナグバは現在、中途入社を中心に構成されていますが、2027年以降は新卒と中途の割合が半分ずつになるようにしていきたいと考えています。ツナグバの強みは「面談力」、つまり求職者と深くしっかり向き合うことのできる力にあります。これはすなわち「メンバーの人間力」とも言えます。一般的なビジネススキルとは違って抽象的だと思われるかもしれませんが、逆に考えれば年齢に関係なく活躍できる環境です。
「スタートアップは激務の割に給与がいまいち」という印象を持つ人もまだまだ多いかもしれませんが、ツナグバでは成果を出した人にはすぐにそれに見合う待遇を与え、活用しやすい福利厚生を充実させることで、社員の成長を会社の成長につなげられるようこれからも工夫していきたいと考えています。