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sonar ATSを作ったTech Leadが語る、エンジニアとしてのキャリアや想い

◆プロフィール◆
廣瀬健一郎(ひろせ・けんいちろう)
ソフトウェアエンジニアとして経験を積み、
2012年12月にThinkingsの前身の1社であるinfodexへ中途入社。
sonar ATSの開発エンジニア及び開発拠点の徳島サテライトオフィスの立ち上げに従事。
現在はThinkingsで初のTech Leadとしてエンジニアチームを牽引している。

sonar ATS開発初期時代の入社

リファラル採用で、中途採用の開発エンジニアとして入社しました。
sonar ATSがなんとなく形になりつつある頃で、まだ開発人数も少なく、出来ていない機能が色々あって、結構大変なソフトだな、と思いながら作っていましたね。

自動処理についても、基盤が不安定になりやすい要素がたくさんあったので、まずはそこに手を入れて、他の機能が壊れないように対策を打ったのも、入社してすぐの大きな仕事でした。システム全体について、まだよくわからないながらも自分の手の届く範囲で対応していたのですが、Workerロールという割と大きなパートに自分で手を入れたことで、システムの作りについて理解を進めることができました。

一方で、システムを安定稼働させるためには、その規模によって必要な作りや設計があるので、規模を拡大させるためにそこに都度手を入れていくことは、今後も継続して取り組んでいくべき課題だと思っています。


新たな開発拠点、徳島サテライトオフィス立ち上げ

2013年の春に、IT企業のサテライトオフィスが集う徳島県の神山町へ見学に行ってみようということになり、現地のエンジニアの方々と飲んだりして、あぁこんな面白い取り組みがあるのかと。
それをきっかけに徳島に開発拠点を作るプロジェクトが動き出し、その年の夏に、徳島サテライトオフィスをオープンしました。

当時のオフィスはメゾネット形式のアパートの一室で、1階のリビングが開発スペース、2階に会議室と私が寝泊まりする部屋などがある形でした。

徳島の開発メンバーも一からの募集でした。
中途採用はもちろん、地元の専門学校や大学から学生アルバイトを採用して、みんなの仕事を見ながら自分のコーディングを進めるような形で、なかなかハードでしたね。
ちなみに学生アルバイトから新卒入社してくれたメンバーも数名いて、現在では約10名のエンジニアが徳島サテライトオフィスで活躍しています。


開発で苦労したこと

いろいろありますが、例えばsonar ATSには、リクルーターに対して応募者を自動で割り当てる「ブッキング機能」があるのですが、最初は「こんな機能が必要だよね」っていう想像からスタートして作っていきました。しかしながら、なかなかお客様の本当に欲しいものに上手くヒットできない時期が続いて。すごく悩みの多い開発だったと思います。

また、sonar ATS開発の節目として、求人機能が追加された一つ前のバージョンの開発と、現在の最新バージョンの開発がありますが、特に最新版の開発初期においては、限られた時間の中で、技術スタックの大きな転換を図る形で立ち上げていったので、結構大変でしたね。

欲張って機能を作りこんでしまうようなところがこれまでの10年間あったので、そこを反省しながら、お客様が実際にどのように使うか?どういう風にしたら使いやすいのか?について、今もひたすら模索しているところです。


ソフトウェアエンジニアを目指したきっかけ

私が小学4年生くらいの時に「マイコンブーム」があり(マイコン=今でいうパソコン)、「子供の科学」という雑誌で、松下通信工業(当時)のJR-100というマイコンが紹介されていて、それを見て「すごいボタンがいっぱいある機械!」と衝撃を受けて。

しかもプログラムというものを書けば、自由に動かせるらしい!というのを知って、興味津々でTVのプログラム書き方講座を見ながら、プリント文やifを学んでいったのが、エンジニアとしてのスタートです。初めて書いたプログラムは、当時テレビ東京系列で放送されていた「パソコンサンデー」のテキストに載っていたゲームでした。それを自分で改造して、こっちの方がたくさん点数出るようになるぜ!というようなことをやって楽しんでいました(笑)

その頃からエンジニアになりたいと思っていたわけではなかったのですが、プログラミングはやっぱり面白いと思い、大学、就職もその分野を選びました。なので、プログラミングを始めてもうすぐ40年くらいになりますね。


やりがい

自分が作ったものを、誰かに使ってもらえることが嬉しいですね。
社会人になりたての頃、車載オーディオ表示のプログラム、例えば激しいビートにあわせて躍動するアニメーションだったり、低音が続くと水が滴るようなアニメーションだったりと、曲に合わせた表示をプログラミングしたのですが、実際にそれが製品になって店頭に並んだ時は、すごく嬉しくて。画面をいじりながら、「これ僕が作ったんですよ!」って周りの人に言いたい気持ちを抑えて、一番お気に入りの画面に切り替えて、売り場を立ち去った思い出があります(笑)

sonar ATSにおいても、いろんなお客様に使ってもらっていて、使いやすいよと言っていただいたり、ここはちょっと使いにくいねと言われたりするのも、まずは使ってもらえているからこそだと思っていて。
自分で書いて作ったものが世の中に出ている、社会の中の一部になって繋がっていることが実感できるのは、職業としてプログラムを組んで携わるからこそ、得られる喜びだと思っています。

一方で、たとえすぐに世の中に繋がることでなくても、「こうしたらこういうことが実現できるんじゃないか」って仮説を持った時に、まずはコードに落としてみて、実際にその通りになった時は、喜びがありますね。「こんなことができるんだ!」みたいな。それで人をびっくりさせることができるような形の喜びもありますね。


今やっていること

Tech Leadとして、エンジニアのみんながスムーズに開発できるようにするにはどうすればよいかを考え、自身も開発を進めながら動いています。
具体的に何をしているかというと、例えばリリース前のコードインスペクションや、問題が起こった時には解決のためのアドバイスなどをしています。
また、新たに転職でジョインしてきたメンバーにとっては、前職とThinkingsでは開発の文化や進め方が違うことが多いので、そういった開発を進める上でのお困りごとを聞くために、毎月1on1を行ってフォローしています。
広い範囲を守備しつつ、sonar ATSの開発が一貫性を持ったものになるよう下支えするという形で、チーム横断でいろんなところに関わらせてもらっています。
自分の開発については、すぐに進むものではないものの、長期的にリターンがあるものなので、じっくりと開発しています。

現在当社ではエンジニアを積極採用しているので、毎月のように新たなエンジニアがジョインしてくる中で、みんなが気持ちよく開発するためには何が必要なのかを考え、自分の開発をどうやって進めていくかは、悩みながらではあります。
ただ、開発こそ自分が一番やりたいことであり、開発することでその課題を解決して、貢献していきたいという気持ちが強いので、頑張れますね。

Tech Leadの役割は会社によって違うと思いますが、元々の意味合いとしては技術的にリーダーシップをとっていくことが求められていると思っていて。
現在のThinkingsにおけるTech Leadは私一人なのと、会社の状況的にこのような役割を担っていますが、今後ThinkingsでTech Leadになるメンバーが複数名出てくれば、また違った形―それぞれのTech Leadが自分の担当分野を持ち、実験や先進的な開発を行うことで、その分野の方向性を示すリーダーとなるような形を、個人的には目指したいと思っています。


今後やっていきたいこと

エンジニアとして長期的な目標でいうと、75歳まではコードを書いていたいという目標があります。
もうすぐ50歳になるのですが、若い頃に抱いていたソフトウェアエンジニアの理想像にはまだまだ到達できていないと思っているので。
なんとか一歩でもそれに近づけるように、これから25年間、新しいことにも挑戦していきたいですね。


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