【ITエンジニア×心理学】ちょっとしたテクニックでチームワークが爆上がり。 | Tips
こんにちは!株式会社TheNewGate(ニューゲート)人事の髙橋です。今回は「心理学がどうやら私たちの仕事にも役立つらしい」という話をしようと思います。実はこの業界、技術だけじゃなく「コミュニ...
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こんにちは!株式会社TheNewGate(ニューゲート)人事・TDPの柳生です。
本日は、前回かなり"大好評"だった「ITエンジニア×心理学」の第2段となります!
実は私、大学時代は経営学部出身で「キャリア形成」や「マネジメント心理学」を学んでおりました。
今回は大学で学んだ知識を活用し、IT領域&ビジネスシーンにおいて役に立つ心理作法をお届けいたします!サクッと読めるので、ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです🌷
【目次】
1. プライミング効果:無意識にできちゃった
2. SL(状況対応型リーダーシップ)理論 :適材適所がキーワード
3. 確証バイアス:思わぬところに落とし穴
4. フリー・ライダー効果:成功の秘訣は全員の努力
5. メラビアンの法則:身振り手振りで訴える
6. バックトラッキング:オウム返し戦法
7. ドア・イン・ザ・フェイス:初手は無茶振りを提案してみる
8. ネームレター効果:名前呼びで好感度爆あがり
経験したことや見聞きした情報が、認知や行動に影響を及ぼす効果です。
この効果の特徴としては本人に自覚がないこと。気づけば無意識に影響されているということです。
実はこれをキャリアや仕事に活かすことができちゃいます。
例えば「〇〇ができるようになりたい」「〇〇になる」といったポジティブな言葉は私たちの記憶に影響を与え、前向きな思考・行動を形成します。
「言霊」と表現されるように自分の中の理想を言葉にすることで、自身の行動にも影響力があるということですね!
チームをまとめる「リーダー」の理論についても、今回は少し触れていきます。
SL理論とは人や状況に合わせてリーダーシップのスタイルを変える理論のことです。
全員に同じような指導をすると伸びる人も入れば、なかなか伸び悩む人もいる。
その人に適した指導をすることが、成長への鍵となります🔑
チームの中でマネジメントを担うポジションの方はしっかりと指導したい人を観察して、見極めることも大切になってきますね!
自分の考えや予想と合致するような情報を信じ、合致しない情報を見落としてしまうことです。
例えば、新しい企業と取引を始める際に、根拠もなく大手企業であれば安泰と思う。
自分にとってプラスの情報だけを信じていると、時には大きく損をしてしまうことがあります。何かを決断をするときはメリット・デメリットをしっかりと洗い出す。その上で判断をすることが重要です。
他のメンバーの努力をあてにして自分は努力をせず、集団の恩恵を受けようとする人の存在が、全員のモチベーションを下げてしまう現象です。
どこかで他人任せにしている時はありませんか?
「誰かがやってくれる」「自分がやらなくてもあの人がいたら成功する」
そんなことを思っているだけではもちろん成功はしません。
全員の努力があるからこそ成功し、その恩恵が受けられるものなのです!
話し手が聞き手に与える印象は、話し手の外見や身振り手振りで半分以上決まるという法則です。
実際のパーセンテージは
・話す内容(言語情報)…7%・声色、話し方(聴覚情報)…38%・外見、身振り手振り(視覚情報)…55%
となっておりこの数字を取って「7・38・55ルール」と言われることも。
プレゼンや商談などビジネスにおいて大事なシーンでは、視覚情報で半分以上決まってしまうのが人間の心理です。ぜひ全身で想いを伝えてみてはいかがでしょうか??
相手の発言をそっくりそのまま返すことで、安心感や信頼感を増幅させる心理作用があります。例えば面談の時に、「今〇〇が大変で落ち込んでるんです・・・」と相談された場合、
「そうなんですね。〇〇って確かに大変ですよね」とオウム返しで共感することで相手の信頼を得られやすくなります。信頼関係を築く上ではかなり効果がある方法です。
ビジネスシーンでも、ぜひ活用したいですね。
はじめに難しいリクエストを提示して断られた後、それよりも容易な要請をすることで受け入れられやすくなる心理です。関西人は無意識に使っていますね(笑)
例えば極端な話ですが10万円の冷蔵庫を少しでも安く買うために、
「5万円にして!」と急遽、大胆な値段交渉をするともちろん断られてしまいます。
しかし次に「8万円なら?」と提示すると実は成功することが多いんです。
これはビジネスのシーンでも応用できるのでは・・・??👀✨
相手の名前を会話中に呼ぶことで好感度が高くなる心理効果です。人間は自分の名前に含まれる文字を無意識に好む傾向があります。
「たろう」であれば「た」「ろ」「う」、この3つの文字を含んでいる名前のモノを自然と選んでいる可能性が実は高いらしいんです!
私もこれは人事としてお仕事をしていく中で意識しています!
ぜひ会話の中で名前を呼んでみてください!そうすることで「この人に認知されているんだ!」という承認欲求が満たされるだけでなく、ちゃんと「アナタ」に対して向き合ってくれていると好印象を与え、信頼へ繋がりますよ💡
さて、第2段の心理学記事はいかがでしたでしょうか??
今回お届けしたように、私も大学で学んでいたことを、無意識にビジネスシーンでも使っていることに気づきました。主観ですが効果もしっかりと出ていると思います!
皆さんも、今回紹介した心理テクニックをちょっと意識してみると案外行き詰まっていたこともすんなりと進むかも・・??騙されたと思って、ぜひ一度試して欲しいです☺︎
皆さんにとって少しでもプラスになる情報になっていたら嬉しいです!
今回は豆知識コーナーでした!!次回もお楽しみに💡
※心理作法に関しては諸説ございます。予めご了承ください。