はじめまして!北海道出身、90年生まれの嘉藤 太志です。
幼稚園児のころからサッカーをはじめ、結局大学まで体育会系の部活に入り、サッカー三昧の青春を送っていました。
そんなチームスポーツを長くやってきたのもあり、何かとチームで取り組む仕事の方が熱中しやすいタイプです。
地元の公立進学校に入り、一年浪人はしましたが地元の国公立大学に入学。経験した2社は大企業の分類に入るいわゆる有名企業。
しかも直近の2社目は設立100年以上、社員数30,000人規模の老舗メーカー。多分周囲からは”堅実なやつ”という印象はあったと思いますし、自分でもそう思ってます。
今回は、そんな自分がなぜ30歳のこのタイミングでHajimariというベンチャー企業への転職を決意したのか、できたのかをお伝えしたいと思います。
アジェンダは以下の通りです。
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00.Hajimariに至るまで
01.大企業で見えた”会社の大きな傘”
02.最後に決断を後押ししたもの
03.さいごに
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00.Hajimariに至るまで
大学時代は何か特定のこれを生業にしたい、というビジョンはありませんでした。
とりあえずどんなビジネスでも必要になる”営業”力を身に着けようという考えと、地元の北海道を盛り上げる事業に関わりたいという思いがあったので、リクルート系列の会社に就職し、法人向けの広告営業をすることとなりました。
5年在籍し、ここでは事業部MVPを獲得したり、チームリーダーに任用されたりと成果の上げ方や仕事の進め方を強烈にインプットする期間となりました。
そして2社目は、前述した通り設立100年以上、社員規模30,000人前後の大手飲料メーカーです。
「自分が世間に広くおすすめしているこの製品やサービスに、自分はどこまで責任が持てるのか」
「今度はつくっている側として、良いものを世間に広めたい」
1社目で働くうちに芽生えたモヤモヤを解決したい。そんな考えで転職活動を進めていました。
入社してからは、当時28歳にしては大変手厚い研修が待っていました。そして、行き届いた福利厚生や制度。前職からジャンプアップした収入。
”生活する”という観点だと非常に充実した環境です。周囲の諸先輩方も優しく、社内外人間関係で困ることもありません。
01.大企業で見えた”会社の大きな傘”
そろそろ読んでいる方が気になっているのは、「じゃあ何でそんな高待遇な環境を捨てて、ベンチャー企業に入ったの?」ということかと思います。
ここからはそのあたりについて、お話していきます。
大企業に在籍したからこそ、そして前職から急に上がった高待遇があったからこそ、より深く実感したのは、
「会社の名前が書かれた大きな傘に守られている」
ということです。
雨が降っても、自分で傘を用意しなくても濡れずに過ごせます。ただ、傘が破れてしまったら、自分の頭上に雨が降りしきります。
「自分で自分を守る術を持たないことがとても怖い。」
「そしてその状況を当たり前と思い続けることはもっと怖い。」
そんな恐怖心が、自分の決断の源泉です。
02.最後に決断を後押ししたもの
とはいえ、頭の中で漠然と思うところと実際に決断し行動するまでの間には、結構大きな葛藤がありました。
収入・福利厚生・居住地・人間関係・年齢・家族 etc.
変えなければならないものや考慮しなくてはならないことはたくさんありました。冒頭の方で話したとおり、僕は自分のことを”堅実”な方だと思っています。
なので、全部検証しました。
頭の中では進みたい方向がぼんやりと見えていたので、もう頭の中で悩んでも仕方ない。そう考え、実際に変わることと歩き方を具体的に書き出していきました。
メリット/デメリットを並べ、それぞれの効果を予測して…自分自身に営業をかけたって感じですね。
03.さいごに
ここまで話しておいてではありますが、個人的には自身の決断は、誰しもにご提案できる内容では有りません。
それぞれに事情も背景も志向性も違いますし、何より簡単にご提案できるような甘い道とも思っていません。いずれにしても「自分は、この決断を正解だった」と言えるように、日々過ごしています。
そして、その日々は密度の濃い充実した時間にできていると、現時点で断言できます。
先程は”傘”をたとえに使いましたが、Hajimariではみんなが雨合羽を着て走り回っています。やりたいことを形にしたい、自分が事業を進める実感を持ちたい、チームで戦いたい。
こんな意欲を持っている方、漠然とした不安を抱えている方、是非一度Hajimariに遊びに来てください!