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弊社では現在、企業向けに「おまかせIT顧問」サービスを提供しています。これは、月額3万円から利用できる“社外CIO”のような存在として、ITに関する業務の悩みをまるごと引き受ける顧問型支援サービスです。
たとえば、社内のIT整備、クラウド活用、セキュリティ対策、業務効率化、トラブル対応、社内教育まで。「情シス担当がいない」「現場任せになっている」「ITに時間を割けない」——そんな中小企業の課題に寄り添い、確実に一歩ずつ支援してきました。
一方で、私たちはこの仕組みを、企業にとどまらず、地域社会にも展開できるのではないかという構想を温めています。企業向けに蓄積してきたノウハウは、そのまま「町おこし」や「地域課題解決」に転用できるからです。
■企業支援と町おこしは、実は地続きにある
町おこしというと、観光やイベント、地域特産品のプロモーションなどが中心に語られがちですが、現場の実務は驚くほど「企業の悩み」と似ています。
- Excelで管理されている手作業の多さ
- 人手不足による業務属人化
- ITツールの導入が進まない
- 担当者のスキル差による運用停滞
- 情報共有の仕組みがないことでのミスや混乱
こうした悩みは、地方自治体や地域団体、町おこしのプロジェクトでも日常的に発生しています。つまり、「企業の業務改善」をITで支援してきた私たちだからこそ、町おこしにも貢献できる余地があると確信しています。
■おまかせIT顧問で描く“地域支援の未来”
私たちが描くビジョンはこうです。
たとえば、地元商店街のデジタル化支援。
町内会や商工会の業務効率化。
地域イベントのクラウド管理導入。
自治体の情報共有のためのグループウェア導入サポート。
そして、町全体の“デジタル共助”の仕組み作り。
これらは決して大げさな話ではありません。実際、私たちのクライアント企業の中には「地域での活動」や「地元団体へのIT支援」に関心を持っているところも多く、彼らと連携する形で地域支援へとつなげていく動きも視野に入っています。
■なぜ今、町おこしにIT顧問が必要か?
町おこしの現場には、イベントのように「目に見える派手さ」はありますが、それを裏で支えているのは、日々の業務や仕組み作りです。
- Googleフォームで住民の声を集めたい
- 補助金事務や申請業務を効率化したい
- SNSやWebを活用して情報発信したい
- 高齢の運営メンバーにITを教えたい
そうした「ちょっとした困りごと」を、企業での支援経験をもとに、地域に合わせて展開していく。
それが「おまかせIT顧問でやる町おこし」の核になると考えています。
■まずは、企業の現場から信頼を積み重ねる
現在、私たちは「おまかせIT顧問」の法人向け展開に注力しています。
地道なサポート、現場に即した提案、そして人材育成を通じて、企業のパートナーとして信頼を重ねています。
その中で蓄積した“成功体験”と“IT活用の知見”を、次は地域というフィールドに生かしていきたい。
企業の現場で鍛えた泥臭いIT支援力を、町おこしに。
派手ではなくても、本質的な変化を起こす存在へ。
それが、私たちの次の挑戦です。