弊社はエンジニア主体であるが、そのバックグラウンドは様々だ。理系大学から入社した人もいれば、全く縁のない業界から転向してきた人もいる。今回インタビューした大坂稜さんは、前社で営業職を経験した後にエンジニアとしてEVERRISEに入社した経歴の持ち主だ。なぜ未知の職種に挑戦したのか、その理由や実際の感触を教えてもらった。
―これまでのお仕事について教えてください。
大学卒業後にIT会社で営業として2年程働き、やはり自分もエンジニアをやりたいと思いEVERRISEに転職を決意しました。それから1年半ほど経ちますが、いくつかのプロジェクトを通して非常に濃い経験をさせてもらっていると思います。現在は、ある動画配信の広告プラットフォーム開発にリーダーとして携わっています。
―なぜ営業からエンジニアにキャリアチェンジしようと思ったのですか?
元々PCやWebが好きだったのですが、大学2年の時にITベンチャー主催のフィリピン留学に参加し、そこで「君はビジネスとテクノロジーの両方ができる人材になるべきだ。」と言われとても感銘を受けたんですね。
それで、就活ではエンジニアから始めるべきか、営業から始めるべきか迷いましたが、入りたいと思えるIT企業から営業職としてオファーを頂いたので、営業からキャリアをスタートしたんです。
そうして営業をしていく中で、実際にビジネスとテクノロジーを両立しているエンジニア達に出会い、今から技術を身に着けないとダメだと強く感じました。
―では、なぜEVERRISEを選んだのですか?
転職ありきだった訳ではありません。前の会社でもとても良くしてもらい、通すべき恩義がありました。ですが、エンジニアがしたいという気持ちが大きくなっていたところに、EVERRISEの人達に出会い「この会社に入らなければならない。」と思い、転職を決心しました。
EVERRISEは技術をとても重視しながらも、一方でビジネスマンとしてのビジネス意識をもって仕事に取り組んでいる方々が多く、またベンチャーとして早い段階から責任ある仕事を任されるのもとても魅力に感じました。ここならば自分の実力が必ず磨かれると思いました。
―実際、入ってみてどうでしょう?
ヤバかったですね。というか、今でもヤバいです。いつもギリギリのハードルです。
実際にプログラミングは未経験だったのですが、営業出身で口が立つから、評価が先行してしまい(汗)、「あいつなら出来るだろう。」という空気が最初からありました。もちろんそこに応えたいとも思っていました。ですが、覚えることがあまりに膨大でしたね。システムの全体の流れが分かるまで半年かかりました。
思惑通りではありますが、お客様と直接折衝する役割も非常に速い段階から与えられました。会議で出てくる用語が分からなすぎて、1時間知ったかぶりで終わることも。会議が終わる度に、上司に用語説明をお願いしていました(笑)。
ただ、「任せるからには手助けする、失敗も許容してまたチャンスを与える」というEVERRISEの方針のおかげで、経験1年半でもリーダーを任されるようになるまで成長できました。
―この先どの様なキャリアを考えていますか?
先ずは技術力を完璧にし、その後はより難易度の高い大きなプロジェクトでマネジメントを行いたいと思っています。それを成功させた後は、ITコンサルティングなどの領域に出ていくか、それともプロダクトの企画からグロースまでを担当する様なポジション等が面白そうだなと感じています。まだその時次第ですけどね。
そうして自分の実力を伸ばすと同時にEVERRISEという会社が発展するのを引張ってく立場になりたいと思います。ビジネスが出来るというのはそういう事だと思っています。
―どういう人と働きたい?
EVERRISEは「この先5年が一番面白い会社」だと思います。先ず何より技術力が高い点、それからデジタルマーケティングという領域の選択、これだけでも可能性を感じます。そしてプロダクトが事業の柱に成長し、会社の知名度も上がってきました。
だけどまだベンチャーで組織も人も成熟していない。これから人も組織も相応の成長が求められるフェイズだと思います。その変化を楽しめる人、一緒に取り組んでくれる方と働きたいと思いますね。