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【26卒】新卒のみなさまへ代表からのメッセージ

予防医療が当たり前になる社会へ

私が子供のときは歯の調子が悪くなった際に行く場所が歯医者でした。しかし、現在では虫歯にならないために歯医者へ訪れ、定期健診、フッ素加工や小さい頃からの歯列矯正などのメンテナンスをすることがスタンダードになりつつあり、虫歯になる子供が減っています。実際に、昭和62年6歳だった子どもがむし歯になる確率(乳歯・永久歯)は91%でしたが、平成23年に6歳だったの子どものむし歯率は42%で、この24年間でむし歯率は半数以下に改善されています。

医療機関に対しても同様で、現在の治療のために通う場所としてではなく、いつかは病気にならないために通う場所になると思います。ただ待っているだけであっても、病気を予防する「予防医療」という考え方が当たり前になる社会へいずれ変容するのであれば、その大きな変化を少しでも早く起こす中心的存在にCAPSグループがなりたいと思っています。

CAPSグループの歴史は、挑戦の連続です。

国内で先駆けて365日9時から21時まで開院している小児クリニックのチェーン展開を行っているCAPSグループ。

この新しいビジネスが生まれた背景には、共働き世帯が約7割(68.8%)の日本社会とほとんどが個人経営であるクリニックの営業スタイルがマッチしていないことが関わっています。

個人経営のクリニックでは、同じ医師が何年、何十年と診てくださる安心感がある反面、医師は1人のため会社員と同様に平日の夕方以降や土日祝は閉院しています。そのため、共働き世帯が7割の日本社会ではお子さまを営業時間内にクリニックへ連れていくことが難しい現状があります。

そのため私たちは、地域に根付いている個人医院の利点を生かしつつ、共働き世帯が利用しやすいように標準的な医療を365日朝から夜まで提供できるキャップスクリニックを設立しました。

国内では新しい取り組みだったため、創業当初は厳しいお声を頂くことも多々ありましたが、現在では90万人もの患者さまに選んでいただいているクリニックに成長しました。

厳しいお声の一つに「毎回違う医師にお子さまを診てもらうことが不安」というものがありました。上述の通り、当時は個人経営のクリニックでいつも同じ医師に診てもらうことが当たり前だったことから頂いたご意見でしたが、徐々に保護者さまにもシフト制を用いて複数の医師で勤務しなければ365日の営業は不可能だとご理解いただけるようになりました。

最後に

このようにCAPSグループは、「予防医療」という考え方が当たり前になる社会へ変化させていくために、「当たり前」に流されず、「患者さまや社会にとって何が大切か」を考え、できることに取り組んできました。

新しく仲間になってくださる方には、ぜひ純粋な目で社会や職場を見つめ、自ら考え、仲間たちと自由に意見を交わしながら、仕事を楽しんでほしいと思っています。
中途・新卒に関わらず多様な背景を持つ人たちが集まれば、組織はもっと強くなります。
社会の当たり前を「よりよい当たり前」にする視点を持ち、常識にとらわれない視点で自由に意見し、実践者になってください。


何より社会人のはじまりとなる場所として、 CAPSグループをふるさとのように思ってもらえると嬉しいです。

CAPSグループは皆さまの挑戦をお待ちしております。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープロフィール

CAPS株式会社 代表取締役社長

鶴谷 武親

大学卒業後、セコム株式会社に入社。デジタルハリウッド、アイ・エム・ジェイ、デジタルスケープ、ポリゴンマジック等の創業に参画し、米国教育機関DH Institute of Media Arts CEOを経て、1999年フューチャーインスティテュートを設立。2014年、医療法人社団ナイズの幹部らと共にCAPS株式会社を設立。
他に、NPO法人CANVAS評議員、NeoLab株式会社取締役、ポリゴンマジック株式会社代表取締役、ジープラ株式会社代表取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授、K.I.T.虎ノ門大学院客員教授。

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