大学時代にマーケティングを学びながらも、新卒ではあえてその道を選ばなかった佐藤。「事業を理解した上でマーケターになりたい」という確固たる考えのもと、前職では営業や経理・人事として会社の土台を支える経験を積んできた彼が、満を持して選んだのがマーケティング・SNS広告を手がけるBetsです。
入社後は動画チームの一員として大手のスキンケアやヘルスケア商材の広告制作を担いながら、ビジネスの現場で培った視点を武器に試行錯誤を重ねています。遠回りに見えたキャリアに込めた想いと、働く中で感じたBetsのリアルな魅力——詳しく伺いました。
「事業理解のあるマーケターになりたい」。戦略的な遠回りと、直感的な出会い。Betsへの入社を決めるまで
——まずは、これまでのキャリアについて教えてください。
大学ではマーケティングを専攻していて、将来はマーケターになりたいと思っていました。ただ、新卒からいきなりマーケター職に就くことは意図的に選びませんでした。マーケティングって、顧客のことや会社の仕組みへの理解があってこそ精度が上がると思っていて。先にそれを現場で身につけてからマーケターになった方が、解像度が全然違うはずだと考えていたんです。
そこでベンチャー企業に入社し、営業・経理・人事と幅広い経験をしました。2年ほど働く中で、会社全体の仕組みや事業の動きがおおよそ掴めてきた感覚があって。「いよいよ次はマーケターとして挑戦したい」という気持ちが高まり、2025年にBetsへの入社を決めました。
——Betsとはどのように出会ったのですか?
転職エージェントからの紹介です。未経験からマーケターを目指していたので、実務経験なしでも積極的に採用してくれる会社を探していて、その中の一社がBetsでした。
最初に目を引いたのが、Wantedlyに載っていた社名の由来です。「Between the silence(静寂の間にあるもの)」——ブランドが人々の生活に自然と溶け込み、言葉にしなくても伝わる存在でありたいという想いが込められていて。ただのマーケティング会社とは違う哲学を感じて、「ここ、受けてみたいな」と思ったのを覚えています。
——最終的にBetsに入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
まず選考体験が他社と全然違いました。前職で人事を経験していたこともあって採用プロセスには自然と目がいくんですが、BetsではWantedlyでのメッセージングや社員インタビュー記事、特に面接での向き合い方が別格で。そこで会社への信頼感がぐっと上がったのを覚えています。
また、役員の人柄も大きかったです。代表の竪山さん、役員の田口さんとお話しする中で、「この人たちと一緒に働きたい」と率直に思いました。竪山さんはロジカルで、今後の会社の成長方針や自分への期待値を筋道立てて話してくれたり、どんな人と組織を作っていきたいかなどエモーショナルな部分も。田口さんも同じくロジカルな印象でしたが、いわゆる“論破する”ような鋭さではなく、やわらかい言葉で的確なことを伝えてくれる。そのバランスがすごく心地いいなと思いました。
他にも未経験からマーケターへ挑戦できる会社も数社受けていましたが、Betsはいわゆる若手イケイケ会社のノリとは少し違って、成果に対してストイックに向き合う職人集団のような雰囲気があって。そこに本物の成長環境を感じたことが、最終的な決め手になりました。
徹底的なリサーチと試行錯誤の量にこだわる。未経験から"売れる広告"を掴むまでとは。
——入社後はどのような仕事を担当していますか?
本田さんが率いる動画広告チームに所属し、入社してから一貫して動画広告に取り組んでいます。主に扱っているのは、スキンケアやヘルスケア商材で、TikTokやInstagramなどのSNS動画広告を制作しています。
——最初はどのように仕事を覚えていきましたか?
担当案件はターゲットの性別も年齢も自分とは違う。まずはユーザーのインサイトを理解するために、徹底的なリサーチから始めました。
たとえば、口コミサイトや体験談を読み漁り、実際に自分で利用したり、商品が販売されているドラッグストアなどに視察にいったり、社内メンバーに話を聞いたり、ターゲットに近い年齢の知人に「どんな広告を見て買ったのか」をヒアリングしたり。「使えるものは全部使う」というスタンスで、目に入る情報はすべて拾いにいきました。
そうして分析を重ねながら、同時にアウトプットの量も意識的に増やしていきました。数をこなす中で「この訴求が刺さる」「このパターンは反応が悪い」という肌感覚が少しずつ積み上がっていって。ターゲットへの理解とアウトプットの量が噛み合ってきたタイミングで、"売れる理由"が掴めるようになってきた感覚があり、最近は成果も出せるようになってきました。
——入社後、周囲からのサポートはどのように受けていますか?
上司との距離感が近いので、常にフィードバックがもらえる環境です。上長とは定期的に1on1があるだけでなく、座席も近いため細かいフィードバックをその場ですぐにもらえます。
また、動画チームだけでなく、静止画広告チームとも定期的にランチに行く機会があって、異なる視点からのアイデアをもらうこともあります。普段からお互いに近い距離で働いているので、自然と刺激をもらえたり、クリエイティブの幅を広げることにつながっています。
“曖昧な言葉選び”を脱して再現性ある成果へ。言語化力を磨き、チームに還元できる自分になるまで。
——入社から約1年。振り返って、成長できたと感じるポイントはありますか?
入社後しばらくは上手くいかないことの連続でした。作った広告はことごとく当たらず、壁にぶつかることのほうが多かったと思います。
その原因として特に大きな課題だったのが、「言語化力」でした。自分では意識しているつもりでも、いざ説明しようとすると、どこか曖昧で的を射ていない。「何を意図してこの言葉を選んだの?」と問われても、うまく答えられない——そんな日々の繰り返しでした。
そこで、竪山さんや本田さんに言葉選びの考え方を何度も教えてもらい、他メンバーの言葉遣いを細かく分析して、「言語化」に対して徹底して向き合いました。そうやって自分なりの型が見えてきたことで、狙いの意図や仮説をきちんと自分の言葉にできるようになりました。
最近、個人で過去最高益を更新することができましたが、言語化ができるようになると、成果が出たときは「なぜ当たったのか」が説明できる。うまくいかなかったときも「どこを改善すべきか」がすぐに特定できる。このサイクルが自分で回せるようになったことで、成果への実感が一気に変わりました。
——実際に働いてみて感じるBetsの魅力はどこにありますか?
いい意味で、「会社っぽくない」ところですね。部活みたいな雰囲気がありつつも、ただ楽しいだけではなく、「限られた時間をどう有効に使うか」という意識が全員に根付いている。人生の時間は有限だからこそ、今この瞬間を意味あるものにしようというカルチャーが気に入っています。
また、ベンチャーや広告代理店と聞くと、「忙しくて殺伐としている」というイメージを持つ方も多いと思うのですが、そういう雰囲気はありません。忙しい時もありますが、チームの雰囲気がとにかく良いので、楽しみながら仕事に熱中できる点も最大の魅力です。
——とはいえ、一定ハードな環境でも前向きに取り組める理由は何だと思いますか?
お世話になった方に恩返しをしたいという思いが大きい気がしています。
経営陣や上司が、自分のために貴重な時間を使って何度も向き合ってくれる。その有限な時間に対して、成果で返したいという気持ちが強いんです。うまくいかないときには苦しさもありますが、「それでも応えたい」と思えるからこそ頑張れるんですよね。
さらにBetsには「個性を承認する文化」があり、それもモチベーションになっています。
全体定例で、「今週の佐藤めちゃめちゃ良かったです」「佐藤のクリエイティブが好調です」といった形で名前を出してもらえる。そういう声かけが、会議だけでなく日常の中でも自然と行われているので、自分がチームや会社に貢献できているという実感を自然と持てています。
「仕事=お金を稼ぐためのもの」から「仕事=自分を成長させてくれるもの」へ。入社後に変わったキャリア観
——転職前と比べて、仕事に対する価値観やご自身の市場価値の捉え方に変化はありましたか?
以前は「仕事はやらなければいけないもの」という感覚が強かったように思います。お金を稼ぐため、社会的に「ちゃんとした人」と見られるために必要なもの。どうせやるなら、好きなことがいいよね、くらいの温度感でした。
一方で今は仕事に対する捉え方がかなり変わりました。ただ、この変化って一気に起きたわけじゃなくて、転職後の1年間で少しずつ変化していった感じです。徐々に成功体験を積み重ねながら、同じ志を持つ仲間と日々過ごす中で、「仕事って、人間として成長できる手段なんだ」とポジティブに捉えられるようになっていきました。
仕事で成長すれば人間としての幅が広がって、それがプライベートや人生の充実にもつながっていく。そういう実感が積み重なるうちに、仕事に向き合うこと自体が楽しくなってきました。
——今後のキャリアについてはどのように考えていますか?
まずはマーケターとしてしっかり力をつけた上で、できることの幅をもっと広げていきたいです。
正直、前職に2年いましたが、社会人として本当に成長できたと感じるのはBetsに入ってからがほとんどです。それくらい、ここでの経験は濃い。レベルの高いメンバーばかりで、誰と話しても「こんな考え方があるのか」「こんなことができるのか」と気づきがある。本当に誰からでも学べる環境です。
あまりに周囲のレベルが高いと感じるとモチベーションが下がってしまう人もいると思うのですが、僕の場合はむしろ逆で、「同じ人間なんだから、頑張ればできるはず」と思える。メンバーそれぞれが自分にない強みを持っているので、「この要素いいな」と思う部分は余すことなく吸収して、自分の成長スピードをさらに上げていきたいです。
——最後に、どんな人がBetsに向いていると思いますか?
「自分という人間を高めたい」と本気で思っている人にフィットする環境だと思います。
Betsには称賛文化、フィードバック文化、常に挑戦し続けられる環境があるので、本人に意欲さえあれば、どんどん成長できる会社です。私自身、Betsへ入社してから仕事に対しての向き合い方は大きく変わり、人間として成長できている実感があります。
一方で、中途半端な覚悟感だと、かなりのギャップを感じると思います。本気で向き合うことが前提になる環境なので、入社時はそれなりの腹決めをする必要はあると思います。だからこそ、「ちゃんと力をつけたい」と思っている人には、ぜひ来てほしいですね。興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽に話を聞きに来てみてください!