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独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)による「日・ASEANにおけるアジアDX促進事業」の「マレーシア渋滞緩和を目指したサイバージャヤスマートシティバス 実証プロジェクト」採択について その①

アーティサン株式会社 代表取締役 小山 才喜です。
今回のJETROによる「日・ASEANにおけるアジアDX促進事業」(以下、アジアDX事業)の対象国であるマレーシアですが、過去2度ほど(2017年12月と2018年2月)訪れています。

いずれもアジアITビジネス化活性化事業という枠の中で弊社の沖縄支店(現アーティサン沖縄株式会社)を主幹とした東南アジア進出事業の支援のためです。

私、自身の海外渡航については、アメリカ合衆国や中国以外ではミャンマー、ベトナムという東南アジアの国々に仕事で行っていますが、東南アジアは比較的縁がある地域です。

個人的には、日本人と波長の合うベトナムの国風やハノイの中華とフレンチが源流の美味しい料理とベトナム女性の美しさに惹かれていますが、東南アジア各国共に経済発展、人口増加が凄まじく、訪問の度に沸騰というべき熱量に感化されています。

行く度に思うのは、日本にあって東南アジアに足りないものについて、どうしたらいいかを感じ、考えさせられる事でしょうか。

特に弊社事業でもある公共交通系のシステム化においては、日本社会がこれまで歩んできた課題でもある交通渋滞の緩和などを既存のシステムの拡張により緩和出来ないか、既に課題に直面している日本のようにならないように課題を回避出来る仕組みを事前に打てないかなどを考えます。

2017年12月に訪問した際には、マレーシアのIT関連製品見本市で、弊社のバスロケーションシステム『バス予報』(以下、バス予報)の展示をさせていただきました。

その際に現地のIT関連企業であるTK International Sdn.Bhd. 阿部 慎吾社長からマレーシアのシリコンバレーと呼ばれるIT先端都市Cyber Jayaの管轄をおこなっているマレーシア政府の方をご紹介いただいた際にバス予報を紹介したところ、交通渋滞の緩和策に有効ではないかということで、実証実験の実施を中心に大変興味を持っていただき、それ以来、弊社のマレーシアへの進出や実証実験の検討を進めてきました。

ただし、当時は海外市場よりも国内シェアへの注力ということで、なかなか進められない部分はありましたが、バス予報の国内シェアが進み、かつ、今回のアジアDX事業の採択もあり、具体的なマレーシア進出を進める事になった次第です。

その②へ続く

※2020年10月15日にアーティサンオフィシャルブログに投稿された記事です。

投稿者:小山才喜(アーティサン株式会社代表取締役)

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