みなさんこんにちは!アライドアーキテクツ株式会社 採用担当です。
アライドアーキテクツでは、全社的にAI活用を積極推進しています。
その中でも象徴的な取り組みが、開発メンバーが社内向けに開発し、日々アップデートを重ねているChatGPTクローンツール「知恵子」の存在です。
このツール、実はほぼ全社員が日常的に活用しているほど浸透しており、業務効率の向上はもちろん、社員の学びや意思決定のサポートなど、さまざまな面で力を発揮しています!もはや「知恵子なしでは仕事が回らない」——そんな声があがるほど、今ではアライドアーキテクツにとって欠かせない存在に。社員がよりクリエイティブに、より集中して価値を生み出せるよう支えてくれる、頼れる相棒です。
※具体的なAIの活用については別の記事で紹介します。
今回は、開発メンバーが執筆したブログ記事をもとに、開発組織で進めている「AI活用」のリアルな取り組みについて抜粋してご紹介!
「AIって結局、どのくらい現場で使われているの?」
——そんな素朴な疑問に、ちょっとだけリアルな答えをお届けします。
エンジニアが日々使っているツールの紹介から、組織としてどのように導入・検証を進めているか、そして現時点で感じている課題まで。現場のリアルを通じて、アライドアーキテクツでの働き方を、少しでも具体的にイメージしてもらえたら嬉しいです!
目次
◆ 実際に導入しているAIツール
◆ 検証中/導入見送りになったツールたち
◆ 使われ方のリアル
◆ 組織横断でAI活用を支える「Tech会」の存在
◆ 最後に:一緒にAIネイティブな開発組織をつくりませんか?
◆ 実際に導入しているAIツール
現在、AIツールは以下を導入しています。
- GitHub Copilot
- Cursor/Windsurf Editor ※どちらかを選択して利用可(途中で切り替えも可能)
- Devin
- Dify
強制ではなく「自分に合ったものを自分で選ぶ」スタンスを取っているものの、Cursorを利用しているメンバーがほとんどで、開発メンバーの日常にAIがしっかり根付いています。
◆ 検証中/導入見送りになったツールたち
検証フェーズも活発です。検証の結果、導入見送りになったツールもたくさん。
- Claude Code
- Cline
- Augment Code
- Gemini CLI
検証時は、利用コストや効果の比較、導入後の生産性向上まで見据えています。
「ただ導入して終わり」ではなく、継続的に検証→導入→チューニングというサイクルを大事にしています。
※導入を見送った理由が気になる方は、ぜひブログ記事でご覧ください。
◆ 使われ方のリアル
たとえば最も利用者の多いCursorの使用状況を見てみましょう。
- ライセンス保有メンバー:20名(エンジニア以外にPM・デザイナーも含む)
- 1日あたりのリクエスト数は平均200回
開発のメインツールとしてAIを活用しているメンバーも多く、「AIを使って開発する」ことが当たり前になりつつあります。
◆ 組織横断でAI活用を支える「Tech会」の存在
アライドアーキテクツでは、開発技術を牽引する「Tech会」というプロジェクトチームがあります。
これまではプロダクト横断の技術課題解決、コーディング規約の整備、有償ツールの導入・検証、社内へのレポートやナレッジ共有など幅広い活動を行ってきました。
2025年下期からは、AI活用の推進と定着を中心に活動内容をアップデート予定です。
今後は「使える状態」から「使いこなしている状態」へ進化できるよう、ナレッジ共有や継続して生産性を高く維持しつづける仕組みづくりも視野に入れています。
◆ 最後に:一緒にAIネイティブな開発組織をつくりませんか?
アライドアーキテクツの開発組織では、AIを“使えるようにする”から“当たり前に使いこなす”フェーズへと移りつつあります。手探りで進めている部分も多いですが、だからこそ、裁量やチャレンジの余白もたくさんあります。
「自分の手で、組織の開発力を変えていきたい」
そんな思いを持った方と、一緒に働けることを楽しみにしています。
ブログ記事では、組織としての課題にも触れています。興味のある方はぜひご覧ください!