みなさんこんにちは!アライドアーキテクツ株式会社 採用担当です。
当社は、「生活者の声のデータとクリエイティブの力でデジタルコミュニケーションを設計する」というミッションのもと、マーケティングAX支援事業を手がけています。SNS時代の顧客理解を深めるAIデータプラットフォーム『Kaname.ax』や、UGC活用型マーケティング支援『Letro』など、多数のSaaSツールとコンサルティングを融合し、クライアントの事業成長に並走しています。
今回は中国・香港・台湾をメインにインバウンド支援を行っているグローバル統括部の営業マネージャー・眞仁田さんにインタビューしました🎤
海外営業未経験ながら、入社後わずか1年9か月で営業マネージャーに大抜擢✨
どのように知見を深め、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えてきたのか。企業選びや働く環境、苦労とやりがいまでたくさんお話を聞かせていただきました!
Profile
眞仁田 護 │ Mamoru Manita
グローバル統括部 セールスチーム マネージャー
ITベンチャー企業に約5年間勤務。事業責任者としてWebマーケティングや自社サービスの全国展開に携わった。2023年よりアライドアーキテクツ株式会社において中華圏向けマーケティング事業に従事。大手小売業や観光業などを中心に、インバウンドや越境ECに関するプロモーションを総合的に手掛けている。
── グローバル統括部の特徴とミッションを教えてください。
グローバル統括部は、海外に向けた日本企業のマーケティング支援をしています。
インバウンドから越境EC、海外進出など挑戦領域は幅広く、現地市場のトレンドや消費者行動を分析しながら、ブランドの海外プロモーションを伴走型でサポートすることが特徴です。
日本にとって最大の市場となる中華圏において、豊富な実績と独自のネットワークを有しているのがグローバル統括部の最大の強みです。
── 海外営業は未経験とのことですが、入社前はどんなお仕事をしていましたか?
新卒から約5年間、福祉×ITベンチャーで働いていました。1つの事業部を統括しており、事業計画の立案からメンバーのマネジメント、マーケティング、採用など事業全般を幅広く見ていました。約60人の規模の事業部の中で、私は8名のメンバーをマネジメントしていました。
── 海外営業に興味を持ったきっかけは?
福祉は国から割り当てられる予算が着実に増えている分野で、業界的には明るかったのですが、そもそも税金から成り立っている福祉事業の予算が年々増加することに対して、日本経済そのものの将来に漠然とした不安を感じていました。
国内の少子化が加速する中で、日本企業にとっては外貨の獲得、つまり海外進出やインバウンド対策の重要性が増すだろうと思っていましたし、「大きな市場やステージでチャレンジしたい」と考えていました。
── 海外向けの事業をしている企業はたくさんありますが、その中でもアライドアーキテクツを選んだ理由は何だったのでしょうか?
転職活動では、インバウンドや越境EC、海外現地進出支援など、海外に向けた全ての支援領域に興味がありました。アライドアーキテクツは海外向けの支援事業を幅広く手がけているという点に惹かれました。
色々と検討する中で「マーケティング支援の土台があり、上場企業で海外に対しても積極的に展開している会社は珍しい」と思い、ここなら自分のやりたいことや守備範囲をより広く実現できるのではないかと感じました。
他社の役員面接で「アライドアーキテクツも受けています。」と話した時に「あ~アライドさんね!」「いい会社だよね。」とリアクションがあったのも、背中を押してくれました(笑)
── 入社後、最初に任されたお仕事について教えてください。
入社して最初に担当したのは、広告代理店への営業活動でした。新規・既存問わず、自分でリストアップからアポイント取得、打合せ、提案まで行いました。提案書の作成や実際の提案の場面では上司が壁打ちやサポートをしてくれたので、安心して取り組めました。ある程度自分のやり方に任せてもらえる“自由度”があったのも、とてもよかったです。
── 海外営業未経験でも、サポート体制は整っていますか?
海外マーケティングの知識がなくても、いつでも気軽にメンバーに相談できるので、未経験でも安心して働けると思います。経歴や年次に関係なく意見が言えるし、方針の範囲内で自分で考えて動かせてもらえる自由度もあります。「自分のクライアントにこういうサービスが必要そうだ」と思えば自分で動くことも多く、実際に「こういう支援はできないか?」とよく運用メンバーに相談したり、提携先を自分で探して提案したりしています。
── 海外営業未経験から様々な情報をインプットするために、どんな工夫をしていましたか?
やはり一番は、現地の情報に毎日触れることですね。中国SNSは毎日チェックして、現地のトレンドや消費者のリアルな反応を常にインプットするようにしていました。社内の過去事例もすべて確認し、自分で提案できる引き出しを増やしていきました。プライベートでも中国出身の方と交流することで海外の話を“自分ごと化”できるように心がけていました。今の現地の雰囲気を肌で感じたいと思い、弾丸で中国に行ったりもしました(笑)
── 入社して最初にぶつかった壁と、その乗り越え方を教えてください。
最初に悩んだのは、「本当に外国人観光客がこのお店で買ってくれるのか?」「実際どんな商品を欲しがるのか?」など、リアルなイメージを持てず、どんな提案をすべきか迷いがあったことです。
そこで、まずはクライアントのお店や商品が売られている場所に積極的に足を運ぶようにしました。さりげなく現場を観察しながら、観光客らしき方たちがどんな風に過ごして、どんな商品に手を伸ばしているのか、どんなタイミングでスマホを見ているのかを観察することで、クライアントの先にいるお客様をイメージしやすくなりました。「実際に自分の目で見て、考える」という経験を積み重ねることで、今では自信を持ってお客様に寄り添った提案ができるようになりました。
── 現在はどんな業界のクライアントを担当していますか?
インバウンド向けの支援をメインに、商業施設や百貨店、ホテル・旅館、アパレルブランド、ブランド品、お菓子、化粧品メーカーなど、幅広い業界のクライアントを担当させていただいています。マーケティング部や海外事業部の方とお仕事することが多く、7〜8割は日本人の方ですが、海外の方もいらっしゃいます。私は中国語が話せないのですが、基本的には皆さん日本語が堪能なので、これまで大きな問題が発生したことはありません。
でも、話せるに越したことはないので、中国語を勉強中です!
── 国内営業と海外営業の違いとして感じることは何ですか?
国内営業の場合、クライアントもマーケティングに関する知見を一定持っていることが多いと思います。一方で、海外営業の場合、海外市場の動向や海外SNSのトレンドなどの知見がなく、どうすれば良いのか分からず困っている方が多い印象です。
媒体や国ごとのトレンド・文化が全く違うため、提案も一から丁寧に進める必要があります。大変である反面、しっかり積み重ねればクライアントにとって本当に頼りになる存在になれるし、自分の知見がグローバル規模にどんどん増えていくのは大きなやりがいだと感じています。
── 海外営業を経験して、どんなスキルや視野が広がりましたか?
やはり、海外向けSNS施策の知見や経験が圧倒的に広がりました。インバウンドがメインですが、越境ECなども含めて「海外から売上を生み出すには、どんなアプローチが最適か?」クライアントに説明できる引き出しが増えたのは大きいですね。
── 海外営業にチャレンジしたい方や、国内営業からの転身を考えている方へメッセージをお願いします。
コロナが明けてからこの2、3年でインバウンド向けの取組みが本格化した印象なので、未経験者と経験者の差は他のジャンルよりまだ少ないと思います。多様な文化や価値観を楽しめる人、そして「日本の商品やサービスを世界にPRすること」にワクワクできる人なら、きっとすごくやりがいを感じられると思います。既に多くの日本企業が海外へ目を向け、売上拡大を目指していますが、今後その動きは加速すると考えています。海外向けの支援は面白いだけでなく、人材としてのニーズが高まる市場であることも魅力だと思います。私も未経験から今に至るので、もし面談でお会いした際には、何か参考になるお話が少しでもできれば嬉しいです!