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【社員インタビュー】目指すのは「IT教育のリーディングカンパニ ー」。東京ITスクール部長に教育事業の魅力、これからを聞きまし た。

【プロフィール】
三浦祐輔(みうら ゆうすけ)
趣味はアコースティックギターと料理。若い頃には、柏の駅で弾き語りも。
システムシェアード教育事業スタート時、講師第一号を担当。その後開発現場にも携わりながら、11年間IT教育事業部に在籍、現在は東京ITスクール部長を担当。

東京ITスクールとは? ‐私たちのビジョン‐



―IT教育事業の概要を簡単に教えていただけますでしょうか?

東京ITスクールとは、当社が運営する法人向けのIT研修機関です。大手企業様や中小企業様まで、現在では約500社の企業様にご利用いただいています。 新人、ミドルクラス、マネージャークラスなど様々な階層に向けたカリキュラムを開発しご提供させて頂いております。おかげさまで東京の新人Java研修受講者数ではNO.1の実績を誇ります。 東京ITスクールでは「自立型人財」の育成を研修テーマに掲げており、技術 力・社会人力・しっかりとしたスタンス(土台)を持った人材育成を目指しております。エンジニアとしての基礎はもちろんですが、社会人としての軸を作ることがもっとも大切だと考えております。

―東京ITスクールは、どのようにスタートしましたか?

システムシェアードが事業をスタートさせた頃の話ですが、IT教育研修というと大手企業での導入が一般的でした。中小企業では人材教育に大きな予算を割くことが難しくそれを受けられないという現実がありました。同じく中小である当社自身も、社員教育に課題を持っていたという背景もあり、「教育」をひとつの事業として考えることになりました。

もともとこの新人研修は、自社社員の育成を目的に構築したものでした。数社のお取引企業様から「自社の若手社員をシステムシェアードの研修に参加させたい」とのご要望をいただき一般開放いたしました。その後毎年多くの企業様にご利用いただき、気が付けば10,000名以上の卒業生を輩出するまでの教育サービスに成長しました。

―東京ITスクールが目指すビジョンとは?

当研修では受講生に「研修は勉強ではなく、技術を習得する尊い仕事」として捉えてもらっております。自主性を尊重しながら、社会人に対する心構えや、 仕事に対する責任感を養い「技術を習得するというプロジェクト」としていま す。 私たちが掲げるビジョンは、IT教育のリーディングカンパニーとして世界中に最高のIT教育を届けることです。 千葉の松戸から事業をスタートし東京へ進出後、規模も大きくなっていく中で教育事業も進化し今では東京でのシェアトップになるまで成長しました。今も事業スタート時と変わらず、この大きなビジョンの実現に全力を注いでおります。


講師を担当することはスキルアップのための大切なキャリアプラン



―教育事業のカリキュラムと特徴について教えてください。

Java開発プロジェクトを中心としたカリキュラムを提供させて頂いております。毎年業界と開発現場に必要な技術を調査し、研修に反映させています。そこに未来で必要になる最新技術も含めて、タイムリーな内容を提供するよう心がけております。「IT」と「教育」の2つの事業を展開していますので、この仕組みが実現できています。

特徴としては、技術面以外にも「ヒューマニティー」を重要視し、「7つの習慣」に関するカリキュラムを取り入れています。フランクリン・コヴィー社と共同開発し提供させていただいています。「7つの習慣 for ITエンジニア」は当社でしか実施の出来ないオリジナルのカリキュラムになっております。

LP - 7つの習慣 for ITエンジニア | 東京ITスクール
2017年より『「7つの習慣®」for 新人ITエンジニア』がスタートいたしました。 世界で3,000万人のユーザーが実践するフランクリン・コヴィー・ジャパン「7つの習慣®」と、 新人Java研修が融合することにより、さらに濃密な学習機会をご提供できるようになりました。 日本で初めて「7つの習慣®」をIT業界の新人向けに内容をカスタマイズした内容。 IT業界でよくあるケーススタディがふんだんに盛り込まれた内容。 特に新人にとって大事な「自立」に重きをおいた内容。 座学形式ではなく、積極的に発言できる体験型
https://www.3sss.co.jp/tis/7habits/


―受講期間はどのぐらいですか?

新人研修は3ヶ月間実施されます。WEB システム開発は、一つのプロダクトを作ろうとしても一つの技術やプログラミング言語で完結できるものではなく、様々な周辺技術が必要となります。

新人ではなく既存社員様向けの講習に関しては、ニーズによって 、セミナ ー形式で1~2 日の研修もあれば、一週間、月1 回×半年間や各週1回×半年間など様々です。既存社員のエンジニアの皆様は現場に入っていらっしゃいますので、長い期間の受講が難しいです。ゴールの認識合わせを行い、そこに辿り着くためにどんなスケジュールで何をするのかをクライアントと共同で組み立てています。

講師としてのやりがい



―講師になるのは選抜制ですか?

自ら手を挙げてくれる技術者もいますが、基本的には事業部で人選をしています。教育事業にて、講師を務めることは当社エンジニアのキャリアアッププランにおいてもとても重要なポイントです。人を育成するという、とても重要な責任があるのでこのポジションに付くことでエンジニア自身の意識も高まります。

また講師として受講者に教えるということは、自らが現場で培った技術やノウハウなどをアウトプットすることと同じです。ここがすごく重要な要素で、自らの業務やスキルの振り返りのきっかけになるのです。自らが講師になることで、エンジニアとしての成長を実感し、自分に不足しているスキルや経験に気付くきっかけになるのです。

初めて講師として登壇する際はもちろん大変ですが、2回目、3回目と経験を重ねるごとに講師からこんな声を多くもらっています。

「直接お客様にありがとうの声をいただけて嬉しい」、
「自分がやってきたことの集大成が3 ヶ月という短い期間でしっかり成果として反映され、卒業生を見られることはすごく大きな財産になる」と。

SESや開発現場だと、エンドユーザーと直接接する機会がほとんどないのと、 なかなかモノづくりをしているイメージが湧かないというエンジニアもいます。ただ教育事業は違います。

研修を通して、自分たちの学びが他の人のためになることは大きな「やり甲斐」となりエンジニア自身のモチベーション向上にも繋がります。

自分たちが学んだこと、悩んだこと、そしてそれを生の声として伝えること が、これからのIT業界を成長させる原動力になるという実感が得られるのは、 教育事業の醍醐味ですね。

―講師と開発、業務の割合はどのようになりますか?

そうですね、割合で言いますと、現場の割合の方が大きいですね。講師のほとんどは3ヶ月の新人研修(ボリュームゾーン)で登壇いただき、その後はまた現場に戻って技術を磨いて、翌年また戻ってきてもらうというサイクルで行っています。

―三浦さんご自身が講師をされてきて、一番印象に残っているエピソードは何 ですか?

やはりこの教育事業がスタートした、第一回目の研修が何より印象に残っています。

私は、受講生は講師の鏡だと思っています。当時私はまだ講師としてのスキルも未熟だったので、正直いうと気持ちしかなかったですね。受講生の為に出来ることを、精一杯気持ちを込めてやっていました。その結果、つたない教え方だったかもしれませんが受講生との間に信頼関係を築く事が出来、一生教育を続けていきたいと思うような素敵な修了式を迎えることが出来ました。

また、研修中はなかなかスキルを身に着けるのに苦戦していた60歳代の男性の方が、 受講後も独学を続けて、最終的には一年ほどで研修の内容をすべてマスターし、実際にシステム開発・ウェブサイト制作会社に就職できた、と知らせを受けたことです。どんな人でも、しっかりと学習を続けることで身につくという確信を得られたエピソードでした。

活躍できる講師とは?



―どんな講師の方が特に活躍されていますか?

「ブレない軸」、「愛情」、いろんな言葉に置き換えられますが、一番活躍し ている講師は一言で言うと「想い」を持っている方ですね。教育に対しての想い、「自分がこの40人を育てることによって、この後彼らがまたその下を育てていく」という意識を持ったうえで、目の前の人たちに今自分が届けられるものを100%、200%伝えようという情熱を持っている講師がやはり一番活躍して います。いくら高い技術を持っていても、その気持ちがないとなかなか伝わらないものです。

―どんな方にジョインしてほしいですか?

一つは開発が好きな方。もう一つは自分が学んだ技術を人に教えるという意義を、しっかりと掘り下げて考えられる方でしょうか。 「人を育てる」ということは、一人の人間の人生にも関わるような非常に奥深 い仕事ですので、想いを傾ける一つの軸を自ら導き出せる人。その答えに辿り着くためには自分と対話をすることになると思うので、そこを面倒臭がらずに地道にやっていける人かどうかも大事なポイントですね。


深い歴史の上に、今の教育事業があるのですね!これからも活躍を期待してい ます!三浦さん、ありがとうございました!

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