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「リユース業で音楽に携わる魅力」とは?

こんにちは。仙台店査定士の高橋です!

私はオーディオ・楽器・カメラの専門買取事業「ニーゴ・リユース」で買取査定士として働いております。この仕事はお客様から「買い取ってほしい!」といったご連絡を頂き、商品の査定をさせて頂く出張買取がメインの業務になります。

もちろん、メイン商材でオーディオ・楽器を扱っている事もあり、なかには「音楽に携わる仕事がしたい」という理由で働いているスタッフも在籍しております。確かに「楽器屋に行くのが好き」「家電量販店のオーディオコーナーが好き」という人からしたら夢のような空間だと思います(笑)

ただし、中古品を主に売買するリユースの仕事で「音楽に携わる」という事は魅力を感じる点もあれば、入社後にギャップを感じる点も少なからずありました。

今回はオーディオや楽器を売買するリユース業で「音楽に携わる魅力」3点「入社後にギャップを感じた点」について私の主観込みでご紹介させて頂きます。

魅力①趣味で学んだ事が仕事に活きる。

オーディオも楽器も”趣味の領域”です。もしかすると、あなたが好きで時間を費やしてきた”趣味”が仕事に活きるかもしれません。

具体的にどんなところで趣味が活きるかというと「お客様とのコミュニケーション」です。「コミュニケーションで…?」と思うかもしれませんが、お客様との信用関係を築くうえでとても大切な部分だったりします。

お客様のなかには査定中に「音楽の話を楽しみたい」という方も多くいらっしゃいます。全く音楽が好きではない人よりも、好きな趣味のことについて理解してくれるスタッフの方がお客様にご満足頂ける傾向にあるのです。

もし「学生時代にバンドを組んでいた」「DTMを少しやっていた」「自分が生まれる前の世代の楽曲も割と詳しい」「ライブハウスで初めて会った人と何故か仲良くなる事がある」など、音楽という趣味を通じて少しでも理解や知識があるのであれば、それは仕事で役に立ちます。

お客様の「音楽が好き」という気持ちに寄り添うことが出来ればスムーズに商談が進むこともあるのです。

その他にも、特出して〇〇が好きっていうのも仕事に活きる可能性があります。「〇〇店の〇〇さんはベースに詳しいらしいから聞いてみようかな」なんてことも結構あるんですよ。もしかすると、その分野で頼られるスペシャリストになる可能性も十分にありますね。

魅力②オーディオ・楽器に囲まれて仕事が出来る。

当社のメイン商材なので当然のことですがオーディオ・楽器が好きな人からすると夢のような空間だと思います。

社員の中には「自分が買えないような高額なオーディオ・楽器も扱えて楽しい」という人もいます。

査定をしているとネットや雑誌で見たことのあるオーディオや、憧れのアーティストが使っていた楽器なども担当することがあります。それに関してお客様と時間の許す限りお話し出来るのは専門店ならではの面白さです。

「同じ時間仕事するなら楽しみながら仕事がしたい!」という方には向いているかもしれません。また、現段階で全く専門知識が無くても当社は商品の入れ替わりも早いので音楽に関連する機材や楽器にも少しずつ詳しくなっていきます。

私自身も「友達の家の機材を見るのが楽しい」「リサイクルショップに行くと意味もなくオーディオ・楽器コーナーに行っちゃう」ぐらいの興味から入社しましたが特に問題なく働けております(笑)

魅力③仕事を通して音楽好きな人と関われる。

この仕事の魅力の一つに「音楽が好きなお客様に会える」という点があると思います。

出張査定がメインなので、お客様のオーディオ部屋や楽器の練習部屋などに直接お伺いして査定をさせていただくこともあります。

なかには「地下に降りたらライブハウスみたいだった」「倉庫の中に入ったらフルリノベーションされているオーディオルームだった」なんてことも。

また、ライブハウスやジャズ喫茶など普段は客として行くようなところにも査定しに行くことがあるので、仕事中にそういったところで仕事が出来る楽しさもありますね。また、音楽好きと言えば当社にはもちろん「音楽が好きな社員」もたくさんいます。

社員同士で好きな楽曲をオススメしあったり、他店舗に気が合いそうな社員がいれば連絡を取り合うなんてコミュニケーションも多く取られています。なかには店舗を超えてバンドを組む社員もいるぐらいです(笑)

逆に、入社してからギャップを感じた点は?

もちろん、私自身実際に働いてみて「入社する前とのギャップ」は少なからず感じました。その中で特に思うことが「自分の好みの商材に毎日関われるとは限らない」という点です。例えば邦ロックが好きだとしても毎日のように自分好みのギターやドラムに関われるわけではありません。

80年代の古いオーディオを担当するかもしれないですし、全く趣味の範囲外の管楽器を担当することになるかもしれません。これに関してはオーディオ・楽器全般を仕事として扱う上で仕方ないことです。

ただし、自分好みの真ん中どストライクが来た時の感動はまた格別ですね。なかには、お客様と話が盛り上がりすぎて何度もリピートで呼ばれる査定士もいたりします。

また、ビンテージのオーディオ・楽器を扱うことで現行モデルのルーツを知ることができて楽しいというスタッフもいますね。あくまで、趣味ではなく仕事として商材に向き合うことになるので、好きなものも「含まれる」ぐらいの感覚でいた方が良いかもしれません。

「リユース業で音楽に携わる」

私は特に音楽的なスキルを持っている訳ではないので、そもそも仕事で音楽に携わること自体難しいタイプかもしれません。

ただし、オーディオ・楽器を売買するリユース業であれば「音楽を通して人とコミュニケーションを取る事が好き」という部分がとても強みになり、特にスキルや専門知識が無くても戦力として活躍することが出来ました。これはリユース業で音楽に携わる魅力の一つだと思っております。

その他にも、リユース業を通して音楽的に誰かの役に立っているという実感もあります。中古のオーディオや楽器を売り買いする事によって必然的に「誰かの不要なモノ」も「誰かにとって大切なモノ」になり得るのです。

私が買い取ってきたギターが今どこかのライブ会場で使われているかもしれません。そういった魅力もあります。

今回は「リユース業で音楽に携わる魅力」について簡単にご紹介させて頂きました。少しでも何かの参考になれば幸いです。

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