ARスタートアップ、OnePlanetの場所にとらわれない働き方とは?空間コンピューティングの会社ならではのワークスタイルについて社内のエンジニアに聞いてみた。
こんにちは!OnePlanet広報担当です。
OnePlanetはARに特化したスタートアップ企業であり、空間テクノロジーを扱う会社らしく場所に囚われない新しい働き方を日々追求しています。
3DデザイナーやXRエンジニア、PRなどスペシャリストが、東京や大阪、茨城、千葉、石川、広島など日本全国からフルリモートでコミュニケーションし、共に事業創りに取り組んでいます。
今回はそんなOnePlanetの新しいワークスタイルについて、大阪から勤務するXRエンジニアの徳山に話を聴きながら深掘りしてみました。
<この記事に書かれていること>
- インタビュー社員の紹介
- 場所に捉われない働き方の魅力とは?
- フルリモートのOnePlanetでは、どうやってチームワークを育てているのか?
- 最後に
大阪在住。徳山さんはこんなひと
エンジニア歴16年。
現在はOnePlanetのXRエンジニアを勤める傍ら、空間コンピューティングデバイス「Magic Leap」を開発する米国のMagic Leap社から世界に2人のアンバサダーの1人として選任され、空間コンピューティングの啓蒙活動にも従事。
OnePlanetで勤務以前は、大阪でシステム開発会社に勤務。主にエンタープライズ向けのWEBアプリケーション開発に従事していました。OnePlanetには2020年8月に入社し、人生初のフルリモートを開始。前職に引き続き、大阪に住みながら勤務しています。
Magic Leap アンバサダー に就任しました - 知っ徳!納徳! Magic Leap
場所に囚われない働き方の魅力
ーー従来のオフィス勤務とフルリモートの働き方の違いは?
オフィス勤務時と違い、同じ環境で働く人に気を使う必要がないので、たとえば自分の好きな音楽を聞いたりスーツを着なくなったりなど、働くために自分に合った環境を作れるのが一番の魅力ですね。
変な意味ではなく、不要な雑談が無くなるなどのメリットもあるなと感じています。業務の話だけをするドライな会社という意味ではなく、本来必要なコミュニケーションにしっかりと集中できていると感じてます。
ーーいきなりのフルリモート、不安なことはありましたかーー?
最初は不安もありましたが、Slackやテレビ会議などのコミュニケーションツールも整ってきているので、慣れてしまえば何ら問題ないです。今はコミュニケーションへの懸念もありません。
もはやフルリモートが当たり前すぎて、メンバーの誰がどこに住んでるかとか、分かりません(笑)
ーー働く場所の自由は入社動機に影響しましたか?
それだけが決め手ではありませんでしたが、少なからず影響はありました。
やはり先端テクノロジーを扱う会社はどうしても東京に多くなりますが、OnePlanetはARにコミットした会社でありながらフルリモートを前提に社員採用をしています。
オフィスルールに縛られる様なこともなくなりますし、地元の大阪からXR開発にコミットできますので、フルリモートと言われた時には気持ち的にとても嬉しかったです。
ーーチームワークなどの面でデメリットは感じますか?
たしかに直接顔を合わせることで生まれてくるものには欠けてしまうかもしれませんが、OnePlanetでは定期的にオンラインの交流の場があったり、オフラインでも四半期にに1度は集まったり(直近はコロナで実施できず)しているので、自分の働く環境と会社コミュニティのバランスも良いなと感じています。
フルリモートのOnePlanetでは、どうやってチームワークを育てているのか?
ここからは、OnePlanetでチームワークを育てるために取り組んでいるいくつかの事例を紹介します。
空間テクノロジーを扱う会社として先端ツールを活用した様々な取り組みにチャレンジしています。
フルリモートでのコミュニケーションに悩ましさを感じている企業は、注目です!
1.SpacialChatで3Dキックオフ
SpacialChatについて、ご存知でしょうか?
ZOOMのデメリットを打ち消すコミュニケーションが実現できる、オンラインMTGサービスです。
やってみたけど、うまくいっていないという企業もあるのでは?
弊社ではARの会社らしく、社内の3Dデザイナーが作ってくれたオリジナルの3Dオフィスでキックオフを実施して大変うまくいっています。
以下の記事に詳しく書かれているので、ぜひチェックしてみてください!
ARスタートアップ OnePlanetの3Dバーチャルオフィスが設立!? オンラインキックオフ&懇親会を開催しました
2.任意参加の「オンライン交流会」をメンバーが開催
ARや3Dに関する最先端の情報交換をしたい!というメンバー同士の意欲も高く、皆が独自に集まりを催しては情報交換を行うようなカジュアルな場が開催されています。
そういった場で皆のことを知ったりしながら、ARや3Dの知見が溜まっていくこともとても良い時間になっています。
3. Qに一度のオフラインの集まり
会社ではQに一度、オフラインでも集まる場を開催。
直近はコロナで開催できませんでしたが、前回はメンバーでロケーションに紐づくAR体験のテスト検証を行ったり、皆でARグラスの体験会を行ったり、ピザを囲んで次のQの方向性を皆で議論したりしました。
フルリモート、オンラインドリブンではありますが、オフラインで顔を合わせる場も大切にしています。
実際に会ってみると印象が違ったりして、ちょっとドキドキしますw
4.Spacialなど最新ツールを使った環境構築のテスト
VR空間上で現実と変わらないようなオンラインMTGができる海外の最先端VRミーティングツール「Spatial」についての記事を読んでいたメンバーより「やってみたい」という声があがり
その場でSpatialを活用したオンラインミーティングのテスト(という名の遊び)が決定。
SpatialではVRゴーグルとARグラスの両方に対応していたので、互換性があることに期待をしてテストをしましたが、結論としては現時点では難しく、結果的にはスマホとVRゴーグルで実施しました。
空間に自分で書いた付箋を貼ったり、MTG情報(動画・画像)を空間に貼り付けたり、未来的なMTGのテストができました。
サービスのアップデートや、デバイス環境の整備により、こういったツールにもストレスがなくなり、よりリモートが当たり前になるだろうと感じています。
AR開発仲間/AR開発パートナー企業を募集中
OnePlanetでは柔軟な働き方のもと、ARテクノロジーをベースとした新しい体験の開発にコミットした仲間たちが日本全国から集まっています。
まだまだ小さなチームですが、創業メンバーとして一緒に世界へ向けてチャレンジをしてみませんか?
私たちは常に仲間や開発パートナーを募集しているので、少しでもご興味があればお気軽にコンタクトください!