I.C.E. | Interactive Communication Experts
I.C.E. はJapan Digital Creative のプレゼンス向上を目指します。
https://i-c-e.jp/
こんにちはワンパクPM/PR担当の山地です。
ワンパクでは、一般社団法人 Interactive Communication Experts(略称 I.C.E.)と公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構(略称 DMI)という2つの団体に加盟しています。
業界団体での活動を通じて他社の方々と連携しながらさまざまな取り組みに参加することは、業界全体の成長に貢献できる重要な機会だと考えています。同時に、社外との交流はスタッフにとっても他社の知見や最新トレンドに触れられる貴重な学びの場となり、視野を広げるきっかけにもなっています。
今回は、I.C.E.とDMIの活動や、参加することで得られる効果についてご紹介します!
I.C.E.は「各社が切磋琢磨しつつも、協力関係を築き、デジタルクリエイティブ業界の発展に貢献する」ことを運営理念として活動する、⼀般社団法⼈です。プロダクションやエージェンシーをはじめとしたデジタル系クリエイティブに携わる24社が加盟し、「デジタルクリエイティブ業界の今を見すえ、魅力的な未来をつくる」というビジョンのもと、加盟各社は委員会活動を通じてナレッジシェアや調査、イベントなどをおこない、業界全体の成長を促すための、さまざまな取り組みをおこなっています。
ワンパクはI.C.E.立ち上げ時から理事メンバーとして活動しており、現在の団体の理事長はワンパク代表の阿部が務めています。「マネジメント委員会」「ビジネス委員会」「クリエイティブ人材育成委員会」の3つの委員会にスタッフが参加し、業界をより良くするための活動に携わっています。
マネジメント委員会では、業界で働く方々の環境をより良くするためにさまざまな活動を実施しています。マネジメントに関する課題共有、経営層・現場への実態調査、各社の制度や取り組みを共有するワークショップなどを定期的に開催。さらに、若手クリエイターへのアンケートを基にしたキャリアプランのセミナーなども実施しています。
▷ I.C.E.セミナー 若手クリエイター必見!隣の芝生は本当に青いのか?『クリエイティブカンパニーの若手が描くキャリアプランとは?』を開催しました!
ビジネス委員会では、業界のビジネスに関する基盤や制作に関するルールなどを整備する活動に取り組んでいます。デジタルコンテンツ制作に関わる全ての発注者や制作者にとっての共通認識、業界のスタンダードとなる「制作スタンダードドキュメント」の作成や、業務委託契約書作成の参考となるよう、各項目に対する条項サンプルを掲載する「業務委託契約制作ガイドライン」などを作成しています。
▷ 作業範囲記述書
クリエイティブ人材育成委員会では、人材育成の促進を目的に活動しています。業界の最新トピックを扱うトークセッションや人材育成に関するセミナーを実施。他社のノウハウや視点に触れることで、日々の業務やスキルアップにつながる情報を発信しています。
▷ I.C.E. Meet & Greet 4th(ラナユナイテッド / 東北新社)を開催しました!
▷ I.C.E.外部講師会「“わかりやすさをデザインする” - インフォメーションアーキテクトの仕事とは」(講師:株式会社ツルカメ 森田雄氏)を開催しました!
I.C.E.の委員会活動に参加しているワンパクスタッフは、各委員会が開催しているディスカッションやワークショップを通じて意見を交わしながら、業界課題の解決や新たな取り組みに向けたアイデアを模索しています。
また、イベント開催時は企画段階から関わり、テーマ選定やコンテンツの検討に参加。さらに、当日の運営や登壇にも携わりながら、それぞれが持つ知見や経験を共有することで、業界全体の発展に寄与できればと考え活動に参加しています。
DMIは、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(通称:JAA)の下部組織であり、業界の枠を超えてウェブ広告・デジタルマーケティングに取り組む全てのプレイヤーによる研究活動をおこなう場として、さまざまな課題について、広告主とパートナー企業・関連団体が共通の場で研究活動をおこなうことにより、デジタルマーケティングの健全な発展を促進することを目的としています。
DMIの主な活動は、幹事会で承認された幹事を中心に自主的に運営される委員会を軸に進められています。各委員会内ではその時々の課題やプロジェクトごとにワーキンググループが立ち上がり、調査や研究成果を具体的な形にまとめる取り組みがおこなわれています。
ワンパクは、「コーポレートブランド委員会」「コミュニケーションプランニング委員会」「Westデジタルマーケティング委員会」の3つの委員会に参加し活動しています。
これらの委員会では、広告やデジタルマーケティング、ブランディングに関する加盟各社の取り組みや課題の共有、課題解決に向けたディスカッションやセミナーが活発におこなわれており、参加者は他社の事例やノウハウを学ぶことで実践的な知識や新たな視点を得られる貴重な機会となっています。
ワンパクは制作会社ならではの視点を活かして意見や提案をおこなったり、I.C.E.のビジネス委員会で作成したツールを活用したセミナーをDMIの委員会と共に実施するなど、広告やマーケティング業界への貢献にも積極的に取り組んでいます。
またこの様な団体の活動に参加することは、業界を俯瞰した視野を持つきっかけとなり、参加するスタッフの学びや気づきへと繋がることが多くあります。
このような団体で社外の方と共に活動できることは、業界の動向やトレンドをキャッチアップする良い機会です。また、他社の成功事例や失敗からの学びなど、実践的で鮮度の高い情報を得ることも可能です。また各社が導入している新しい技術やサービスなどの情報も知ることができ、それがきっかけでワンパクで導入したサービスなどもあります。
各種団体の活動において、異なる業態の企業担当者やブランド側の担当者の方々と親密にお話する機会もあり、業務上だけでは得られないトピックについて議論できることがあります。これは色々な立場の視点や考え方を知ることにつながり、日々の業務を見直すきっかけや、業務に取り組む姿勢にも大きな影響があると考えています。
社内だけでは気づくことが難しいことも、業界内のさまざまな人々との活動を通じて、色々な立場の視点や考え方を知ることにつながり、日々の業務を見直すきっかけや、業務に取り組む姿勢にも大きな影響があります。また他社のカルチャーを知り、業界全体の視点を持つことにより、自分のキャリアプランやあるべき姿勢を見直すきっかけとなりモチベーションの向上へとつながります。
実際に、I.C.E.やDMI主催のイベントに参加したスタッフからは「他社の事例を知ることで視野が広がった」「自分たちの仕事にも新しいアイデアを取り入れられた」といった声をよく聞きます。
今後も業界全体の発展に少しでも貢献できるよう、引き続きI.C.E.やDMIの活動に参加し、社外とのつながりを大切にしながら、得られた知識や知恵、アイデアを活かして自身とワンパクの成長につなげていきたいと思います!