花粉症対策 ― 台所からはじめる養生法
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花粉症対策 ― 台所からはじめる養生法
By 田中鉄也 オンド.com
花粉症は「体質づくり」で軽くできる
春になると多くの方を悩ませる花粉症。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…外に出るのがつらい日もありますよね。
東洋医学では、花粉症は「体のバリア(肺・脾・腎)」が弱まることで、外からの花粉に過敏に反応していると考えられています。
つまり、毎日の食事で免疫のバランスを整えることが、症状を和らげる近道なのです。
花粉症対策の食養生ポイント
- 腸を元気に
免疫の7割は腸にあります。納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品で腸を整えましょう。 - 粘膜をうるおす
乾燥は症状を悪化させます。れんこん・大根・梨など、白い食材が鼻や喉を守ります。 - 炎症を抑える
サバ・いわしなどの青魚に含まれるEPAやDHAは炎症をしずめる働きがあります。
おすすめの食材
- 発酵食品:納豆、味噌、ヨーグルト
- 白い食材:れんこん、大根、梨
- 海藻類:わかめ、昆布、ひじき
- 青魚:サバ、いわし、さんま
- 緑黄色野菜:ブロッコリー、小松菜、にんじん
今日からできる工夫
- 朝はヨーグルト+はちみつで腸と喉のケア
- 昼にれんこんのきんぴらで鼻スッキリ
- 夜はサバの味噌煮+わかめの味噌汁で炎症と腸内環境を同時ケア
まとめ
花粉症対策は、薬だけに頼るのではなく 「台所からできる体質改善」 が大切です。
- 腸を整える
- 粘膜を守る
- 炎症を抑える
この3つを意識することで、春をもっと軽やかに過ごせるはずです。
「食べ物は薬である」
今日の一皿が、あなたの花粉症をやわらげる一歩になります。