沖縄長寿の知恵 ─ 食材で元気!【まとめ】
沖縄長寿の知恵 ─ 食材で元気!【まとめ】
ハイサイ、東嶋尚弥やいびーん。
7回にわたり「沖縄長寿の知恵」をテーマに、島の食材を紹介してきました。
どの食材も、ただ健康に良いというだけでなく、暮らしや文化に深く結びついています。
ここで全7回を振り返ってみましょう。
連載一覧
第1回:ゴーヤー ─ 夏を乗り切る苦みの力
→ ビタミンCと苦み成分モモルデシンで、胃腸を元気に。ゴーヤーチャンプルーやおばぁ直伝の下ごしらえを紹介。
第2回:島豆腐 ─ たんぱく質で体を支える
→ 本土の豆腐との違い、豆腐ようやゆし豆腐のお話。「朝から豆腐」が沖縄流の健康習慣。
第3回:昆布 ─ ミネラルで血管も元気
→ 沖縄が昆布消費量No.1の理由と、クーブイリチー(昆布炒め煮)の紹介。「だしだけじゃない」食べ方提案。
第4回:紅芋 ─ 紫色に秘められた長寿の力
→ ポリフェノールの働きと、戦後を支えた歴史。紅芋天ぷらや人気のお菓子も登場。
第5回:シークヮーサー ─ 爽やかな健康果実
→ ノビレチンで生活習慣病予防。調味料としての使い方や「おばぁの畑の1本」の暮らしの風景。
第6回:モズク ─ 海のフコイダンパワー
→ 沖縄近海の特産。定番「もずく酢」と夏バテ防止の知恵。味噌汁や天ぷらにも。
第7回:イラブー ─ 古来のスタミナ食
→ 薬膳的な効能と守礼門近くのイラブー汁。ハレの日に食べる特別な料理としての位置づけ。
最後に
沖縄の長寿は、特別な薬ではなく、日々の暮らしの中にある食材と、その食べ方に根ざしています。
「命薬(ぬちぐすい)」としての食を、これからも大切にしていきたいですね。
この連載が、みなさんの食卓に少しでも健康と笑顔を届けられたら嬉しいです。
イッペー ニフェーデービル!