作業療法士として22年働いた私が、ITとデザインの世界に挑戦した理由
はじめまして。蒔元雄大です。
22年間、作業療法士として医療・介護の現場に立ち続けてきました。
職業訓練校でWebデザイン・デジタルマーケティング・ITスキルを学び、
現在は、在宅で働けるキャリアへの転換に挑戦しています。
厳しい状況に直面したとき、私は立ち止まるよりも、
「じゃあ今の自分に何ができるのか」を考え、小さくても前に進む選択をしてきました。
このストーリーでは、
「なぜ全く違う分野に挑戦しているのか」
「どんな想いで学んでいるのか」
をお話しします。
目次
1. 作業療法士として22年間働いた日々
2. 家族の事情と、働き方を見直す決断
3.学び直しの第一歩(各種セミナーへの参加)
4. 職業訓練校での学び(Web・マーケ・IT)
5. 未経験からでも、一歩ずつ積み上げてきたこと
6. これから目指している働き方
1. 作業療法士として22年間働いた日々
専門学校卒業後、介護老人保健施設にて作業療法士として勤務。
入所・通所・在宅復帰支援に携わり、副科長として委員会運営、勉強会企画、地域活動などにも関わってきました。
利用者さん一人ひとりと向き合う仕事は大きなやりがいがありましたが、年数を重ねるにつれ、体力的・時間的な限界も感じるようになっていきました。
2. 家族の事情と、働き方を見直す決断
双子の子どもに障がいがあり、通院や送迎が日常的に必要な生活。
「このままの働き方では、家族も自分の人生も守れない」
そう感じ、長年続けてきた医療職を離れる決断をしました。
不安は大きかったですが、現実から目を背けず、
“今の自分にできる選択”を考え続けた結果でした。
3.学び直しの第一歩(各種セミナーへの参加)
退職後すぐに進む道が明確だったわけではありません。
まずは「在宅でも活かせるスキル」を模索する中で、
アウトソーシング企業主催の Excel・Word・PowerPoint セミナーに参加し、
実務に直結する資料作成やデータ整理の基礎を学びました。
また、商工会議所の創業セミナーにも参加し、
事業計画書の作成にも取り組みました。
単に講義を受けるだけでなく、実際に計画書を作成し、専門家から添削・アドバイスを受ける中で、
・数字の裏付けの重要性
・収支構造の考え方
・「想い」と「現実」をどう結びつけるか
を具体的に学びました。
この経験を通して、
“理想だけでなく、仕組みを作らなければ働き方は変わらない”
と実感し、その後の職業訓練校での学びへとつながっています。
4. 職業訓練校での学び(Web・マーケ・IT)
職業訓練校では、以下の内容を体系的に学びました。
・Webデザイン(Figma / Photoshop / Illustrator)
・STUDIOによるノーコードWeb制作(レスポンシブ対応)
・HTML / CSS によるファーストビュー再現課題(デザインを元にコーディング)
・デジタルマーケティング基礎
・3C分析 / 4P / SWOT分析
修了後は、現役講師の指導のもと、課題ベースの環境で実践的なIT学習を継続。
・Googleアナリティクス(GA4)
・Looker Studioによるデータ可視化
・Salesforce(基本操作)
・PHP(基礎構文・フォーム処理)
・SQL(データ抽出・集計)
・GAS(Googleカレンダー連携、Gmail通知の自動化)
などに取り組みました。
これらはまだ発展途上ですが、
「課題を分析し、構造を理解し、改善する」という姿勢は、前職で培った強みそのものだと感じています。
5. 未経験からでも、一歩ずつ積み上げてきたこと
正直、最初は専門用語すら分かりませんでした。
それでも
・調べる
・手を動かす
・振り返る
この繰り返しで、
「できなかったことが、少しずつできるようになる」
その感覚を積み重ねてきました。
22年間の医療現場で身についた
継続力・内省力・調整力は、今の学びにも確実に活きています。
6. これから目指している働き方
目指しているのは、
・在宅中心で働けるスキルを身につけること
・デザインとITを軸に複数の収入源を持つこと
・家族との時間を大切にしながら働くこと
これまでの医療現場で培った「相手の背景を理解する力」と、
新たに学んでいるデザイン・ITスキルを掛け合わせ、
“人の想いを形にできる仕事”をしていきたいと考えています。
まだ学びの途中ではありますが、一つひとつの仕事に丁寧に向き合いながら、信頼を積み重ねていける存在になりたいと思っています。