【経営者history】元パティシエ 佐田敏樹(ソレイユ・ヴィジョネア株式会社 代表)の起業のきっかけ
こんにちは。佐田敏樹です。
本記事は、私の活動に興味を持っていただいたインタビュアーの方と対談した内容です。
インタビュアーの方に許可をいただき、記事を掲載しています。
私自身のことや仕事に対する想いなどを深く話す機会はなかなかないので、この機会に知っていただければ幸いです。
2025年2月26日に放送されました、東京MX『HISTORY』での貴島明日香さんとの対談と重複する内容もあるかと思いますがご了承ください。
ー本日はお時間をいただきありがとうございます。
まず初めに、簡単に経歴をお伺いできればと思います。
私は、山梨県出身で6人家族の家庭で育ちました。
祖父は元建築士、祖母は元銀行員、父は作業療法士、母は看護師、年子で調理師となった兄がいます。
高校卒業後はパティシエを目指すため上京し専門学校へ通いました。
その後、dip(バイトル)・KDDI・アスクル・リクルートで営業経験を経て、法人2社を経営し、現在はアートバー、ギフトショップ、出張シェフ、美容、創業支援・キャリア支援と多岐に渡って事業を展開しております。
ー起業を志したのはいつですか?また、きっかけを教えて下さい。
社会に出て2年目、年齢でいうと22歳の時です。
人の縁を広げようと行動をしている際に出会った方に「将来ケーキ屋を出店するのであれば、今のパティシエとしての技術や資本力、ブランド力で出せるお店を出店するのか、それとも自身が描いている理想のケーキ屋を出店するのか」と言われたのがきっかけでした。
ー起業にあたってまず何をされましたか?
目的目標を決めました。
まず、目標を「欲しいもの」「やりたいこと」「なりたい状態」に分け、それぞれ20個以上書き出しをし、人生の目的=タイトルを決めました。
自分がどんな人生にしたいのか?を考え、抽象的ですが【人生を謳歌して楽しい人生にしたい】が私の人生の目的となり、その人生をやる!と決意をしました。
そんな自分の目的目標を達成するには経営者になるしかない!と、明確な目標を立てました。
また、影響を受ける人を決め、経営者になるためにどうにか力になって欲しいと頼み込みました。その人には、再現性を持って真似できる人から学ぶことの大事さを伝えて頂きました。
才能を持たれている方はその才能を是非活かして頂きたいと思いますが、私が経営者として歩むにあたって、誰でも努力できること、努力で成果を作れるフィールドであること、真似ができることという条件が揃っていたことも大変有り難かったです。
ー起業に向けて大事にしてきたことは何ですか?
コミュニティをつくることです。色んな人とのご縁を大切にしてきました。
ーそのために、具体的にやってきたことは何ですか?
会社の営業以外(名刺交換以外)で、自分の名前のみで、人脈を形成してきました。
呼ばれたイベントには行き、人を見かけで判断せずに繋がりました。
また、自分でイベントを企画しました。チャリティーイベントやスポーツ企画、BBQ企画 などです。
ーイベントを最初に企画されたときに、まず何を意識しましたか?
値段以上のイベントクオリティ、そこに集まっている人の魅力、その方の期待値を超えることです。
ー佐田さんが感じる魅力ある人とは、どういう人ですか?
理屈抜きで一緒にいたくなる人ですね。
いつも自分の目標に燃えて達成をしている人。プレイヤーであり、マネージャーであり、サーバントリーダーシップを発揮している人です。
ー影響を受けた人から得たアドバイスで心に残っている言葉を教えて下さい。
「自分の人生本気じゃなくて何に本気になるの?」
「成功の反対は失敗ではなく、失敗を恐れて何もしないこと」
「自分の理想の人生叶えるためにチャレンジしよう」
です。
ー起業準備中に直面した大きな壁はどのようなものでしたか?
たくさんあったと思いますが、覚えていないです(笑)
障害は乗り越えるとチャンスだったと思うので、すべて良かったことに変わりました。
ー起業準備期間中、日々の時間管理やモチベーション維持はどのように行いましたか?
朝起きる時間を一定にして、栄養管理をし、体調管理をしました。そして、自分の目的や目標と感謝を大事にすることをタスクにしているので、それを朝みなおしてモチベーションをあげています。そもそもスケジュールをいれているから、モチベーションは関係ないかな(笑)
スケジュールにいれて行動をすることで、モチベーションも上がります。
ー感謝をすることはどうやって意識してきましたか?
ありがとうを大事にしましょう!ってタスクが飛んでくるようにしています。
ー自分の強みと弱みをどう活かしてきましたか?
仕事でお世話になっている人に、私の強みを聞きました。
周りからすると優れていると言っていただいたこと、その言葉を大事にして自分の強みとして活かしてきました。
ーちなみにどういったことを強みと言っていただきましたか?
自分と周りを巻き込みながら前進していく力、と言っていただきました。
ーこれが、周りを巻き込むことでレバレッジを効かせ、多事業展開し続けている要因の1つになっているのですね。
次のインタビュー記事に続きます。