「注意力」ではなく「仕組み」で、現場のストレスをゼロにする。
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私のキャリアは、海上保安庁、建設現場、住宅資材販売など、全く異なる業界を渡り歩いてきました。しかし、どの現場にも共通する課題がありました。
それは、人間の気合と注意力に依存している非効率なプロセスです。
- 「あれ、この書類どこに保存するんだっけ?」
- 「この注文、電話で確認しないとミスるな…」
- 「このマニュアル、情報が古くてかえって時間がかかる」
こうした人の頑張りや、注意力の限界に負荷をかける仕組みこそが、チームメンバーの疲弊と、社会全体の小さなストレスを生んでいると考えています。
私のモチベーションの源泉は、「売上」や「昇進」ではありません。
それは、私が作った小さな仕掛けや仕組みによって、現場の誰かの肩凝りやタスクが1つ減り、『今日は少し早く帰れそうかな』、という瞬間をチラ見できることです。
私は、単にタスクをこなすのではなく、その組織あるデジタルツール(AIやチャット、Excel)を積極的活用し、それをジワっと広めて、非効率なプロセスそのものを静かに解体し、再構築することにこそ、価値を見出します。
知らない業界、未整備な環境であればあるほどワクワクします。
なぜなら、そこには「人を生きやすくする仕組み」を構築する余地が無限に広がっているからです。
私のこれまでの経験は、一見するととても平べったくも見えます。ただ、それそこがこの「業界を超えた普遍的な仕組み化スキル」を証明しています。