なぜ“人事”という仕事を選び続けているのか
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私が人事の道を歩み始めたきっかけは、30代でのライフステージの変化でした。女性の社会復帰の難しさを痛感し、派遣からリスタート。その後、人事へキャリアチェンジし、在籍したさまざまな企業で多くの方に鍛えられ、助けられてきました。
アパレル、IT、人材派遣、製造業など、多様な職場環境で経験を積む中で、人事とは経営の根幹であり、極めて奥深い仕事だと実感するようになりました。採用ができても定着や人材開発、人事制度のいずれかが欠ければ、組織はうまく機能せず、事業は成長しません。会社は生き物のようなもので、健全に成長させるためには多面的なバランスが必要なのです。
特に中小・ベンチャー企業では、事業部門の比重が大きく、人事専任者がいない、バックオフィス構築が後回しにされる、といった現実を多く見てきました。人材を支える仕組みを強化したくても、経験者を採用するのは難しく、課題は山積みです。
だからこそ私は、人事フリーランスとして「経営と現場をつなぐ橋渡し役」として活動しています。採用から定着、評価制度や組織開発まで一気通貫で支援し、企業が人材面の悩みを解決しながら成長できる環境づくりをお手伝いしたいと考えています。