私が公務員志望を止めて、民間を目指している理由
これは私が書いたnoteから引用したものです。
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絶賛就活中ですが、私実は本格的に就職活動をはじめたのは2020年の2月からなんです。それまでサボってたんか、というとそうではなくて「公務員試験」に向けて勉強していました。それも独学で。
どうしてそこから民間にかわったかの簡単な理由は以前、自己紹介④でかかせいただきました。
今回はそれをさらに深堀っていきたいと思います。
民間、公務員で悩んでいる人の少しでも参考になれば嬉しいです。
大前提として、公務員という仕事に対してリスペクトはものすごくあります。
地方の「働く」への違和感
私が目指していたのは地方公務員でした。県庁か市役所か。周りにそれを目指している旨を伝えると、「すごいねー」「安泰だね」、少し違和感を覚えました。
地方の現状として、公務員か地銀に就職すれば優秀みたいな風潮があります。もちろん他にも素晴らしい企業さんはたくさんあります。ただそこが魅力的に映っていない、そして魅力すら知らない。
教育にも違和感を覚えました。進学校であればあるほど「大学進学するため」の勉強をしています。キャリア教育は少ししかない。それが何を招くかというと、いざ大学に入り就職活動をしようとしてもどうすればいいかわかりません。そして気づいたら公務員試験の勉強をしている、というケースもあると思います。
私は、どれだけの人が主体的に公務員や地銀を目指しているのだろうと疑問を持つようになりました。
もちろん目指すことは素晴らしい、ただやらされての仕事は入ってから苦労するし、そのサービスを受ける相手にも申し訳ないんじゃないかと考えるようになりました。
だからもっと地方に魅力的な企業を増やしたい。
どうすれば魅力的な企業になるかは正直まだわかりません。
ただ本当に自分がやりたいこととして企業が選べる。わざわざ都会に出てこなくても、地方で、地元で。そんな社会ができれば、もっともっと生産性が上がるんじゃないかと思います。
ビジネスで社会課題を解決する
絶対的貧困かというとそういうわけではありません。ただお金には多少苦しんで生活してきました。少しでもお金に困る人を減らすには、やはり経済を回すしかないと思うんです。お金を使うことに抵抗をなくす社会をつくらないといけないんと思うんです。そのために必要なのがビジネスなんです。
民間企業は利益を生み出さないと成り立ちません。それは裏を返せば、自分たち次第で経済を回す仕組みをつくれるということだと思います。そして多く稼げばその分、税金として納めます。与える側にもなれるのです。
ただ単に社会課題を解決するといっても、領域は広いし、その場しのぎにしかならないかもしれません。ビジネスとしてお金が回る仕組みをつくれば、根本的な社会課題の解決につながるのではないでしょうか。甘い考えながらそう思っています。
先が見えすぎる不安
公務員、特に地方公務員というのはほぼ安泰です。3年程で部署移動はあるかもしれませんが、まずクビにされることはありません。よっぽどのことがない限り給料は安定してもらえますし、年金ももらえます。
ただいくら頑張っても給料が決まっているという側面があります。それと退職まで1ヵ所で働くのかと考えたら、恐ろしくなりました。
私は常に高い目標を掲げて、それにアプローチしていくことをモットーに生活しています。そしてその結果、どういう未来が待っているか、それも楽しみにして生きてます。
ここまで本当にいろんなことがありました。ただどの経験も私にとっては貴重なもので1つの辛さや1つの喜びが欠けていたら、今の私はまた違ったものになっていたと思います。先の見えない不安ってあると思うんですけど、自分次第で変わってくるって考えたらワクワクしてきます。
そう考えたときに、相対的に見ると公務員の方は先が見えすぎてしまっているな、と。多少頑張らなくても人生最後までいっちゃうんじゃないかと思ってしまう自分がいました。だからファーストキャリアとしては違うんじゃないかな、という結論になりました。