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楽天からPOLへ。3年越しの転職の末、1ヶ月で全社員と1on1して見えてきたこと。

こんにちは。株式会社POLの山永です。

どんなメッセージになるのかもわかりませんが、
大手(メガベンチャー)から転職を考えている人だったり、
今、キャリアに悩んでる人とか、どうしようっかなーって考えてる人とか、
そんな人に読んでもらうことになるのかなと思いながら書きたいと思います。

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2016年11月28日。
POL代表の加茂くんと初めて会った日のことです。

「今東大の研究室と所属学生のデータベースを作っていまして、今後企業様に採用目的及び共同研究相手探しの目的で公開し、他大にも拡大しようと考えているのですが、それに先立って人事目線でお話を聞かせていただきたいという次第です。

こうして、まだ理系学生採用支援サービス「LabBase(ラボベース)」が産声をあげる前、正確には法人事前登録が始まる12月より前に、楽天の人事として彼に出会いました。

端正な顔立ちで、確りと目を見て話す、サービスへの自信が感じられました。当時の僕は1年目、右も左もわからない中で、なんと言ったかも覚えてないくらい、拙い返ししかできなかったんだろうな。

まさか、三年後には一緒に働いてるなんて、思いもせずに。

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2016年4月1日。
僕は楽天株式会社に入社をしました。心躍る気分で。晴れやかに。
内定者の頃から、自他ともに認める、楽天オタクのような人間で、今でも変わらず楽天という会社が大好きです。

今振り返ると、何度も壁にぶち当たりました。

プレゼンが得意だと天狗になっていた自分に「そのプレゼン、本当に何いってるかわからない」と真顔で言い放つけど、愛が溢れる上司。本当に僕のしている採用トークに自信が持てなくなった。その時に「Current Best Aproachができているならそれでいい」と認めてくれた大先輩。拙いマネジメントで、心に突き刺さる言葉を言い放ってしまって、どれだけ傷つけてしまったんだろうと反省した日々。

本当にこの環境で仕事ができることが楽しくて、大変だしめちゃくちゃ働いてたけど、全く苦じゃなくて。一瞬で時間が過ぎていきました。

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2019年10月。
”転職”というワードが頭をよぎった。
きっかけは、後輩からの一言。

「Ponくん、次は外資コースかベンチャーコースか、どっちかじゃない?」

その言葉を投げかけられた自分はグサっっていう。なんか、そんなことあるんか?ってくらいグサって。
心の中で考えていた。ものすごい考えていた。

もしかしたら、同じような考えを持っている人もいるんじゃないかと思うのですが「今の環境は好き、ただ、自分のキャリアを考えたらずっとここにはいないかな?」って漠然と考えてる人。「じゃあいつ?」って聞かれると、「うーん、特に不満はないし、まだかな」って人。

そんな時に、自分は、今だ!!!ってなったことで、チャレンジができて、幸運だなと感じてます。「今だ!!!」と思えたことにはある大きな考え方の変化がありました。

「自己成長→社会貢献」から「社会貢献≒自己成長」に。
楽天で働く3年9ヶ月の中で、ガラッと変わった考え方でした。

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学生時代。

・とにかく目立ちたがり屋。
・テストで高得点とって、自慢することが好き。
・仲良しにはわがままこだわり言いまくって振り回す。

そんな学生時代でした。悪いなんて思ったことはなくて、貫いてきました。

元々母子家庭で育った自分には、きっとどこかで、無意識的に、
”内”ではなく”外”につながりを求めていたんだと思います。
でもどこかドライで、自己成長ばかり追い求めていた、そんな学生時代でした。(※母の無償の愛には今になってようやく心から感謝できています)

社会人になって。

・早く成長したい。できることを増やしたい。自分にスキルをつけたい。
・誰よりも早くマネジメントに行きたい

もちろん、貫きました。笑
そこには、自分が成長することの結果として社会に対して価値が出ていること、を信じていたし、それだけのことをやっている自負もありました。

「自己成長→社会貢献」の考え方です。

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楽天人になって。

・社会は、小さな一歩からでも変えられる。というか、一歩踏み出さないと何も変わらない。
・entrepreneurには、誰でもなれる。というか、ならないとあかん。
・社会課題に対して本気でぶつかることってめちゃくちゃアツいな。

毎週、三木谷さんの言葉を浴びる朝会、
日々の仕事に誇りを持って本気で取り組む経営陣、上司や仲間たち、
楽天ソーシャルアクセラレーターの参加運営を通して知った社会起業家の熱量、
そして、世の中には、社会には、たくさんの課題が溢れているなと感じるようになっていきました。
一つの社会課題を解決しても、どんどん出てくるんですよね、社会課題って。

そこで、三木谷さんを初め、社会課題に対して本気でタックルし続けている人たちが、誰よりも好奇心を持ち成長し続けている姿を目の当たりにしました。

「社会貢献≒自己成長」の考え方です。方程式の順番も大事。

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2019年10月。転職活動。

「だからといってすぐに転職って話にはならなくないか?」
「もう少しいてもよかったんじゃないか?」「早くない?」

たくさん言われました。どれもその通りだと思いました。笑

けどそこで、強く感じたことがあります。
楽天はすでに23年の歴史があって、それだけの年月「創ってきた」人たちがいることを。
でも、これからの自分の人生20年使うんだったら、「創る」側になりたい。
これは、どっちがいい、とかではないですよね。想いがどこにのっかるかです。

その時にはもう、ベンチャー転職・スタートアップ立ち上げ参画・起業、くらいの選択肢しかなかったんです。

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2019年11月27日。

内定承諾の旨、加茂くんに伝えました。
本当に、綺麗に3年越し。なんだかびっくりですよね。

とても有難いことに、転職活動において色々な選択肢をいただけました。
たくさんの人に相談して、想いを昇華させていくことができました。
改めて、有難うございます。

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2020年2月1日。

転職活動に向き合い、悩み、考え抜き、POLに入社しました。
そして、入社後1ヶ月で社員全員(現在40名程度)と1on1をしました。

もちろん、会社のこと、社員のことを知ることを目的としていたのですが、
その中で、自分の芯になるものが見えてきました。なぜ、POLを選んだのかも。

▼ライフキャリアとして
・ヒト領域での社会貢献
・家族とは何か。繋がりとは何か。を科学する
▼POLのキャリアとして
・HR SaaSのCS+「全員経営者」の在り方
 →ヒト領域×経営の思考を鍛え抜く
・POLのValueの中の「山登りパートナーであり、家族」
 →家族とは何か。繋がりとは何か。を科学する

POLに入った理由はたくさんありますが、Valueの中にある言葉が大好きなんです。皆さんにも、刺さる言葉、ありませんか?


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まとめ

1)「社会貢献≒自己成長」の考え方
2)これからの自分の人生20年使うんだったら、「創る」側になりたい。
3)全員1on1を通じて、自分のライフキャリアと会社でのキャリアの重なりを言語化できた。

これが、3年越しの転職の末、1ヶ月で全社員と1on1して見えたことです。

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改めまして、山永 PON 航太です。
本気で、未来を加速させていきます。

お時間いただいて有難うございました!

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