僕たちサイドチェストはこれまで、企業向けのWebシステムを中心に開発してきました。
予約管理や会員管理、決済やデータ連携など、事業を支える仕組みを少人数チームで数多く手がけ、安定して長く使えるサービスをつくる力を磨いてきました。
そうした受託開発を続けるなかで、自分たち自身が感じてきたのが「紙のレシートや領収書って、すごく不便だ」ということ。
たとえば、仕事で使った経費の領収書を紙でもらって、仕分けして、経理に提出する──この作業が本当に面倒で、時間も労力も無駄にしていると強く感じました。
そこで僕たちが新たに挑戦しているのが、「紙のレシートをなくすアプリとシステム」 です。
スマホで完結する仕組みをつくることで、紙のやり取りをゼロにし、購買データをそのまま経費精算や家計簿管理に活かせるようにしていきます。利用者にとっても企業にとっても効率的で、さらに環境にも優しい購買体験を実現することができます。
現在は店舗向けシステムとユーザー向けアプリを並行して開発し、決済データをスムーズに連携できる基盤を構築中です。これにより紙のレシートをなくすだけでなく、購買データを活用した新しいサービス──ポイントやクーポンの統合、サステナブル消費の見える化など──へも広げていきます。
受託で培った「確実に動くシステム」をつくる経験をベースに、今は自社事業として未来の購買体験をデザインする挑戦をしています。札幌から始めたこのプロジェクトを、日本全国、そして世界に広げていくのが僕たちの目標です。