会社を立ち上げたのは、正直“なんとなく”だった
株式会社サイドチェストは現在5期目。
もともとはフリーランスとして受託開発をしていた中で、節税などの実務的な理由から法人化した。
創業当初から大きな理念やビジョンを掲げていたわけではなく、技術と信頼で案件を積み重ねてきた会社だ。
「ひとりで全部できる」と思っていた
僕自身、プログラミングがとにかく好きで、設計から実装、納品まで一人で完結させるスタイルに手応えを感じていた。
自分で全てコントロールできるからこそ、クオリティにも責任が持てるし、スピード感も失われない。
長年そのやり方を続けてきたし、実際に問題なくやってこれた。
増えてきた相談に、応えられていない
しかし、ここ数年で状況は変わってきた。
特にモバイルアプリの開発に関する相談が増えているものの、体制が整っていないために断るケースが続いている。
対応できれば価値を提供できるはずの機会を、自ら手放している状況に違和感が募った。
外注を活用すれば解決する部分もある。
ただ、それでは一時的に案件をこなすことはできても、会社としての地力は育たない。
求めているのは単なるアウトプットの数ではなく、「課題解決できるチーム」としての成長だと考えるようになった。
チームで働くことの価値を知った
長く付き合っている外注パートナーとの協業を通じて、チームで開発に取り組む楽しさや有効性をあらためて実感している。
一人で完結するプロジェクトにはない視点や改善が、コミュニケーションの中で自然と生まれてくる。
技術的な幅が広がるだけでなく、思考や提案の質も上がっていく。
個人のスキルだけでは到達できない成果を、チームでなら出せる。
この実感が、「会社としてチームを育てていく」ことに向き合うきっかけになった。
モバイルアプリ開発の立ち上げフェーズを、一緒に担ってくれる人へ
現在、Flutterを使ったモバイルアプリ開発の相談が増えているが、これまでは社内に十分な体制がなく対応を見送ってきた。
今後はこの領域も積極的に取り組み、顧客の課題に対してより広く応えていけるようにしたい。
その第一歩として、モバイル開発を一緒に担ってくれる新しい仲間を募集している。
まだ整っていない部分も多いが、立ち上げ段階だからこそ携われること、提案できる余地も多い。
組織としても個人としても、一緒に成長していける環境を用意している。
技術で価値を届けたい人と、一緒にやっていきたい
技術を通じて価値を届けたい。
目の前の課題に正面から向き合いたい。
そんな想いを共有できる人と、これからのサイドチェストをつくっていきたいと考えている。