札幌が拠点なのは、ただの偶然じゃない
株式会社サイドチェストは、札幌を拠点にしている会社です。
なぜ札幌なのか?答えはとてもシンプルで、「札幌が大好きだから」。
これは単なる地元愛ではなく、実際に暮らし、働き、遊びを楽しむ中で、札幌が持つポテンシャルと快適さを全身で感じてきたからこその選択です。
四季がはっきりしている、という贅沢
東京に住んでいた頃は、気づいたら季節が変わっていたり、暑さや湿気に追われてばかりで、季節を楽しむ余裕なんてなかった。でも札幌では、街全体が季節とともに表情を変えていく。
春は公園や街路樹が一斉に芽吹き、桜やライラックが咲き、夏は大通公園のビアガーデンや近郊の海へドライブ。
秋は郊外の温泉や公園の紅葉が見事で、冬は雪まつりやイルミネーションが街を彩る。
こういう暮らしの中の「季節の節目」が、仕事にもいいリズムを与えてくれるんです。
食べ物がおいしい。それだけで日々が豊かになる
札幌に住んでいると、日常的に食が豊かです。
魚介はもちろん、ラーメン、スープカレー、ジンギスカン…挙げたらキリがない。
しかも、地元産の野菜やお肉も本当にレベルが高い。
「食べるために旅する」人が多い街に、日常的に住めるって贅沢すぎませんか?
ランチで食べたお寿司が本州の高級店クラスだったり、居酒屋の刺身が信じられない鮮度だったり。
仕事終わりの一杯も、札幌ならではの味で楽しめます。
ゴキブリにおびえなくていい日常
これは意外と笑い話じゃなく、本気で大事なポイント。
実は僕が15年前に東京から札幌に戻ってきた理由のひとつが、「ゴキブリに怯えて暮らすのが嫌だったから」なんです。
真夏の蒸し暑い日、換気扇から突然ゴキブリが現れたことがあって、その瞬間に過去にないレベルの恐怖を感じました。
もうあの緊張感と絶望感を二度と味わいたくない…。
その出来事で「やっぱり札幌に帰ろう」と即決しました。
札幌はゴキブリがいないので、夏でも窓を開けて寝られるし、夜中にキッチンへ行っても余計なドキドキはありません。
些細なことに思えるかもしれないけれど、これは精神的な快適さに直結します。
仕事でもプライベートでも、ストレスは少ないほうがいいに決まってます。
夏は涼しい、冬は冬らしい
札幌の夏は本当に快適です。
真夏でも湿度が低く、日陰は爽やか。扇風機で十分な日も多く、冷房のない家も珍しくありません。
暑さで寝苦しい夜がほとんどないのは、東京暮らしを経験した身からすると本当に天国です。
そして冬はしっかり雪が降る。
雪かきは戸建てだとそれなりの重労働ですが、マンション暮らしならほとんどやることはありません。
雪国らしく家の作りも寒さに強く、暖房をガンガン炊きながら半袖短パンでアイスを食べる、なんていうのも珍しくない日常。
ウインタースポーツが好きな人には最高の環境だと思います(僕はやらないけれど)。
四季の中で「夏の涼しさ」と「冬らしさ」がしっかり両立しているのは、札幌の大きな魅力です。
すすきのとウイスキーの楽しみ
夜の街・すすきのは、札幌の顔のひとつ。
観光客が集まる華やかさもあれば、常連しか知らない静かな隠れ家もあります。
その中でも、僕にとって外せないのがウイスキーを楽しめるバーの存在。
札幌には、国内外の銘酒を揃えた名店が多く、マスターとの会話や一杯のためだけに足を運びたくなるお店がいくつもあります。
仕事を頑張った日の締めに、静かなカウンターでお気に入りのウイスキーをゆっくり味わう時間は格別。
新しいボトルや、他ではなかなか出会えない限定品に巡り合えることもあり、それがまた次の活力になるんです。
すすきのは、ただ飲むだけじゃなく、自分の“好き”を深められる街。
僕にとっては、それがウイスキーなんです。
ゴルフ場が近くて安い
これも完全に僕の趣味の話なんだけれど…札幌はゴルフをするには最高の環境です。
市内から車で1時間以内にだいたいのゴルフ場に行けるし、値段も本州に比べてかなり良心的。
ちょっと良いコースでも、ハイシーズンで2万円以内でプレーできることがほとんどです。
さらに、練習環境も充実。
郊外の打ちっぱなしでは250ヤード以上飛ばせる広々とした練習場も多く、しかも1球7〜8円で練習できたりします。
冬でも室内練習場があちこちにあるので、シーズンオフの間も練習には困りません。
「午前中に18ホール回って、午後からデスクワーク」なんて生活も十分可能。
仕事と趣味の両立がしやすいのも、札幌を拠点にしている大きな理由のひとつです。
都会と田舎のいいとこ取り
札幌は政令指定都市でありながら、少し車を走らせれば雄大な自然が広がります。
大通や札幌駅周辺には大きな商業施設や飲食店、病院や文化施設まで何でもそろっていて、日常生活で不便を感じることはほぼありません。
一方で、街から30分も走れば藻岩山や定山渓の温泉街、夏なら海水浴場や釣りスポットもすぐそこ。
例えば、平日はオフィスで打ち合わせをしたあと、そのまま車で郊外の温泉に直行してのんびり過ごす…なんてことも珍しくありません。
冬ならスキーやスノーボードをして、その日のうちに自宅で夕食を取れる距離感。
「都市の便利さ」と「自然の癒やし」がこんなにも近くに共存している街は、日本でもそう多くないはずです。
生活の中で気持ちの切り替えがしやすく、忙しい日々の中でもリフレッシュできる。
これが、札幌で暮らす最大の贅沢だと思います。
札幌に拠点を置く意味
私たちが札幌を拠点にしているのは、「好きだから」だけではありません。
この街の環境は、働き方やチームの関係性にもプラスに作用します。
ストレスが少なく、生活が充実しているからこそ、良い仕事ができる。
そして、都市としての発展性や文化的な魅力が、全国や海外のクライアントに向けた発信力にもつながっています。
これからも、札幌での暮らしと仕事の魅力を、うちの会社からも発信していきたいと思っています。
「働く場所」を選ぶことは、「生き方」を選ぶこと。
その選択肢として、札幌はもっと多くの人に知ってほしい街です。