▼創業42年目:ソフトウェア・サービス企業▼
エアーは創業42年目のソフトウェア・サービス企業です。パーソナル・コンピューターの黎明期に創業した当社は、まだ大型コンピューターが主流だった時代に、UNIX(LinuxのルーツにあたるOS)の上で動作する海外製リレーショナルデータベースの日本語化と販売を手掛け、市場をリードしました。インターネットが解禁されると、いち早く自社開発のメールサーバーをリリースし、採用企業とユーザーを増やしてきました。
▼主力:メールセキュリティ製品/サービス▼
現在「セキュリティ」「データ活用・AI」「受託開発」の三つの分野で事業を展開しています。中でも、自社製品開発としてメールセキュリティ製品・サービスを得意分野としています。
企業活動に欠かせない電子メールは、その利便性とは裏腹に、機密情報の漏えい、不正な取引、プライバシーの侵害、守秘義務の違反など、企業活動に様々な悪影響を与えることもある存在でもあります。そのため、メールのセキュリティを保つ対策を取ることは、大企業はもちろん、中小企業でも常識になりつつあります。そうしたニーズを背景に、私たちのメールセキュリティに対するソリューションは、採用企業数とユーザー数を伸ばし続けています。
ここでは二つの代表的な製品を紹介します。
①メール誤送信防止ツール『WISE Alert』
メールやSNSのメッセージなどを誤って、意図しない相手に送ってしまったことはないでしょうか?そしてそれが、その後の人間関係に影響を与えたような経験はありませんか?
メールの誤送信は一般的に珍しくないことだと思いますが、企業活動におけるメールの誤送信は、機密情報の漏えいやそれに伴う信用の失墜などにつながる、大きなリスクだと認識されています。
私たちが提供する製品『WISE Alert』はそうしたメール誤送信を防止し、メールを安全に利用するために欠かせないソリューションとして、採用会社数 約1,500社、累計ユーザ数 約150万人のお客様にご利用いただいています。お客様の声を取り入れながら改善を続けており、メールだけではなく、ファイルをクラウド経由で安全に受け渡したり、受け取った不審なメールについての注意喚起を行う製品として進化し続けています。
②メールアーカイブ&監査ソリューション『WISE Audit』
『WISE Alert』はメールの誤送信、つまり送信者本人が意図しない操作誤りなどによる情報漏えいなどを防止するのに役立ちますが、一方で、本人が意図的に、重要な情報を外部に漏らしたり、不正に持ち出そうとしたりする行為を防止するのには、あまり有効ではありません。
こうした不正行為に対しては、企業の中の誰かが、社内・社外のメールのやり取りを第三者的に定期的に確認し、不正が行われていないかをチェック・監視する必要があります。こうした第三者によるメールのやりとりの確認を「メール監査」と言います。
『WISE Audit』は、企業の情報セキュリティや監査に責任を持つ部門に対して、企業内外のメールのやり取りの確実な記録と、高度な検索機能を提供し、情報漏えいや不正活動の発見や防止に役立っています。国内メールアーカイブ市場調査で12年連続売上シェアNo.1(※)を誇り、多数の大手・中堅企業に採用いただいています。
※出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2023年度」(2024 年 2 月発刊)より
▼その他の当社のビジネス▼
当社はこれら以外にも、印刷履歴の記録・管理や、クラウドアプリケーションのデータ暗号化など、メール以外のセキュリティに関するソリューションを提供しています。また、セキュリティ分野以外の事業として、海外製ソフトウェアを利用したデータ活用・AIに関する事業、ネットワーク関連に強い受託開発事業、リモートワーク支援サービスなども展開しています。
▼販売パートナー:多数の大手企業様
私たちの製品は、私たち自身がエンドユーザーに直接販売するよりも、大手のシステムインテグレータや代理店を通じて販売される割合が多いのも特徴です。当社は小さな会社ですが、私たちの製品を広めていただける販売パートナーには、私たちの会社規模をはるかに上回る企業が多数あることが、私たちの製品が受け入れられ、信頼されている証と考えています。