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ABOUT
CAS (the Cellular Agriculture Society) は、 食品を細胞培養によってつくり出す「細胞農業」を促進する為に設立された、国際的な非営利団体です。細胞農業とは、動物を飼育するのではなく、生物を構成している細胞をその生物の体外で培養することによって行われる、新しい生産の考え方です。monopo Tokyoは、CASが細胞農業の発展の中枢となるようにウェブサイトをリデザインしました。細胞農業という新しい分野をまだ知らない人々へその魅力を紹介するために、第一印象から興味を惹かれるようなサイトを作り上げました。
世界中の人達に細胞農業についてもっと知ってもらう為に、遊び心があるデザインに。細胞農業に対してポジティブで革新的な印象を残してもらえるよう、様々な要素がスムーズに作用するようデザインしています。メインページは、マウスに合わせてインタラクションする細胞をイメージした演出。また、出来るだけユニークでインパクトのあるアニメーション・トランジションを目指しながら、ユーザーの体験を邪魔をしないように処理を軽くし、デバイスに依存しないスムーズな使いやすさを追及しました。WebGLのセルアニメーションをはじめとして、端末のスペックや閲覧環境によって影響されないように、処理の方法の検討・調整を何度も重ねました。CMSとしてはワードプレスを使用し、運用面においてもシンプルでスムーズな体験を提供できるよう、カスタマイズしています。
このプロジェクトは、アメリカ マイアミのCAS(クライアント)、イギリスのmonopo London(クリエイティブ/アートディレクション+デザイン)、日本のmonopo Tokyo(デジタル開発)の3つの国を越えたコラボレーションによって実現しました。時差という課題を乗り越えて、3つの非常に異なる視点から生まれるウェブサイトを完成させました。