SDGs film fest
途上国支援団体の広報局長として動画制作手法を改革し、国際動画コンクールで3位に入賞した。コロナの影響で縮小傾向にある団体を再興させるため、入賞による認知拡大を通じて新メンバー5人以上の獲得を目標にコンクールへ挑んだ。しかし、従来のように既存メンバーの好みに依存した制作手法では動画の品質が低く、入賞を逃し、新メンバーの獲得も1人に留まっていた。そこで、2点に取り組んだ。1点目は、入賞作品における高評価要因を分析したことだ。400本以上の動画を視聴し、入賞作品の共通点を抽出することで、「印象的シーンの挿入」が鍵であると特定した。2点目は、高評価要因を作品へ反映させるための制作指示である。メンバーに対し、映像構成や編集手法に関する短い動画を制作し、例年との変更点を視覚的に示すことで、行動を促した。結果、高評価要因を反映した高品質な動画を制作でき、100チーム中3位に入賞し、新メンバーも5人迎え入れることができた。この経験から、困難な状況でも粘り強く行動し続けることで道は開けると学んだ。