株式会社JTBコミュニケーションデザイン / コーポレートソリューション部→事業共創部
某金融企業様の内定式
内定式のご相談をいただいた際、クライアントより「従来のような堅苦しい式ではなく、もっとカジュアルな内定式にしたい」という要望をいただきました。 ヒアリングにてその背景を深堀すると、「内定者の辞退率が高い」という潜在的課題があることに気付いたため、下記のような提案を行いました。 ▶内定式の位置づけ ❶入社後の未来や会社自体に希望を持ってもらう“きっかけの場” へ ➋コミュニケーションを促進し、“内定者同士の横のつながりを提供できる時間”へ 具体的な提案内容(コンテンツ)としては… ・社員からの歓迎のメッセージをまとめた動画作成(=❶) ・内定者同士のコミュニケーションコンテンツ ex)自作の社員証で自己紹介、ワールドカフェ(=➋) ・豪華景品が当たる抽選会(=➋) ・自然とコミュニケーションが発生するような島組(向かい合わせの座席)の レイアウト(=➋) 結果、クライアントからも高評価をいただき、内定式とは別で内定者向けイベントの相談をいただくなど、案件の拡大につながりました。 このように、より本質的な価値提供につながるソリューション提案をするため、まずはヒアリングの段階でクライアントの要望だけでなくその背景にある潜在的な課題まで引き出すよう徹底しております。特に「なぜなぜ分析」という手法を使うことで、「なぜ?」を繰り返しながら真の原因(=潜在的課題)をクライアントと一緒に模索するよう意識しておりました。