金属製品製造会社 / プレイングマネージャー(工場長)
マーケティング戦略
STPを意識して、仮説と検証を繰り返すなど工夫し、最終目標に対して市場調査、データの分析、リスクマネジメントを含めた戦略を徹底して取り組むことを意識しております。 以下は実際に行っていた戦略の一例です。 【目標・目的を設定】(狙いの本質) 最終目標は大手メーカーの案件を獲得し売上の向上。 そのための目的としてファーストインパクトになる信頼が欲しかった。 → 最初から大手を狙うと競合との価格競争に巻き込まれると感じた為、大手が安心し評価し易いポイントを準備、構築してから確実に攻めることを意識しました。 【将来的な展望を考えた戦略の打ち手】 市場規模が大きく多業種に使用される製品であること、外注先が細かく分類されており生産設備が少なく品質重視の"老舗メーカー"をターゲティングとする戦略を切り口として推進。 【成果】 老舗メーカーへのアプローチでは一貫生産によるリードタイムの向上、発注コストの削減、在庫管理の人件費削減という自社のメリットを提供できることをプレゼンすることで利益率が高い状態で主力製品の全てを獲得。 → 老舗メーカーでの実績を評価され、大手メーカーから大量生産品の受注を獲得。 → 他メーカーからの受注もあり、年間総売上内の35%を獲得しております。 【結果】 業種ごとに景気の波を考えた市場調査と自社の強みを活かせるアプローチなどを工夫しながら、化学・医療・食品・半導体・公共事業などへの参入を実行し、顧客の多様化を実現しました。 → 各メーカの主力製品に絞って獲得。不況に強い経営基盤のベース構築を行いました。