慶應義塾大学 / 環境情報学部
ヒキワラシのいる庭
この作品は,空想の物語を設定し,その世界に出てくるヒキワラシという不思議な生物と体験者がニンジンを引き合うことによりインタラクション体験をするVR作品である.体験者はヒキワラシの直接の姿を見ることができないが,引き合う時の感覚,声,引き出したときに土の上にあらわれるヒキワラシの足跡により,ヒキワラシがその場にいるのかの様な錯覚を体験することができる.ヒキワラシと引っ張り合い,ニンジンが抜ける感覚は,ソレノイドと往復スライダクランク機構によって達成し,体験者が引っ張る力を計測し,ニンジンが抜けるタイミングを制御する.また,複数のヒキワラシの数や,種類を感じることができる.この作品で体験できる「懐かしい感覚」「ほっとする感覚」「ワクワクする感覚」をより効果的なものにするため,作品の見た目はできるだけ本物に見えるように,土やプランターなどは本物を使用し体験スペース全体が物語の中にあるようにする. アート&テクノロジー東北2014 奨励賞 第21回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト 出展 (プレゼンテーション審査1位通過)