幼少期〜高校
大学に進学するか迷う
私にとって、大学進学は決して当たり前のものではありませんでした。進学校に通っていたので、同級生は頑張って受験していましたが、私は高校2年生くらいの頃から学校よりも外での課外活動に熱を上げていました。 学校をサボって、上の世代の友達とダンスをしたり、舞台に出たり、芸能活動のようなことをしていたのですが、そういった友達はもちろん大学になんか行っていません。 そういった日々がとても楽しかったことや、まわりから「大学に行ったら遊べなくなるんじゃない?」と言われていたこともあって、進学するかどうかはすごく迷いました。 なぜ、結果的にバークレー校に進学することになったかといえば、日本の共通テストのようなものである程度の点数に届けば入れることがわかっていたからです。安直に、とりあえず願書を出して、忘れた頃に合格通知が届いたのを覚えています。 仲間たちとずっと一緒にいたかったけど、サンフランシスコと大学はそこまで遠いわけではなく、週末に通えるだろうと考えていました。 振り返ってみれば、大学に入ったことは人生の大きな転機だったと言えますが、引かれたレールの上を走るのではなく、転がり落ちていったというのに近いかもしれません。