カリフォルニア大学バークレー校
日本美術の先生の言葉を受け、日本語を勉強
日本美術の授業で16世紀の桃山時代に作られた「洛中洛外図屏風」を知ったことで、日本文化への興味が花開いていきました。絵の中に描かれた当時の様子に、ものすごい可能性とパワーを感じたのです。 先生にその話をすると「絵はいつでも見られるから、言葉を覚えなさい」と言ってくれました。言葉を学べば、「洛中洛外図屏風」の霞の下で生きるさまざまな人々の物語を知ることができるから、と。その通りだと感銘を受け、大学1年生の夏から日本語の初級クラスを取り、集中的に日本語を学び始めました。