ドキュメンタリー作品の制作
桜美林大学メディア学・ジャーナリズム専攻塚本壮一教授ゼミにて、ドキュメンタリー作品の制作に取り組んでいました。私は地方政治におけるジェンダー平等というテーマを設定し、今年4月の統一地方選挙での当選を目指す女性を主人公に設定しました。様々な角度からのインタビューや映像収録を行い、ストーリー構成や映像編集に取り組みました。また、ドキュメンタリーに関する文献や社会問題などの資料の講読にも力を入れました。 その中で、私は効果的な映像表現の習得と同時に、企画の立案から取材交渉、撮影、編集、リリースまでの全てのプロセスを自分たちだけで進めることで、メディアが伝えるべきことは何か、人々にコンテンツを届けるにはどうすればよいかを考察するようになりました。この経験は、情報を効果的に伝えるためのコンテンツ制作のプロセスを学ぶ機会となり、私の発信力の向上につながりました。また、当作品は、学内コンテストで入賞するなど、多くの方々から高い評価を得ることができました。この作品を見た他の学生から、「こんな世界があるなんて知らなかった、この作品を見て知ることができてよかった。」「この日本で若い世代が勇気を出して挑戦することへの難しさと希望を同時に感じることができた」という声をもらいました。日本の若年層があまり身近に感じることができず、イメージが湧かない地方政治。この作品の制作活動を通して、誰かの何かを変える、きっかけとなる『映像の力』を感じることができました。 今後は、この経験を生かして、人々にきっかけと選択肢を与えるコンテンツ制作を行うことで、社会的な影響力を持つビジネスパーソンとして活躍したいと考えています。