高校時代
初めて"斜めの関係"に出会ったこどもキャンプ
ボランティアスタッフとして東日本大震災の被災地である福島県気仙沼市の小中学生と共に春夏冬の年3回キャンプを共にしました。子どもたちが自然の中で主体性・自主性を持って活動できるよう、"大人"としてではなく、共に考え、想定外なアイデアも楽しむことを大切にしていました。 「自分で考え、決め、実行すること」が軸にあるこのキャンプは、自身にとって初めて自ら学校の外に出て、主体的に考えることを知った場でした。今まで関わっていた両親・同級生・先生ではない、ボランティアスタッフである大学生から社会人、子どもたちという幅広い層の人々に出会い、視野が大きく開けました。それが出来たのは、そこで出会った”斜めの関係”の人が、幼いからといって子供扱いせず、ただ一人の人間として真摯に向き合う人々であったからと考えており、現在私がそのように人々がありのままでいられる場を築く人になりたいと思う原点の場でした。