株式会社ブルーパドル / 受賞歴
第23回文化庁メディア芸術祭:審査員推薦作品
店自体が踊り出す喫茶店、怪奇現象が起こる部屋、景色を変えられる部屋など、異なる11の客室を揃えた「不思議な宿」が、第23回文化庁メディア芸術祭の審査員推薦作品に選出されました
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株式会社ブルーパドル / 代表・クリエイティブディレクター・プランナー 現在
1982 年生まれ。プランナー/アートディレクター。面白法人カヤックを独立後、2016 年 7 月にブルーパドルを設立し現職。WEB・アプリ・商品やお店などの企画とデザインを行う。最近の興味は、グリーン(気候変動)・マーケティングの学び直し・ボドゲ・サウナ。
お寺やサウナなどまだやったことのないジャンルの新しいかたちのコンテンツをつくりたい。まだ、気候変動などに対して自分ができるアクションを取っていきたいです。
カヤック時代はデジタルがメインでしたが、より幅広く。いろんな商品・お店・イベント・仕組み・デジタルコンテンツ・環境問題や教育などに対して、水平思考的なアプローチで、新しいアイデア「0→0.1」をつくっていくことを目的に、ブルーパドルを設立しました。
ブルーパドルの代表としてメインの仕事をしながら、コンテンツスタジオのチョコレイトにも、プランナーとして参加。たまに、チョコでもお仕事します。チョコでは、若いクリエイター・幅広いジャンルのクリエイターが数多く在籍しています。自分の会社だけでは、鈍ってしまう感覚を、チョコで補うためにジョインしました。
カヤックに入ってから、UI・UX・PR・さまざまなテクノロジーの実験をしました。ジャンプの人気漫画や、貞子の映画の拡張、未来の住まいを考えたり、デジタルコンテンツの領域でおもしろいものをたくさん制作。一方で、カヤックの仕事以外にも、たくさんの作品をつくりまくった時期でした。
ほぼ新卒として、デザイン事務所に入って、ここでたくさんの基礎を学びました。またこの時期に、WEBサイトを自分でつくるようにもなります。
デザイン事務所時代の後半2年は、WEBの仕事をするようになりました。といっても、教えてもらえる人がいないので、独学でHTML、CSSの本を隣に、いきなり仕事で実践。さらに、FlashのAction Scriptで、数学アニメなどの実装をしたりしました。 ここで得たものを、さっそく作品にも、、ということで、ここからWEB作品をつくるようになっていきました。
モノ×体験を生み出す
「これからは屋外広告・インスタレーションみたいな広告が面白い」と、学生時代に考えていて、当時の結論としては、お店などの空間で企画がつくれそうな、セールスプロモーションの会社に入社。(今みたいにテック系の会社はまだなかった) ここでは、ペットボトルのおまけにつくようなプロダクトから、店頭の什器みたいな大きなものまで制作していたため、新人は、いろんな製造工場をまわって見学。非常に、学びになった。しかし、思っていた世界と違い、もっとグラフィックや広告のデザインをそのものを学ぶために、半年で退職。申し訳ございません…
学びと芝居を相互作用させながら活動
大学4年間は、芝居やコントなどをやるチームを立ち上げ、「脚本・演出」をしていました。合計10回の公演を実施。がちの演劇というより、舞台空間をつかって、そこに笑いや、プロジェクションなどを組み合わせたような作品をつくってました。ここで、宣伝のためのグラフィックつくったり、映像つくったり、お客さんをどういう情報の順番で笑わせられるかなどの構成について考えたり、いろんな実験をしました。今でいうインスタレーションのようなものも試したりし、現在の活動にも通じることをしていました。
株式会社ブルーパドル / 受賞歴
店自体が踊り出す喫茶店、怪奇現象が起こる部屋、景色を変えられる部屋など、異なる11の客室を揃えた「不思議な宿」が、第23回文化庁メディア芸術祭の審査員推薦作品に選出されました